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8月に入って新たな動き
6月議会最終日、議長不信任決議が9名という過半数以上の議員により可決されてから2ヶ月が経ちますが、未だ議会の意思を軽視した議会運営が続いています。
監査委員選出を巡り8月に動きがありました。まず、議長から、9人で決めたらコチラは追認するよ、と理解あり気ながら独善的な提案が郵送されてきました。議長としては苦肉の策の提案かも知れませんが、そもそも、不信任を可とした議員がこの提案に乗ると考えるならあまりに9人を軽んじる発想です。(いつものことながら、なぜか写真が縦にならず。また、文字が薄く見にくい状況で申し訳ありません)
そのあまりの独善さに、ついに昨日、会派代表者3名の連名による抗議文が議会運営委員会という公式の場で提出されました。私も全面同意いたします。
そもそも円滑な議会運営のためにある議長職を巡ってこれほどに議会を混乱させる事態は、幸手市議会として前代未聞の出来事であり、辞めない議長に辞める必要はないとのエールもありますが、多くの議員は戸惑いの中、すでに議会を代表する立場を失っている現状を議長に理解していただけるよう苦心しているのです。
改めて。議長不信任決議は、議会内のこと故に、本来なら議会内で収めるべき事柄ですが、副議長のチラシやその他ビラなどで皆さまに一方的な周知のこととなったことから、私も私の責任において、できる限り事の経過と転末の事実を備忘録も含めこのブログでお知らせしています。
♥皆さまには何をやっているのか的内紛、コップの中の嵐と見えるかも知れませんが、多数決という議会の意思を無視し続けるという、自治の基本を脅かす行為は、幸手市議会にとって見過ごすことのできない重大な問題です。
不信任決議の端緒は監査委員選出の不調整でありましたが、しかしそれ以上に大きな要素は独断的な議長の姿勢であり、自治の基本、民主的な議会が脅かされていることの是正です。
監査委員の欠員は重大問題ではありますが、決算監査が終わり議案とともに9月議会に報告書が提出済みの今、監査委員選出に矮小化した提案で解決できる=不信任をなし崩しにできると思われたのなら、的外れと言わざるを得ません。今日、貼付した3枚から見える問題の深さを、皆さまにもご理解いただきたいと思う次第です。