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市政を怒る有志の会から2度目の住民監査請求が出されています
昨日、ある方から「有志の会から2度目の住民監査請求が出たようだ」との情報をいただきました。
香日向の皆さまにはすでに、有志の会から「緊急集会のお知らせ」というチラシがポスト・インされているものと思いますが、実は、私には地元議員の1人として「招待状」が届けられました。もちろん、参加するつもりです。そんなこともあり、昨日はこの集会に参加する準備としてできる範囲で調べてみました。
<監査請求の概要と時系列>
■5月20日 1度目の監査請求が出される
賃貸借契約に至る経緯に関する問題点や、貸付け先と市長の政治的・道義的距離感から見た貸借人としての適格性、賃貸料を9割減額したことの問題点、市議会における議決上の問題点などを列挙。契約の撤回を求める。
■6月13日 1度目の監査請求の申請人陳述が行われる
監査委員会での申請人陳述会。傍聴人13人。途中、お互いの主張が噛みあわずエキサイトする場面もあった(傍聴者の感想)が、今後調査してほしい項目を伝え、今回の契約に撤回の勧告をお願い。
■6月21日 2度目の監査請求が出される
幸手市「契約規則」から見た今回の契約の違法性により契約の撤回を求める。(有志の会の論旨は論理的です)。2回目の監査請求では、市で定めた「規則」に着眼し、監査を請求。
この一連の事象、「香日向小学校問題」や「地域住民の問題」に矮小化してはいけないと私は考えています。大元に「市行政に市民目線の欠落はなかったか」という問題があると思うからです。市民の側に立っていれば、今回のような市民感情が起こることは想定できたのではないでしょうか。
有志の会代表からもお話を伺いました。その中で、「余生はこの幸手で気の合う隣人と好きなことをして呑気に過ごそうと思っていたんですがねぇ。このようなことになって人生変わってしましたよ」と。
有志の会代表は、「緊急集会には幸手市民ならどなたでも参加していただきたい」と話しておられました。”招待”された議員としては怖いような気持ちもありますが、しかし、先にも書きましたように、この問題は香日向の地域問題に矮小化せず、多くの市民の皆さまにいっしょに考えていただくことが大事です。有志の会が余生をなげうって?行動してくださったことを無駄にしてはならないと思います。
「緊急集会」 市政を怒る有志の会
日時:6月30日(日) 午後1:30から
場所:幸手市コミュニティセンター集会室
※一部訂正いたしました(6/26)