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12月議会一般質問

2023.12.01

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12月議会ではこんな質問をします

お知らせが遅くなりました。12月議会は議長を除き13名が一般質問を提出。私も以下の3点を質問する予定です。受付番号は8番。恐らく12月4日の午後の登壇となるかなと予想しています。

【松田まさよ12月議会一般質問要旨】
1.2期目木村市政の運営方針について
2.幸手市観光協会の法人格取得について
3.幸手市営釣場神扇池指定管理者募集について

1.については、昨日の開会日に木村市長から所信表明があり、公約の実現、市政運営についての考え方が示されました。私がこの項目で確認したいのは、市政の土台となる「人」「財政」「土地利用」と「公共交通」についての方針です。
「人」とは職員のことです。今年度、来年度と部課長級の職員の定年退職者が多数となることが明らかとなっています。今は公務員の定年年齢を10年で65歳に引き上げる過程にあり、2年に1歳ずつ定年年齢が引き上げられます。しかし、役職定年は60歳。その後は主査として職務に就くことになります。この機を若い職員の台頭のチャンスとも捉えられる一方、これまでのキャリアやスキルを無駄に失うことは幸手市にとって大損失。人材をどう活かして行くか。これは市長のテリトリーで、人材の適正配置を間違えば、幸手市政の戦力ダウンは免れません。市長としてどのように人材を活かしていくのか。死活問題として確認しておきたいと思っています。
「財政」については特に、財政健全化指標の管理の考え方について確認したいと思っています。昨日の市長給料減額議案の市長説明では、市長給料の減額が即、財政難を表すものでないことは確認しましたが、これから大きなプロジェクトを動かして行くためには、財政需要の増大が否めません。幸手市は過去に、大型事業を手掛けては、その後緊縮財政を余儀なくされるという財政運営が繰り返されて来ました。幸手市の財政規模ではある程度、シャクトリムシ的財政運営となるのは仕方のない側面もありますが、それにしても、近年の財政運営を見ると、財政健全化指数の中でも公債費比率が極端に低い気がしています。確かに、公債費とは市債発行の後始末ですから少ないに越したことはないのですが、しかし、それに縛られると事業の枠を絞ることにもなる訳です。幸手市の財政を健全に保ちながらどこまでの支出なら耐えられるのか。また、剰余金を積立てて年度を跨いで使う基金の利用も含めて、私たち議会も財政運営の考え方を共有できるか。確認しておきたいと思っています。
「土地利用」については市民の財産活用にも直結するものです。現在、幸手市は埼玉県が定める都市計画に基づいて土地利用を規定しています。人口減少期にありながら住宅政策が流入人口を増加させることは市の施策状況からも明らかな中、市街化区域の拡張(=市街化調整区域の市街化区域編入)と、市街化区域の立地適正化計画による人口密度復活に関する期待があり。相反する期待に対し、どのような方針で土地利用を進めるか。市長の方針・見解を確認したいと思っています。
「公共交通」については現在の運用の見直しを公約とされる中、いつからどのような見直しを想定しているのかを確認します。

2.については、1年前から観光協会の社団法人化が検討の俎上にあるものの、なかなか議論が進んでいないように見受けます。観光協会の事務局を民間に移すことでどんな効果を期待するのか。いつ頃までに実行するのかを問いたいと考えます。

3.については、市営釣場は既に民間事業者による指定管理が行われていますが、来年度から指定管理者が変わります。しかも、これまでは利益から上納金を納めていただく方式だったものが、幸手市から指定管理料を支払って管理を委託する方式に変更されました。これは、釣場が幸手市の資産から負債に変化したことを表しています。釣場は市営と言えども、幸手市として儲けて資産として運用して来たのです。私はこの方式を評価していました。しかし、今後、指定管理料を負担しての経営をいつまで続けるのか。他の手法があるのか。吟味すべき瀬戸際です。今後、どのような経営が可能と考えるのか。利益を復活させる道はあるのかを確認したいと思っています。

♥どのような答弁をいただくとしても対応できるように準備して望みたいと考えています。また、未来志向な答弁に期待したいと思っています。

12月議会開会

2023.12.01

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昨日から12月議会が始まりました

いよいよ今日から12月。後1ヶ月で今年も終わります。早いですね。2023年もいろいろありました。様々な社会変化が現在進行形でうねりのように押し寄せた1年。4月の統一地方選挙、8月の埼玉県知事選挙、10月の幸手市長選など選挙イヤーでもありました。12月議会は市長選挙後初めての議会。開会冒頭、木村市長から所信表明がありました。

木村市長所信表明では、「私は、先の10月1日に執行されました幸手市長選挙において、市民の皆様の ご支援を賜り、第11代幸手市長として、気持ちを新たに市政を担わせていただくことになりました。市長としての職責をしっかり全うし、市民の皆様とお約束した「公約」の実現のため、そして、市民の皆様の明るい明日(あした)のために、今後も、未来志向のまちづくりを全力で進めてまいります」「これからの4年間の取組が、10年後、20年後の幸手市を大きく左右します。 動かなければ変わらない、変わらなければ発展はない。そんな危機感を持ち、そして、市民の皆様から市政を任されているという、より一層の強い責任感・使命感をもって、各施策・事業を確実に進めてまいります」として、これからの4年で実現したい政策が語られました。

また、昨日は、市長公約の市長給料30%減額議案が初日採決となり、賛成多数で可決されました。私は、条例で定められた給料は市民との契約と同義で、市長職の当然の権利であり、減額という公約を積極的に支持するものではありませんが、然りとて、市長自らがご自分の権利を放棄しても表したい"不退転で市政運営に臨む自らの政治姿勢"に一定の理解をしつつ、幾つか質疑をし賛成しました。

これからの4年間の取組が、10年後の幸手市を大きく左右する。動かなければ変わらない。変わらなければ発展はない。との考え方は私も同感です。これから10年の先駆けとなる今からの4年の歩みなく10年後はないとの危機感を共有します。市政がしっかりとした足取りで未来に向かって歩めるよう議会もこれまで以上に役割を果たして行かなければならないと、改めて気持ちを引き締めた次第です。

♥12月議会の日程は以下の通りです。
昨日は普段より多い傍聴者がありました。議長職を巡っての混乱は未だ解決には至っていませんが、議会内部の役職人事で議会活動を空転させるのは誰の本意でもなく。議会は不正常なまま正常に動いています。ご安心ください。皆さまにはこれからも市政にご関心をお寄せくださいますようよろしくお願いいたします。

【12月議会日程】
11月30日 開会
12月1日、4日、5日 市政に対する一般質問
12月6日 議案に対する質疑
12月12日 総務常任委員会
12月13日 文教厚生常任委員会
12月14日 建設経済常任委員会
12月15日 第6次総合振興計画後期経過審査特別委員会
12月21日 採決、閉会
※15日の特別委員会は昨日、予定に追加されました