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3月30日正午より

2017.04.01

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祝 上高野通り開通

 去る3月30日正午、圏央道側道の東武鉄道をまたく高架西側口(南公民館付近)~御成街道までの市道部が開通。

 午前中、地元の地権者の皆さま、国交省北首都事務所や杉戸県土事務所などからご来賓をお迎えし開通式典が挙行されました。
 式典では、側道はこの先葛西用水までの整備を久喜市が行うが、葛西用水への架橋という課題があり、側道貫通にはもう少し時間がかかりそうだとの話もありました。

 一方、幸手市は、この側道がつながったことで、都市計画道路「杉戸・幸手・栗橋線」の早期延伸・貫通への課題と期待がさらに強まります。行政界をまたぐ杉戸・幸手・栗橋線は、幸手市民のための循環道路としてだけでなく、現在中川崎地区の狭い地区道路が通り抜け車両で「銀座通り」の様態なっているように、広域道路行政の面からも整備貫通は幸手市の責務と言えます。 
 幸手駅西口区画整理事業にともなって、現在は久喜新道以南の工事が進んでいますが、道路は繋がってこそ。財政の厳しき折ではありますが、私も今後、通り抜け車両の解消も含め、久喜新道から以北の整備促進に取り組んでいきたいと思っています。

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幸手駅仮跨線橋

2017.02.19

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幸手駅関連工事の様子

 昨日は幸手駅の仮跨線橋と西口駅前広場の様子を見てきました。

 幸手駅は現況の跨線橋と駅舎の場所に自由通路と橋上駅舎を造るため、仮跨線橋は駅の一番南に設置されています(橋上駅舎建設後は撤去)。また、西口駅前広場は整地中で、大きなサクラの木も移植の時を待っています。
 総額28億4500万円という予算を注入して進める事業です。多くの市民の財政不安の声を他所に、来年度予算では本格的な支出が予定されています。そのため、編成方針では駅舎整備等の予算確保が最重点とされていますが、今年度補正予算では今年度工事費のうち、7600万円が繰越明許(事業未完了で経費次年度持越し)されるなど、全体像がつかみにくい状況も発生。これについては執行部からの開会時の議案説明でどれくらい詳しく説明があるかわかりませんが、今後の議案審議において要因等、納得性ある説明を求めていきたいと思っています。
 仮跨線橋は今春3月10日の、駅前広場は31年春の供用予定です。

仮跨線橋の様子(画面に上でクリックすると拡大できます)
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旧3番線の様子
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移植を待つサクラと駅前広場の様子 
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東武鉄道ダイヤ改正

2017.01.24
4月21日よりダイヤ改正実施

 東武鉄道NEWS RELEASE 発表より

 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークラインの特急列車の今春のダイヤ改正に関する概要がネットに掲載されています。主な改正内容としては

【日光・鬼怒川・会津方面】
 ◎新型特急リバティの導入により、
  都心と日光・鬼怒川方面を結ぶ列車を増発
  (平日5本/日、土休日9本/日)
 ◎新型特急リバティが野岩鉄道・会津鉄道へ乗り入れ
  都心から会津まで直通する特急列車の新設(8本/日)

【伊勢崎線方面】
 ◎特急りょうもう号が全列車「久喜」に停車
  JR線とのターミナル駅の久喜駅に全列車が停車(+22本/日)

【近距離区間】
 ◎通勤に便利な特急列車を新設、一部列車が
  「せんげん台」「杉戸高野台」にも新たに停車。
 ・朝夕通勤時間帯に、
  「スカイツリーライナー」と「アーバンパークライナー」が誕生
 ・夕通勤時間帯の日光線方面特急列車は、新たに巣ごと高野台に停車。
   (浅草18時発以降 平日・土休日とも各7本/日)
 などということのようです。特急列車以外の改正内容は決まり次第おしらせしますとなっています。

 さて、皆さまにとってどの改正が利便性を高めますか?幸手市民としては、特急りょうもう号の全列車久喜駅停車と、やはり杉戸高野台駅の一部特急停車が気になりますね。杉戸高野台駅に止まるのは、新しく増発されるリバティとなるもよう。特急料金は浅草ー久喜間、浅草ー杉戸高野台は40㎞までの料金で、大人510円(小児260円)となるようです。

 今回の改正で一部特急が止まることになる駅について、「なぜ、幸手駅ではなく杉戸高野台駅に?」と幾人かの市民の皆さまからお問い合わせがありました。私なりに調べてみましたが、杉戸高野台駅が選ばれた理由としては乗り換えホームがあるということが大きいのではないかと考えられます。幸手駅には特急待ちをするホームがありません。
 今、JRもそうですが、グリーン車や特急は通勤やお出かけのゆとりに欠かせないですね。浅草方面から特急で杉戸高野台駅まで帰ってきて、先に停車している普通電車に即乗り換えができれば、幸手駅ご利用の皆さまの利便性も高まるものと考えられます。スムーズな乗換と、通勤・通学の皆さまには今後発表される特急電車以外のダイヤ改正がどうなるか、ですね。

 観光面では幸手駅には花見時期の土日に数本(1本/日?)ではありますが、下り特急が止まることになるようです。午前中が想定されているようですが、市外から電車でお越しになる皆さまには幸手の権現堂のサクラ、そして、まち歩きのガイドさんも誕生していますので、是非、幸手市内のまち歩きをご堪能いただきたいと思います。お待ちしています。

 

産業団地の分譲先企業公表

2016.07.22

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幸手中央地区産業団地の分譲企業の公表について

 昨日19日、市から議会に対し、上記報告がありました。それによりますと、6月30日をもってすべての分譲地の引き渡しが完了し、公表を控える2社以外の企業名が公表できることに。報告の内容を皆さまにもお知らせいたします。なお、市では広報さって8月号及び市のHPの更新にて広く市民の皆さまに公表するとのことです。
 県企業局との共同事業により進めてきた幸手中央地区産業団地整備は、幸手市にとって、長年待ち望んだビッグ・プロジェクトの最終章であり、序章です。期待が高まります。

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           (画面の上でクリックすると拡大します)

財政的失政のツケは 

2016.05.27

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西口土地区画整理事業は平成32年度からはペースダウン

 先日の議員全員協議会では市の「重点プロジェクト資金計画」「財政収支の予測」が配られ質疑応答がありました。

 幸手市では現市政が進める重点的なプロジェクト事業について、事業期間内の事業1つ1つの資金計画と、その他事業を含む市全体の財政収支の予測が市長によって作成され、議員に配布されます。この資料は、計画期間内にどのような事業をどのように進めようとしているのかという、現市政の姿勢がうかがえるものです。事業の完了等で新しい事業と入れ替え、また、同じ事業でも変更があったりすると作り直されます。新しい課題を計画書に反映するためです。昨日は今年書き直された資料にそって、将来の幸手市の展望について議論いたしました。

 現市政の作成する「重点プロジェクト」はこれまでの何度が見直しがされてきましたが、今回の見直しの特徴は、まず、財政面で、「55%の補助金」を見込んで進めた事業に大きな補助割れが発生し対応を迫られている点、市長選挙時の公約などが加えられている点です。

 私が注目しているのは、財政運営全般はもとより、西口関連3事業(駅舎・自由通路、区画整理)の行方です。幸手駅西口土地区画整理事業は、平成23年3月に認可を受けた後、市長選で、認可の取り下げも辞さないとする現市政が誕生し、その後、「勉強したら、駅舎をやるためには区画整理が必要」との市長の翻意で、事業推進の優先順位を”駅舎整備”に切り替え、「55%の国庫補助金」を財源に頼んで事業が進められてきた経緯があります。

 私を含む一部議員は、「このご時世、55%はでない」と警鐘を慣らしてきました。しかし、半ば強引に、しかし、議会でも賛成者多数で事業が承認され、昨年度は東武鉄道株式会社との協定が結ばれ、いざ、進めんという矢先に頼みの国庫補助金が大きく補助割れ。今年も同様の結果でした。これによって、駅舎整備事業5年間でショートする財源は14億円です。
 今回の資金計画について、”それでも駅舎はやる。その代り、区画整理事業は平成32年度から事業推進のスピードを遅らせる。西口区画整理はこれまでの半分の経費を計上します”との執行部の説明でありました。

 財政収支の予測では、駅舎整備の5年間は赤字決算が続き、駅舎完成後の平成32年度以降は黒字化しています。しかし、これは正しく、区画整理事業費を反mン分にし、事業の推進スピードを遅らせた故に可能となった黒字です。

 私は駅舎整備を否定しているのではありません。前にも書きましたが、本当に重要な事業なら、きちっと市民の納得を得て進めてほしいと思っているのです。少なくとも、今回のように、必ず財源ショートすることは予見されたにもかかわらず強引に事業を進めた”現市政の財政的失政・失策”を市民生活に直結する区画整理事業のかぶせて事足れりとする行政手法は納得できないのです。市がまず、進めるべきはまちづくりの本命、多くの地権者の方のご協力を得て行う区画整理事業です。本末転倒と言わざるを得ない状況です。

 質疑では、私はそのことを問いました。執行部に、土地区画整理事業の予算がこれまでの予定の半分程度となり、事業推進がペースダウンすることを地元に十分説明をして納得を得るように食い下がって忠告しました。

 区画整理事業は息の長い事業で、元々の計画でも事業は平成42年まで続くのです。予算を半分にして、今後、事業をどう進めようとしているのか。工期が遅れれば遅れるだけ、住民生活への影響は大きくなることも目に見えているのです。市長からは「区画整理は責任を持ってやる」との言葉もありましたが、市長が責任を持ているのは後の任期3年が限度です。地権者の立場に立てば、これから42年度まで、このような予算運営方針が知らぬ間に決められていて、安心な生活が送れるかどうか、執行部にはよく考えていただきたい。ご自分の「財政的、優先順位の見誤り」という失政で地権者をないがしろする行為は、あまりにも無責任。市長の責任を果たしていないと思いますが皆さまはいかがお考えでしょうか。

 ぐずぐずしていると東備鉄道株式会社さまにも迷惑が掛かりかねません。まずは市長が西口の住民の方に説明すべきであると考えますが。


 

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