2013.02.09

日本の環境基準は日平均35マイクログラム/1立法メートル
中国でPM2.5による大気汚染が深刻になっています。PM2.5は排気ガス等に含まれるたいへん有害な微粒子です。幸手市の状況を市の環境課に問い合わせますと、大気に関しては県の管轄で、幸手市にも測定局があるとのこと。調べてみますと、埼玉県では県内に約80カ所の大気測定局(一般・自排)があり、その中の12カ所でPM2.5を測定しています。そして、幸手局もPM2.5の測定局となっていることが分かりました。
埼玉県のホームページ(大気環境課)に最新の測定結果(2/7)がでていますのでお知らせいたします。
単位:マイクログラム(1立方メートルあたり)
≪一般環境大気観測局≫ ≪自動車排出ガス測定局≫
八潮局 27.0 戸田美女木自排局 34.5
戸田・蕨局 27.6 鴻巣天神自排局 23.0
幸手局 19.3 さいたま市三橋自排局 34.4
鴻巣局 19.5 国設入間自排局(参考値) 9.5
寄居局 10.9
本庄局 15.1 一般局:主に住宅地等に隣接
さいたま市役所 20,5 自排局:主に幹線道路沿いに設置
さいたま市大宮局26.2
幸手局の昨年4月からのデータによりますと、7月27日(40)、12月14日(38)、15日(54)、28日(46)と基準を上回る数値がでていたようです。私がこのブログで「春霞か?」と書いていた2月2日は、やっぱり通常よりも数値が高く29マイクログラム/?が観測されていました。そう言えば、先日降った雪が溶けた跡に、妙に黒い斑が残っているのですが・・・。皆さまのおうちではいかがですか。
風向きや諸条件もあるでしょうから細かな分析はできませんが、リアルタイムの測定値も確認できるようですのでご確認ください。
日本各地では例えば、愛媛県新居浜市では2月1日には62.5という高い数値を測定したとの報道もあり。横浜市でも44.7と高い数値が出ているようです。
尚、幸手局は住宅地に隣接する一般測定局として旧保健センター脇に設置されていますので、幹線道路沿いではもう少し高い数値であると考えられます。市の環境課には、市でも数値の動向をチェックし、市民への迅速な啓発・情報提供がなされるようお願いをいたしました。現在、国は指針作りを急いていると昨日のニュースで石原環境大臣が答えていました。
ぜん息や肺器官にご心配のある方は各自自衛をお願いいたします。