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12月議会のご報告 全員協議会

2012.12.06

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11月26日の議員全員協議会のご報告です


11月26日 議員全員協議会
○市政の連絡報告より
幸手駅西口土地区画整理事業について、「橋上駅舎及び自由通路事業計画について」として、事業別年次実施計画(平成24年11月現在~平成30年までの予定・試算)が報告されました。

・自由通路 平成30年までの試算:約10億5千万円
      事業:平成27年度着工、平成29年度の完成を予定

      平成23年3月に県の事業認可を受けた当初の計画で
      東武鉄道の旧3番線跡地に下す予定だった自由通路は、
      3番線、そして倉松川を越え、西口駅前広場に直接下すよう
      計画が変更されます。
      現在進行中の東武鉄道との協議が完了した段階で
      設計協議、施工協議、都市計画決定の手続きを経て着工予定

・橋上駅舎 平成30年までの試算:約12億5千万円
      事業:平成27年度着工、平成29年度完成を予定

      自由通路と同時進行で協議を進め、同時に工事着工

・土地区画整理事業 平成30年まで試算:約18億7千万円
      期間中の事業:仮換地指定と駅前整備着工

      本年度は仮換地のための測量業務を実施
      平成26年度には仮換地指定を行い、
      15.4㌶を4つの区域区分に分け、順次整備。
      平成27年度には駅前広場・停車場線の整備に着手予定

 事業実施計画は関係機関(鉄道事業者・河川管理者等)との協議が予定通り進まない場合には、実施時期の変更が生じます。また、試算は関係機関との協議確定後の実施設計により金額が確定します。
 それぞれの事業で40~50%の補助金が見込まれています。 

 現在は東武鉄道の回答待ち、という段階です。圏央道、産業団地、公共施設の老朽化対策、そして、福祉・医療・教育など市民生活に関連する費用などへの影響が気になるところですが、市は、他の大型事業との関係について、財源内訳を精査中で、今議会最終日に平成30年までの財政状況を報告するとのことでした。

 
         

   
    

 

一般質問「生活者の目線」で

2012.11.29

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12月議会 こんな内容で質問します


 今、市庁内では平成25年度予算編成に向け、財政担当による各部課への予算ヒヤリングが行われている最中です。私たち会派「先進」も予算と施策の要望を出したと、先日、ブログでお知らせいたしましたが、12月議会では、来年度予算、あるいは来年度は検討し再来年度の予算で反映されることを目して5項目の質問をする予定です。

1.香日向小学校跡地利用の今後について
2.小中学校の学級規模適正化について
3.市内循環バスの経路・将来の地域公共交通ビジョンについて
4.防災体制の強化・充実について
5.自然エネルギーの導入促進について

 香日向小学校跡地については今般の「市民検討会議」のまとめと、今年度末に策定予定の「利用計画」に関して質します。
 小中学校の学級規模については文科省が来年度から推進予定の「全学級35人以下学級」への幸手市の対応と、市内の小規模小学校の現状と課題・対策などを質す予定です。

 また、公共交通の充実は来る高齢化社会での移動手段として今からしっかりと検討していかなければならない課題であり、市はどのような将来ビジョンを持っているのか聞く予定です。
 防災対策は「市民の力の結集」がカギとなりますが、「東日本大震災を教訓に「消防団員」の救助体制に対してどのような意識が市民に共有されているのか、確認したいと思っています。
 また、エネルギー問題では、「エネルギーの地産地消」は各自治体が自ら取り組んでいかなければばらない重要な施策であることから、今後の計画的な検討・運用についての考えを質す予定です。

 地元の問題、教育、防災や助け合いの仕組みづくりは私のライフワークです。5項目ともに「生活者の意目線」でしっかり準備して臨みたいと思っています。何か、お気づきのことがありましたらお聞かせください。また、議会傍聴、インターネットでの視聴、ともによろしくお願いいたします。

私ごとでありますが、実はこの27日、私に家族が増えました。外孫ではありますが、”初孫”が誕生。女の子でした。「現在の日本を少しでも住みやすくしてバトン・タッチしたい」という気持ちが日一にちと高まってきます。

12月議会の日程

2012.11.29

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幸手市議会12月定例会の日程をお知らせいたします


 いよいよ今年も後1か月を残すところとなり、寒さも厳しくなってまいりましたね。都内ではノロウィルスによる胃腸炎の発生が多くなっているとのこと。手洗いうがいの励行が一番。どなた様もお気を付けください。

 さて、幸手市議会12月定例会の日程が決まりましたのでお知らせいたします。今議会の市長提出議案は5件です。欠員となっていた教育委員人事案も上程される予定です。

 12月 3日(月)午前10時   開会(議案説明等)
 12月 4日(火)午後 1時 ★ 一般質問
 12月 5日(水)午前10時 ★ 一般質問
     6日(木)午前10時 ★ 一般質問
 12月11日(火)午前10時 ★ 議案質疑
 12月12日(水)午前10時   総務常任委員会
 12月13日(木)午前10時   文教厚生常任委員会
 12月14日(金)午前10時   建設経済常任委員会
 12月21日(金)午前10時   採決・閉会

となっています。 今議会から、私が「議会の透明性を高める」ことを目的に選挙公約としておりました「インターネット中継」が実現いたします。インターネット配信を通して、今まで以上に多くの皆さまに議会に関心を持っていただけたら幸いです。
 また、私の一般質問は3番目の登壇ということで、4日午後になるものと思います。議場での傍聴も議員にとって励みをいただけるものです。合わせましてこちらも引き続きよろしくお願いいたします。

 

予算・政策要望

2012.11.24

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「平成25年度幸手市予算編成および施策に関する要望書」提出

 11月20日、会派「先進」としてまとめした上記要望書を市長に提出いたしました。

 要望内容として、「幸手市総合振興計画」(市のまちづくり施策の骨格を決める計画で、前町田市長の在職時に策定されたもの)の項目に基づき、7分野63項目を掲げました。
 会派「先進」として、これからの議会活動の中でしっかりと訴えていきたいものばかりです。

 具体的(主なもの)なものとして、
 ・防災・災害対策の充実
 ・通学路の安心・安全確保
 ・保育所や学童保育の充実
 ・小児医療・救急医療体制の充実
 ・障害者・生活保護受給者の就労支援
 ・産業団地や幸手行西口地区土地区画整理事業の促進
 ・交通渋滞の緩和、生活道路の整備、ふれあい散策路の整備の推進
 ・生活の足を持たない交通弱者への対策
 ・いじめ・不登校問題、学校環境・学び環境の整備
 ・文化財の保護・活用
 ・青少年のスポーツ・文化活動支援の充実
 ・商工・農業振興対策の促進
 ・セクハラ・DV/ストーカー、虐待の対する対応強化
 ・財政健全化の更なる推進と新指針の策定
 ・市税徴収率向上
 ・市民との協働の推進
 ・職員の大量退職によるサービス低下の回避

など、どれも私たちの生活に密着したものばかりです。

 市長室で提出を済ませた後、副市長も含めて少々懇談の時間がありました。その中で、私は、幸手市のおかれている状況をどう捉えているのか、市長に問いました。
 その答えの中で市長からは「財政は厳しい。市税収入が上がらない中で、今後、大型事業や庁舎・道路橋梁などの耐震化工事などを行っていかなければならない。投資的経費を今以上に予算化するのは困難。幸手市は合併に失敗して元気を失った。経済は”気持ち”。気持ちを明るくするような、5万4千人だからできることをやって、人の気持ちを元気にしていく」(要旨)との発言が。
 経済や財政に関する考えは同感ですが、投資的経費を投資しないというわけにもいかないでしょう。そしてです。合併に関しては、当時の合併をめぐる状況を覚えていらっしゃる方、どうですか。あの頃、現渡辺市長も合併をめぐるすったもんだの渦中で「市議会議員」として私たちとは違う行動をとっておられたわけですよ。あの頃の混乱を思い出すと、「合併できなかった=元気を失った」と簡単に総括してほしくない気持ちになってしまいましたね。
 が、しかし、事実、私たちはまだこれからしばらくは5万4千人の市民で頑張って行かなければならないことは確かです。
 最後に木村代表が「圏央道、産業団地、西口整備はプラス要因。これから勝機となる余地は十分ある。優先課題にしっかり取り組んでいきましょう」とのまとめの?発言をし、私たちは市長室を退室いたしました。

 会派「先進」は、議員として一筋に、複雑化する私たち市民の生活の様々な問題にしっかり対応して参る所存です。みんなで心豊かな幸手市を築いていきましょう。皆さまにはこれからもご支援ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また、何かお困りのこと、ご意見などを是非、お寄せくださいますようお願い申し上げます。

国政 22日解散?12月16日選挙か?

2012.11.11

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 中村さんの9月議会報告会に同席

 本日、会派「先進」の同志、中村たか子氏の議会報告会が開催され、木村代表、私も同席させていただきました。また、来賓として枝久保県議、国政の動きの慌ただしい中、三ツ林ひろみ氏も臨席されていました。その報告会のご報告です。

 まずは三ツ林氏のご挨拶から。
「国政において、11月22日解散、12月16日選挙という日程の可能性が見えてきた。今、民主党は国民から大きく信頼を失っている。その民主党が来年度の予算を編成するのを自民党はなんとしても阻止しなければならない。やらねばならない」と。まったくです。ついに選挙となるのでしょうか。
 そして、ご自身のことでは「30年間、医療の現場に携わってきた。民主党は高齢の方の負担が重くなるのを消費税アップで解消するとするが、今の国の体制で本当に大丈夫なのか。本当に国民のためになるのか。国政の場で社会保障を語れるのは私。制度づくりでしっかり貢献したい」と続けられました。

 次に、枝久保県議からは「市と県と国を一本につなぐことは大事。市議会では”元先進同志”中村たか子氏や現先進メンバーに期待している。そして、地元から是非、国会議員を!」と。
 木村代表、私もご挨拶の機会をいただきましたので、今議会での先進の活動状況や、議会活動で大切に考えていることについてお話させていただきました。

 報告会の感想ですが、中村さんの地元ではやはり「幸手駅西口土地区画整理事業」への関心が高いですね。出席者からは「測量をやっていると言っても、測量はもう10年以上前からやっている。今は全く動きが見えないが・・・」とのご質問がありました。それについて中村さんからは「老朽化した橋りょうや市庁舎などの補修など多額の出費を控えた中で、市長は区画整理と橋上駅舎の両方を同時に行うとしているが、「試算表」もまだ公表されていません。我々先進としても、12月議会で事業の試算が示されるものと期待しているところ。事業が少しずつ進展しているのは確かですが、今後もしっかりと内容を確認していきます」との答えをされました。

 現市長は選挙の時には「県認可=区画整理事業」を取り消すことも視野に入れていたわけです。私は昨年12月議会でその点を質した経緯があります。そのとき市長から「認可は取り下げない。そのままで」と現実路線に舵を切り直す答弁がなされほっとしました。市長が替わるたびに施策が左右していては、税金や市職員の労力などが余分にかかることになりかねませんから。
 しかし、その後、秋には提示するとしていた「橋上駅舎優先」のための計画の見直し案はまだ提示されておらず。まずは早く全体像が示されなければ、政策の可否も問えません。また、住民の方から「どうなっているのか」とのご心配の声が上がりましたが、市の事業の進捗状況をお知らせする「市政報告会」を、市長は行うつもりはないとの姿勢ですから、市民が市政を知る機会も充分でなく、住民の方が心配されるのも無理ないことと思いました。

 さて、遅ればせながらですが、先週の金曜日の三ツ林氏の幸手駅でのご挨拶の写真をアップします。ついでに、朝焼けの道と、幸手駅に向かう途中、数羽の白鷺に出会ったので、その写真も・・・。

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