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幸手市内の被害概況
強い勢力で日本を総なめにし、各地に大きな爪痕を残した台風18号。テレでは茨城県や栃木県の被害を伝えていますが、私たち幸手市でも、いつにも増してさまざまな被害が出ています。
被害に遭遇された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。また、これからも情報収集しながら警戒なさってください。今日の議会で、幸手市の被害概況が報告されましたので皆さまにもお知らせいたします。市では災害対策本部を立ち上げ、職員が夜を徹して警戒。赤い字がいっぱいに書き込まれたメモを片手に行われた部長報告でしたが、そのメモに、昨夜からの被害、職員の苦労を感じました。
ー幸手市の昨日の被害状況ー
さて、降雨量ですが、幸手市における降り始めから8日までの降雨量は304.5㎜。最大は昨日の16:00からの1時間で43㎜だったようです。そして、
1.道路冠水
・東さくら通り
・北地区 ベルクからオグリ家具前
・幸手団地 さかえ小付近
・惣新田幸手線 ボルドー付近
・香日向 交番から千塚西公園
・ジョイフル本田幸手店、茨島自治会館付近 など。
2.床上浸水 9棟(東2・緑台2・権現堂堤付近)など。
3.床下浸水 市域に多数。
4.中央公民館に8名、神扇集会所に2名の避難者あり。
5.常設ポンプ、仮設ポンプ8台、消防団ポンプ車2台で排水。
6。警戒に当たった職員 延べ130名。
というのが被害概況です。市内には上記のほかにも、まだまだ多くの地域で冠水・浸水が起きています。実際、昨夕は大雨の中を帰宅途中、道路冠水による交通規制があり、遠回りして帰ってきました。帰宅後に雨の合間を見て香日向近くを車で見回りましたが、大中落しが越水、しかも、香日向2丁目住宅側だけでなく、大中落しの中央道路側の歩道をも超えて越水し、西公園から交番までの3丁目前の道が冠水。こんなことは初めてです。また、調整池が満水状態となり、雨水用の側溝で掃ききれない水がガレージや玄関に迫るおうちも多数みられました。
近隣では、水害発生常習地区の牛村橋、中5丁目などは、いつにも増して広範に冠水被害が出て近寄ることができませんでした。ようやく今日の夕方、知人宅に立ち寄ってみましたが、「またも床下が浸水した」と、ため息をつきながら後片付けをされていました。
以下は昨夜から今朝にかけての地域の写真です。
車が通り波紋が広がる今朝の香日向2丁目 今朝の千塚西公園交差点前
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今朝の大通り 大中落し越水に水しぶきをあげて走る車![]()