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議会報告会のご報告

2013.04.29

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議会報告会へのご参加 御礼申し上げます

 昨日は連休の狭間にも関わりませず、多くの皆さまにご来場を賜り本当にありがとうございました。報告会では、今年度予算と市の施策との相関、香日向小学校跡地問題、市政全般に関することなどをご説明した後、意見交換を行いました。熱い、そして専門的な立場からご発言をいただくなど、緊張感のあるたいへん有意義な時間となりました。

 また、枝久保県議、中村たか子氏にも臨席いただき、より深い情報をご提供できたものと思います。議員活動は議員ひとりでできるものではありません。お手伝いくださいました皆さまにも深く感謝いたします。

 さて、会の内容について。
 今年度予算と市の政策との相関では、幸手市の財政規模についてご説明しました。幸手市は埼玉県下の市では2番目に人口も少なく、同様に財政規模も2番目に小規模です。一般会計予算の143億円はどう使うべきか。市長は「選択と集中」の財政運営に取り組み、議会がしっかりチェックする。財政は、一般の方には分かりにくく、これこそ「チェック機関」としての議会が担うべき仕事です。中村氏共々、皆さまから「しっかり頑張るように」とエールをいただきました。
 香日向小学校については、今議会で決まった「減額貸付け」についてご説明しました。元他自治体の職員という方からは、「あのような大きな公共施設の貸付けに、公募という手法をとらないという進め方、しかも9割減額を決めるに際してどのような調べがなされたのか。驚きを感じる」とのご意見が。
 市政全般に関してのご意見では「とにかく丁寧さに欠ける」とのご意見に「同感だ」とする意見が多く出ました。香日向小学校問題でも然り、未だ市民に音沙汰がない。市民や住民に市政を説明するという責任感はあるのか、と。私も同感です。今議会の一般質問で私は香日向小学校の跡地問題を取り上げ、結果について「住民にきちんと説明する機会を」と求めました。が未だに・・・。それどころか、住民が校舎内に置いている財産を除けるようにとの要請がなされているとか。まだ市が結果を市民に説明していないのに、順番が違いますよね・・・。
 また、「市の情報発信」についても、市民が新聞報道などの後追いで情報を知ることは致し方ないとしても、市民に市の動きが全く見えないのは問題だとの意見が。私も3月議会で、「せめて、報道関係者への情報提供」がなされると同時にその内容をHPに掲載すること」を求めました(実際にはHPでは見ない方の方が多いのですが細かな情報はHPしか難しい)。報道関係者に出した情報がHPで公開され、一覧できる他の自治体はたくさんありますし、秘密にする必要も、技術的な問題も何もないでしょう。今回の皆さまのご意見を背景に、今後もしっかり要望してまいります。

 会の終わり、ご参加者から「我々も、自分たちの地域の課題を議員に任せておくのではなく、我々自身が関心を持っていこう」という力強い発言があり。 
 これから「団塊世代」の大量退職時代を迎えます。団塊世代は、学生時代には学生運動、就職しては高度経済成長を通して日本をリードしてきた方たちです。「集団のチカラ」の大きさではこの世代に叶う世代は日本には存在しません。団塊世代以上の皆さまの見識も必要です。皆さまには、地域のいろいろなことの「お目付け役」として今後ますますご活躍いただきたいですし、私たちの議員活動にもどしどしご助言を賜りたいと思います。

 議会はチェック機関です。「チェック機関として頑張ります」という決意表明は誰にでもできます。皆さまには、その責任をどう果たしているか、議員を採点してみていただきたいと思います。
 地道な活動は目にみえにくいものですが、「地道に頑張っているな」と、その成果をご納得していただけるような議員活動を目指して今後とも頑張って行こう、そんな決意を新たにした会となりました。

 次回も活動報告会開催時にはご案内をいたしますので、是非、お集まりくださいますようお願い申し上げます。
どれも外せないことばかりで、大変長文になってしまいました。
 すみません・・・。