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12月議会一般質問

2016.11.19

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12月議会一般質問通告内容について

 昨日は一般質問通告の締切日でした。10時頃に議会事務局へ。受付番号5番目の手続きとなりました。9月議会では、7500余名の市民の皆さまから幸手市の財政運営に心配の声いただきました。質問の中では、皆さまの核心に迫る貴重なご意見を活かしていけるよう頑張ります。

 今回は3つの項目に絞って通告しました。課題山積の中で、持ち時間がもっとあればもっと多くの質問をしたいところですが、取り敢えず3つ。今、予算編成真っただ中の時期にあわせて、予算に関する質問1つと生活関連2つの項目です。有意義な質問ができるよう用意をしたいと思っています。

【通告内容】
 1.「平成29年度予算編成方針」と財政の見通しについて
 2.保育料基準額の見直しについて
 3・内水改善対策の推進について

 1.について。今年度は4月1日になって、3月議会で議決された(先進は反対)予算のうち、国費の見誤りが判明。5月になって「重点プロジェクト資金計画」の見直しを余儀なくされるという混乱の事態が発生いたしました。これに対して、市は「予見できなかった」と説明。さらに、主要な事業を遅らせ、事業費をカットして「財政規律を守る」という思考には大きな憤りを感じるとともに、来年度も同じ轍を踏むわけにはいかないのは当然のことです。そこで、まだ、今予算編成の真っただ中ではありますが、あえて、国・県等の動向の的確な把握と対応について質すほか、個別的経費の動向、考え方、見通しなどについて質すことにいたしました。また、市の将来への種まき=投資的意味合いを持つ「幸手版地方創生総合戦略」の戦略的予算配分の考え方などを質す予定です。

 2.は、保育料の基準額についてです。保育料は国の水準が定められていますが、多くの自治体がその基準額以下の保育料を独自に設定している現状があります。先日、市民の方に、その保育料に関して、幸手市と近隣自治体との差異をご指摘いただき調査をしてみましたところ、幸手市の保育料額には見直しの余地があると判断。「子育て応援日本一」を標榜する幸手市。現状を踏まえたうえで、今後の保育料の在り方を質問したいと持っています。

 3.では、治水対策の中でも「内水」について質します。水害(氾濫)には内水氾濫と外水氾濫があり、外水氾濫とは、川の水が堤防から溢れる、あるいはそれによって川の堤防が破堤した場合等に起きる洪水のことを言います。一方、内水氾濫とは市街地に降った雨が雨水処理能力を超えることで起きる浸水や冠水などを指します。
 幸手市では、今後10年後を目途に調整池を作る計画もありますが、しかし、年々大型化する台風や集中豪雨から市民の皆さまの多くが治水対策の強化を求めておられるのが実態です。治水対策については私もこれまでも何度も質問をしてきましたが、今回はさらに現状を深く質すとともに、「内水対策」への取り組みを加速させるための予算配分に関する考え方を確認するつもりです。

 市政の1年1年は皆さまの将来の生活を形作ります。無為に過ごしても精力的に過ごしても1年は1年。毎年の課題に果敢に取り組みながら、将来のタネを蒔くというのは並大抵のことではなく、しかし、そのようなことが当たり前のルーティンとなっているのが”頑張る自治体”なのです。
 そのことを謙虚に受け止め、私も頑張って取り組んで参りますので、皆さまにはこれからも市長や市議会を注視し、市政の動向に関心を持ち続けてくださいますようお願いいたします。いつも申し上げますが、自治の主役は市民の皆さまです。そして、私たち議員の活動は、ご信頼くださる市民の皆さまの応援やご支援が原動力です。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、12月議会の会期は、日程(案)では、11月30日から12月22日まで。一般質問は12月1、2、5日です。私は5番目なので1日目の最後か2日目の始めの登壇か。ちょっと微妙な順番ですが傍聴等よろしくお願いいたします。