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私の”第六感”が暗示する9月議会の重要性
変なことを言うなあと思わないでください。私は人の第六感、いわゆる”ピンときた”という感覚はとても大事だと思っています。第六感はその人の全身全霊が感じるもので、その人の知識や経験が全部詰まったセンス(感覚)です。
来る8月27日に全員協議会が開催され、平成29年度決算、平成30年度補正予算などの資料が配布されますが、それを目前に、私の第六感が「今回の議会はいつも以上に重要」と強く私に訴えかけています。市議会議員となって8回目の決算審議ですが、こんなに力んだというか、責任感や重要性を強く感じるのは初めてです。不謹慎ながら、また、大業でもなく、議案に向かう気持ちは戦場の兵士さながらの心境です。
幸手市は大型公共事業によって市債発行が膨らみ、結果、財政健全化計画のもと、緊縮財政が断行された過去があります。戦後右肩上がりの経済成長を謳歌していたのが一転、突然三位一体改革路線で奈落の底に突き落とされたわけです。その時は例えば、補助金の一律カットや利用者負担などの政策がとられたり、小中学校の統廃合や公民館から職員引き上げ、市債発行の抑止(投資的経費の抑制)などの対策がとられました。
市民の皆さまとともに苦しい時期を乗り越え、やっと一息ついたと思いきや現市政になってまた、わずか7年で緊縮財政を強いられるかもしれない。計画的な財政運営ができているか。今9月議会はその見極めをする大事な議会である。過去の再来を許してはならない。私の第六感がそう感じているのです。
まるで「尺取虫」のような市政運営は正しいのか。私の疑問の原点です。時代性を勘案せずに過去の施策を批判することは慎まなければなりませんが、同じことを繰り返すことはあってはならないことです。まずは実態がどうなっているのか。すべては議案の中に。
9月議会は幸手市の将来にとって重要な議会となる。長嶋茂雄さんは「カンピューター」の異名で呼ばれていました。私も自分の”勘”を信じ、「おカネがないからやらない」「おカネがなくても必要なものは必要」という二者択一ではなく、「おカネをどう工夫して使うか。有効に使うか」。この視点に立って出来る限りの準備をして臨みたいと思っています。
議案が配布される27日以降はこの議案の読み解きに集中です。