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東京大空襲から80年 

2025.03.10
戦争から学ぶ メディアとの向き合い

今は平和に暮らす私たち日本。しかし、過去においては日本全土を焦土と化す大変な戦争の歴史がありました。そして、今日は最大級の無差別大空襲「東京大空襲」から80年目の3月10日です。

私は以前、戦争体験者のお話しを子どもたちに語っていただく活動を香日向小学校、長倉小学校を対象に行って来ました。その活動の中で、オーラルヒストリーという手法で複数の戦争体験者の体験を記録させていただきました。私の両親の京都の片田舎での体験をはじめ、横浜空襲、青森空襲、東京大空襲の体験もありました。また、予科練や疎開先での出来事、終戦後の満州引き上げの体験など。幸手市も戦後間もない時期に「語りべ」という記録の中に体験談を残しています。戦後80年を迎える今日、多くの体験者はすでに亡く、戦争を語れる人は少なくなっています。

東京大空襲については東京都の資料センターが記録を残しています。リンクしておきますのでぜひ、ご覧ください。
https://tokyo-sensai.net/

♥しかし、私たち戦後世代が先の戦争から一番学ばなければならないことは恐らく「情報」との向き合い方ではないでしょうか。当時の戦争前夜の空気を作る一翼を担ったのが大新聞です。当時同様、今でも私たちはメディアが発信する印象操作やバイヤスのかかった情報に晒され続けています。以下は朝日新聞がネット配信する記事です。情報とどう向き合うか。そんなことを考えながらぜひ、ご一読いただけましたら。
私もある意味、情報の発信者であり。以前にも書いたかと思いますが、私をお信じくださる皆さまを裏切ることのないよう、できる限り正確で、皆さまの判断材料となる情報の提供にさらに努めて行きたいと改めて思う次第です。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASPD13JMFPCTDIFI01L.html