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財政支出を大幅削減した幸手駅舎・自由通路建設を

2016.08.20

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市政の現状 再確認

 しばらく更新ができず、ご容赦ください。お盆をはさみ、暑い日が続いていますが、皆さまにはお変わりございませんか。台風や集中豪雨など、秋に向けて雨情報が気になる季節となりますが、残暑はこれからも続きます。皆さまにはお体ご自愛くださいませ。

 さて、7月の終わりから現在にかけて、市民による「請願」「陳情」のための署名活動が推進されています。皆さまの中には、駅舎整備は現行のまま続行という方、また、見直しの署名をしたというさまざまなお考えの方がおられると思います。

 私は会派先進として議会では少数派の見直しを求める立場で、この市民運動を見守っています。この市民運動は、駅舎整備において予てより危惧されてきた国費の低配分(55%→26%)が2年連続となり、この事業を現行計画のママ推進することが幸手市の厳しい財政をより厳しくすることが明らかとなった今、計画を改めて見直し、できるだけ財政支出の少ない建設をしてほしいと市長や議長に求めるものです。
 駅舎を作るなというのではなく、目いっぱいこの事業に資金を注ぎ込む前に、今一度立ち止まって、事業内容を見直してほしいと訴えています。この趣旨は会派先進が訴えてきたことにも合致するものです。

 本工事が始まるまで、また、補正予算が上程される9月議会が見直しのタイムリミットという時限性があるなかで進められている活動です。今後、市民活動で集められた署名は9月議会に提出されます。「陳情」、「請願」と方法は違えど、内容は財政支出の少ない駅舎・自由通路整備を求めることにおいて同一です。会派先進は、市議会に提出するには1名以上の紹介議員が必要となる「請願」において、中村議員が紹介議員を受けることを決めました。提出された「請願」は、9月議会の建設経済常任委員会で審議を行うことになります。
 
 9月議会の日程は8月25日に提示されますので、このブログでもお知らせいたします。皆さまには是非、議会傍聴にお越しくださいますよう。

※訃報
 尚、超党派議員として活動をともにしていた巻島幸男議員が永眠されました。幸手市の財政や将来を憂い、特に東地区の水害対策や教育環境の整備を優先するためにも駅舎整備は縮減見直しをすべきと、病を押して活動をしようとしていた矢先の訃報に、愕然としています。末筆ながら、また、このような場で恐縮ですが、皆さまにご報告するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。