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9月一般質問

2021.08.27

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定例会は3項目を問います

去る23日は市政に対する一般質問の締め切り日でした。

今議会の私の質問は以下の3点です。教育は100年の計、環境も人口問題も「今」やっておかなければならないことはある。それを誰がいつどのように進めるのか。一歩でも進めるために、今の政策をいかにギア・アップするか。問題意識を共有し、追究したいと思っています。

1 .市の学校教育内容の充実について
2.市のカーボン・ニュートラル対策への取り組みについて
3.人口問題、移住・定住政策の推進について

1.については、これまでも学力向上や、6月議会でGIGAスクール構想など、学校教育については具体的に質問をして来ましたが、今回は、2018年から幼稚園の、2020年より小学校の、2021年から中学校の教育指導要領が改定されるにあたり、改めて、新指導要領改訂のポイント、市の教育の課題、今後の取り組みのポイントなどを確認し、認識を共有し、学校教育の質・量的変化に対応するマネジメントの強化について取り上げます。

2.については、国が舵を切る2050年二酸化炭素排出量ゼロに連動する市の取り組みのスケジュール感や方向性を確認し、問題意識を共有し、現在の環境行政のギア・アップについて質したいと思っています。

3.については、これも私のライフワークとして頻繁に取り上げて来ました。6月議会でも取り上げましたが、これも施策のギアをどうアップしていくのか。今、やっておかなければならないことを来年度の実施計画につなげたいと思っています。

♥なお、今定例会も議員の質問時間は30分となり、今定例会に限り一般傍聴は中止とすることになりました。インターネット中継は実施されます。

今日も暑いぞ

2021.07.20

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酷暑の気配 昨日は各地で猛暑 市役所駐車場でも屋外温度36度記録

昨日は非常に暑かった。そんな感想と、実際に昨日、市役所の駐車場に止めていた車に乗った時、車の外気温が36度と示されていたことから、昨日のブログの最後の感想となりました。昨日の新聞によると、一昨日埼玉県内では寄居で35.6度を観測。全国各地で今年の最高気温を更新したとありました。梅雨明け、これから夏本番を迎える日本列島。今年も猛暑が予想されます。

どれくらい気温が上がるのか。昨年2020年夏の最高気温のランキングでは
1位 静岡県浜松 41.1度
2位 静岡県天竜 40.9度
3位 群馬県桐生 伊勢崎 40.5度
5位 新潟県三条 40.4度
そして、埼玉県では、
6位 鳩山 40.2度
14位 熊谷 39.6度
34位 寄居 39.2度
が観測されています。

昨日は、炎天下に3時間放置した車で、しかも足下はコンクリートという環境下での36度でしたが、道路やコンクリートに囲まれた場所では室内でもかなりな高温となることが予想されます。

気象庁は今日も全国的に暑くなるとして、小まめに水分補給をするなど熱中症への注意を呼びかけています。冷感マフラー(クールタイ)なども首元を冷やすのに効果あり。私もウォーキングなどに愛用していますが、今後はさらに室内でも出番が多くなりそうです。

皆さまにもいろいろな対策をお持ちと思いますが、適切な冷房と換気、水分補給、様々な冷感グッズなどで体感温度を調節しながらお過ごしください。まだまだ夏はこれから本番です。

6月議会報告その4

2021.06.12

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会派の動き

6月10日、会派に動きがありました。
無所属だった枝久保議員が会派自民党に合流、会派名は「自民党市議団」に。会派代表は木村議員から藤沼議員に変更。
坂本議員を含め、4名の会派は幸手市議会では最大会派です。

この他、新政会も今議会から代表が小林英雄議員から本田議員に替わっています。

6月議会報告 その3

2021.06.12

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一般質問まとめ

少々日にちが空いてしまいましたが、一般質問2項目のまとめをご報告します。

【人口問題、移住・定住政策の推進について】
今回の質問で私が強調したのは、市の施策の遂行にはこれまで以上に市民生活に寄り添い、現状を深く分析する必要性があるということです。「なんと当たり前なことを」とお感じになる方もあるかと思います。

しかし、国が推定する2050年代日本の人口1億人以下、そして、幸手市が想定する2060年人口34,000人の社会とはどんな社会なのか。誰もその実体を完全にイメージすることができない中、市民の暮らしに変化の兆候を感じる機会が増えている昨今、市民生活の激変緩和と時代に合った構造的なまちづくりは自治体経営のもっとも重要な役割であり、時宜を逸せず施策を打っていくことが欠かせない。そして、施策のベースは人口動向の分析だとして、幾つかの事例を示して、早急に深く分析・検証するべしと訴えました。

「市政一新」「未来志向のまちづくり」を公約とする木村市長が誕生してからもうすぐ2年。就任初っ端の前市長の広島事件の後始末に始まり、幸手市初の避難勧告が発令された台風19号、紆余曲折を経た副市長任命、コロナ感染症対策など、課題を乗り越えながら、市民の安全安心生活が守られてきました。昨年は消防幸手西分署の救急ステーション化の成果も。
しかし、市民生活の変化は静かに、確かに進行しています。いち早くその変化に気づき、できる限り早急に必要な手立てを講じる。それにはさらに深い分析のできる体制を整えることと、合わせて、地域によって課題も人口密度も年齢構成も違う市域全体を一括りにするのではなく、地域ごとのエリアマネジメントをしっかり行っていくこと、そして、新たな移住、定住対策で地道に人口減少に歯止めをかけることを提案しました。

人口減少期の日本にあって幸手市だけがこれを免れることはできないかも知れませんが、しかし、東京圏にあって比較的災害の少ない幸手市の個性をもっと磨き上げて行く。「幸手市に住んで良かった」という市民をどうやって増やしていくか。選ばれる自治体になるには何が必要か。今回の議論を通して、この必要性と危機感を執行部と共有できたと私は感じています。

♥私もより研鑽し、より効果的な行政で市民生活が守られるよう市政のチェックに努めたいとの思いを深めた次第です。皆さまのお声を聞きながら進めてまいります。皆さまにには今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

6月議会報告 その2

2021.06.06

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一般質問まとめ

今議会は質問時間が30分でした。4項目のうち、1項目目のGIGAスクール構想に15分、2項目の人口問題、移住・定住政策は10分、後の2項目が5分という配分で忙しい質問となってしまいましたが、まず、1項目についてお知らせいたします。

1.幸手市GIGAスクール構想の推進について
国のGIGA〔Global and Innovation Gateway for All〕スクール構想が昨年から一気に加速。
幸手市はこれまで学校のICT化を進めて来ましたが、今般のタブレット端末配備では、昨年度のGIGA用高速大容量の通信環境整備、今年度の児童生徒1人1台タブレット端末の貸与で、ハード面の装備は概ね完了。セキュリティ対策や使用のルール化、家庭の理解なども進んでいます。

質問ではタブレット元年の幸手市の現状を確認すると共に、課題として、GIGAスクール構想の推進体制について教育長と議論。現在、幸手市教育委員会では若い指導主事の先生と、各学校のICT担当の先生で構成されるICT教育検討委員会、ICT教育推進委員会が精力的に機種の選定や活用推進、ルールづくり、広報などに取り組んでおられます。その仕事に敬意を表するものであるが、今後のさらなるStep upや次なるフェーズに切り込むには、GIGAスクール構想を包含し幸手市のICT教育全般を統括する役職の設置や人材の登用、若しくは専従の課の設置などを検討すべきではないかと提言。組織の有り様は成果を左右する。これは私の持論です。そしてその思いは教育長と共有できたものと認識します。
国が目指すGIGAスクール構想は、明治以降の国家的学力観、学習観、授業観、さらに学校観まで変えてしまうほどの大変革です。しかも全国の自治体が同じ土俵で一斉スタートするこの事業は絶対遅れをとるわけには行きません。教育委員会の目標の指標化と達成に向けた行程管理、評価体制の早期構築を期待したいと思います。

さらに私からは、現場へのサポート(小規模校の負担軽減、学校への支援員常駐、特別支援や不登校支援のデザインづくり)と、学力・視力・脳への影響の長期追跡調査、原体験や幼児期のいたずら推奨などをお願いしました。いたずら?とおっしゃるなかれ。いたずらは子ども時代に十分味わうべき子どもの権利です。好奇心に裏打ちされたいたずらや、五感を刺激するような感動を伴う原体験は、大人になってからの想像力の源泉です。大いに鍛えておきたい要素です。

そして、最後にシメとしてお願いしたのは、情報の整理術の体得です。実は情報社会の今日、良い情報を取捨選択し、活用する。そのための情報の整理力は能力であり、意識せずにこの能力を自在に扱える素養は必ず子どもたちの一生の宝となると私は確信しています。

♥我を振り返れば、今回、15分の質問のために、私が集めた紙ベースの資料は膨大な量となりました。自虐的に言えば「こんな私がICTを語っていいのか」と思うくらいです。私たちの世代はこれでも通用するが、これからの子どもたちはペーパーレスやオンラインがスタンダードの社会を生きることに。情報の整理整頓術は貴重な"技“です。ペーパーレスとは無縁の、部屋に広がる書類 の海に漂いながら、つくづくしみじみ思う次第です。

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