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市内循環バスの停留所の追加について(市民協働課の報告より)
市内循環バスの更なる利用促進及び利便性向上を図るため、停留所2ヶ所が新たに追加されます。
1.追加する停留所、場所、コース
・停留所名(案) 東5丁目
設置場所 むさしのメディカルクリニック前
追加するコース 東B・西A
・停留所名(案) 大蔵
設置場所 さくら整形外科前
追加するコース 西B
2.追加の理由
上記2カ所については、デマンドバス運行時における目的地としての利用回数が極めて多く、また、より近くへの停留所設置を希望する利用者からの声もあることから、追加設置により循環バス全体の利便性向上に大きく寄与すると判断したため。
3.スケジュール
・地域公共交通会議で協議(6月)
・運行管理業務委託変更契約締結、
国認可手続き、時刻表及び
リーフレット等の変更、
停留所標識柱の追加購入及び設置 等
・停留所追加(令和5年度上半期中)
各病院に通院されている皆さまには朗報ですね。むさしのメディカルクリニックさんについては、前回の公共交通システムとして導入したデマンドバス時代にご利用が多く、停留所の設置へのご要望もあったが、警察協議において、安全確保の観点から許可に及ばす。ご利用者は西Bコースの停留所「幸手北モール」をご利用されていると聞いています。循環バスはデマンド方式とは違い、乗り換えの必要性も含め、どのようなご利用に繋がるかはやってみなければ結果は分かりませんが、病院の近くに停留所が出来ることで、少しでも多くの方の利便性が向上し、ご利用が増えることに期待したいと思います。
皆さまから見て、停留所2カ所追加は、簡単なことと思われるかも知れませんが、新しく停留所を設置するにも様々な協議が必要です。中でも、地域公共交通会議は大事な協議体で、今回も警察協議やタクシーなど民間事業者への影響も鑑みての事業化提案とは思いますし、会議がこの案をNOとすることはないとは思いますが、6月の地域公共交通会議の協議に諮られ、合意されることが前提での実施です。
♥地域公共交通会議とは、地域の交通に関するステークホルダー(市民代表も含め)が一堂に会する場所です。日本全国でモータリゼーションや高齢化、人口減少が進む中、今、まさに厳しいサービス環境と新しい技術革新の中で変化が求められる地域公共交通の経営。地域の交通サービスにこの会議の果たす役割は非常に大きく、幸手市でも、ここでの決定は公共交通サービスの根拠です。サービスの受け手も提供者も大事な市民です。幸手市で起きることは何でも市長や議会が決めているのではなく、先ずは現場があり。その現場の声の調整役として政治があり、サービスの利用者、提供者の立場から議論がされ、事業が進められる構図です。
♥♥市民の交通不便解消に関する要望は多岐に亘り、この例以外にも沢山寄せられています。どんな方法でも全ての方は救えない。今回の停留所2カ所追加は利用者の要望の一つですが、この小さそうに見える停留所2カ所追加が、幸手市の交通サービス提供者の大きな変化の引き金となるバタフライ・エフェクトとなる可能性もジワリと感じる私としましては、この地域公共交通会議の将来を見通した闊達な議論に注目しているところです。