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常任委員会審議が難航

2013.12.14

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3常任委員会審議が連日難航

 前回のブログで少し述べましたが、3つの常任委員会の審議が難航しています。どの委員会も委員会自体は予定の日程で終了しましたが、時間がかかりました。なぜ、こんなに難航するのかと振り返ってみると、やっぱり、香日向小学校で起きていることと同根の問題があるように思うのです。

 それは一体何かというと、「資料」が開示されていない。理由はコレです。資料もなく企画やプレゼンテーションを検討する会社はあるでしょうか。少なくとも議案審議においては最低限の書類や資料は議案の提出側(行政)が出すべきではないかと思うのですが、基礎資料が開示されていれば何という事もないことまでゴタゴタして。
 一昨日の文教厚生常任委員会では、行政の説明に埒が開かず、審議に手間取った挙句、市が出した「後だし資料」で多くの疑問が解消。その後の理解が進み「あの審議の時間は何だったんだ」と言いたくなるあっけなさで審議が終了しました。

 的確に議題にフォーカスした資料を提供して、議論のスタートラインを高めることで、審議の質を高めることも行政マンの仕事ではないのですかね。議員に言われてちょろ出しするなら、初めから出してくださいよって、本当に思います。それとも出せない理由でもあるのか?? 

 香日向小学校問題でも、行政の説明不足が招いた混乱が後を引いています。あれはあれ、これはこれ、じゃなくて…、まずはしっかりと、議論に必要な資料を出してくださいと言いたい。もちろん、議論が急所に届かないのは議員の資質の問題でしょと言われれば反論できませんが…、徒労感が残ります。