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地方分権の受け手として

2013.02.19

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地方分権が大きく動き出しています

 先日、3月議会の議案が手渡されてから、いろいろ情報収集をしながら、今年度の予算など議案を精査しています。その中で見えてきたのは、今後増々、地方は、「地方分権の受け手」として「きちんと受け皿を用意していく」ことが求められているということ。
 そして、このことを「今まで以上に強く」感じるのです。
 
 今回の議案にも正しく、国が進める「地方分権」推進に伴う市の条例規定案件が複数、議案として上程されています。

 経済が右肩上がりの高度経済成長期の「富の創出と配分」の考え方では「地方分権の嵐」を乗り切ることはできません。”地方分権時代の受け皿”という発想では、幸手市にとってまずは「受け皿としての仕組みづくり」が急務と私は考えています。

 地域主権の主人公である市民の皆さまには、是非、そのような観点で今回の議会、そして今後の議会の動き、市の動きをウォッチングしていただき、ご意見などをいただけましたなら幸いに存じます。

 合わせまして、議場での傍聴、インターネット議会中継のご視聴、よろしくお願い申し上げます。

3月議会議案40件

2013.02.15

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日暮らし硯に向かいて・・・

 一昨日13日、議員全員協議会が開催され、3月議会の議案が配られました。今回の議案は予算審議、条例改正、人事案件など40件という案件数で、昨日は朝から議案内容のチェックを始めました。情報収集をしながら議案をチェックしていると、あっという間にこの時間になってしまいました。

 平成25年度幸手市の予算規模は一般会計が143億円。特別会計等を合わせると約272億円です。わが幸手市が置かれている現状がどのように分析されているか、市民の生命と安全を守る予算が組まれているか、将来世代への責任を果たす予算となっているか、しっかりと見ていきたいと思っています。

  

 

3月議会について

2013.02.08

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いよいよ3月議会が始まります。3月は予算審議が主な議題です 

 本日、一般質問の通告書を提出してまいりました。通告議員は13名。私は8番目でしたので、進行によって2日目午後か3日目午前中の登壇となるものと予想しております。皆さまには議場での傍聴、インターネット中継のご視聴など、どうぞよろしくお願いいたします。
 尚、前回12月議会はご視聴者のカウント数が約1300件(1か月)となりました。有難うございます。

 3月議会の日程
 2月20日    開会 議案説明(インターネット中継)
 2月21日    一般質問   (    〃    )
 2月22日     〃     (    〃    )
 2月25日     〃     (    〃    )
 3月5・6日   文教厚生常任委員会
 3月7・8日   総務常任委員会
 3月11・12日 建設経済常任委員会
 3月19日    採決     (    〃    )
                   ※常任委員会は傍聴可です。

 以下は私の一般質問の内容です。

1.公共施設の管理について
 1)香日向小学校跡地利用に関して市長に伺う。
 2)今後の市の公共施設の長期的・計画的な管理について市長に伺う。
2.市長の情報発信について
3.平成25年度予算編成について

 今回は、地元問題として、香日向小学校の跡地利用が今どのような段階なのか、そして、2つ目に市長の少々フライング気味な情報発信について、3つ目に予算編成の考え方について市長に質すつもりです。

さて、2月中旬より幸手市でも3月議会が

2013.01.27

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政権交代、いろいろな法改正・制度改正を踏まえて

 先のブログで薀蓄を述べさせていただきましたが、世の中、綺麗ごとではいかない難しさはあると思います。でも、できるだけシンプルで血の通った制度を、厳しさでは「お父さん的、」優しさでは「お母さん的」な配慮のある自治体となるよう、私たち議員もしっかりと言及していかなければなりません。

 さて、2月中旬からは3月議会が始まります。3月議会は次年度の予算を審議します。国政における政権交代でどのような補助金や交付金が「制度設計」されているのか。
 末端の自治体が財政や政策をどこまで主体的にコントロールできるのか、限界はあります。国の借金でできた制度であっても、私たち地方自治体は使わなければお金が回ってきません。ジレンマもありますが、市の課題に直球が投げられるよう努力してまいります。

 皆様からのご意見や思いをお聞きしながら頑張って行きたいと思いますので、皆さまにはどこかの街かどで私を見かけましたなら是非、お声をおかけいただき、いろいろなことをお聞かせくださいますようお願い申し上げます。

議会最終日

2012.12.21

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市政報告より 市の財政状況の厳しい中で

 午前中の本会議、今議会市長から提案されたすべての議案が全員賛成で可決しました。

 今議会は執行部からとてもたくさんの報告がなされました。西口関連事業については先日、このブログでもお知らせしましたが、今日は、本日の報告と議員の質疑について幾つか概要をお知らせいたします。

報告事項
【幸手市庁舎の耐震改修について】
 耐震性の低さが課題となっている市の本庁舎。庁内で組織されている検討委員会の検討結果として4つのケースが示されました。
1)今の庁舎のまま耐震補強(2ケース)
2)現敷地内での新築建替え
3)別な場所への庁舎移転
 市は、「防災拠点としての整備」を最重要課題として、平成27年度の改修(新築・移転)に向け更に検討を進めていくということ。厳しい財政下、財政負担としてはマックス約18億3千万円を想定。

【香日向小学校跡地利用基本計画について】
 「跡地利用の基本的な考え方」が示されました。基本方針としては
1)施設は売却はせず改修して有効利用
2)運動場及び体育館は、避難所として活用、施設開放も現状どおり行う
3)看護学校の利用要望(2階~4階)を容認

 プールは利用に供せず、解体してもお金がかかるので現状のままで管理。今後は、経費や財政負担、受益者負担も考慮しながら、実施時期や管理方法の検討を行い、早期利用ができるよう進めていくとのこと。
 市は、看護学校の利用を前提にしていますが、貸与の条件交渉はこれから。また、看護学校が2階から4階を利用したい旨、要望していることから、住民ニーズを実現できるのは1階のみということに。この限られたスペースがどのように活用されるのか。今後の検討において、住民ニーズへの最大限の配慮を要望しました。

【重点プロジェクト資金計画】
 来年度から平成30年までの大型9事業とその資金計画についての概算が示されました。大型事業として挙げられているのは橋梁の長寿化計画や産業団地整備、庁舎改修、橋上駅舎・自由通路など西口関連事業など。9事業全体で約104億円を想定。国や県からの補助金を見込み、市の持ち出しは約半分という計算が。
 しかし、市税収入が減収基調のなか、市長マニフェストにより半ば無理矢理に計画変更し、実施時期を前倒ししている幸手駅の橋上化に、議員からは、事業の優先度、今後の財政運営、起債する市債をどう償還していくのか、と市長への質疑が相次ぎました。

 

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