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9月議会のまとめ

2017.10.03

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平成28年度一般会計決算についてご報告

 9月議会のまとめがなかなかご報告できずにおりましたが、国政が慌ただしくなる前に、市政についてご報告です。

 まず、平成28年度一般会計決算について。
   歳入決算額     181億8574万円
   歳出決算額     168億7878万円
   決算剰余金       9億1059万円
   (うち不用額      5億4140万円)
   予算に対する執行率 91.3%
   財政力指数     0.712   
  ★財政規模は過去最高となりました。

 歳出の構成比の大きな順に、
   民生費(38.7%)
   土木費(14.9%)
   教育費・総務費(10.9%)となっています。
 ★民生費では社会福祉費が約19億円、障がい福祉費は約13億円、生活保護費が約13億円、児童福祉費が20億円で、幸手市においては、高齢者福祉と児童福祉はほぼ同額の支出となっています。土木費では、古川橋架替、下水道事業特別会計への繰出、圏央道関連事業負担金、駅舎整備、西口区画整理特別会計への繰出などに大きな経費を支出しました。また、総務費では職員の退職手当に係る負担金や情報管理システムに係る費用などが、教育費では給食関連費、行幸小学校大規模改修、市立幼稚園への補助金、指定管理料などへの支出が大きくなっています。

 会派先進は、大型事業が滞りなく執行される一方、厳しい財政状況の中、不用額が増加していること、執行率が低下したことなどについては改善を要求しています。また、繰越金については、道路や水路の刈払や浚渫、そして雨水対策などは十分とは言い難く、予算配分の増額も検討すべきではないかと提言しています。

 また、平成28年度決算では、農地費における市の補助金交付について、不適正な事務処理が大きな議論となりました。これについてはすでに執行部の謝罪と今後の調査が約束され、今後の調査によって返還の手続きが取られることになっていますので、その報告があった時点で詳細をお知らせいたします。

国民には理解しがたい

2017.10.03

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国政の動き

 国政の動きが国民の理解を超える状況が続いています。また、今後、公示日10日までに何が起きるのかも予測不能です。しかし、そうにしても選挙は行われます。私たち有権者にはどんな選択肢があるのか。

 昨日、枝野氏が新党「立憲民主党」を旗揚げされました。また、希望の党と維新の会、愛知の大村知事が選挙協力をし、重複立候補を調整するような話も出ているようです。「三都物語」と小池知事が銘々されたとか。記者会見ではこの”三都”で現在の日本の経済の3分の2を稼ぎ出していると。確かに、大都市のエネルギーが失われては日本沈没。それは分かりますが、しかし、地方の疲弊と人口減少についても配慮ある都・府・県政を。維新の会については国会でも民進党や共産党、そして、小池知事にも批判的な発言をしてこられた政党ですので少し驚きです。

 さて、国会内の勢力関係とは別に、幸手市にとって、どのような選択がありうるのかと考えた時、地元選出の国会議員の存在は貴重です。どこの地域にも国会議員がいるわけではありません。失うわけにはいかない。地元事情として、そのようなことも考慮しながら国政の動きを見ていただけたらと思います。