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久しぶりの雨に

2018.12.05

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治水対策の進捗

今年は大きな台風が幾度も日本列島に襲来。幸手市では大きな被害なく幸いでしたが、全国各地に大きな爪跡を残し、更に、大型台風は制御不能な怪物として世界中で被害をもたらした。そんな一年でしたね。その後、日本では秋からは雨も少なく、水害が話題になることなく過ごしてきましたが、改めて、幸手市の水害対策の進捗を、久しぶりの雨音を聞きながら少しまとめてご報告しておきたいと思います。

さて、昨年までの数年、幸手市でも豪雨で市内の水害常習地で床上・床下浸水、道路冠水が相次ぎ、議会でも複数の議員が何回も水害対策の推進を訴えてきました。私も大雨の度に現場を見回り、その実態を写真に記録し、雨後に関係すると思しき水路の確認をし、"浸水・冠水がどのように発生するのか、先ずは、発生の原因調査を"と訴えてきました。
そして、今年度は大中落し、中落し流域の氾濫シュミレーションの業務委託に予算が付き、今年度末、3月15日を期日として、その結果が出ることになっています。

この事業は久喜市と共同で進めています。なぜ、久喜市?。幸手市に降った雨の排水を一手に引き受ける倉松川の上流は鷲宮を起点とする大中落しです。鷲宮団地はじめ、住宅開発が進む東鷲宮駅東側はその大中落しの流域となっており、この地域でも近年、冠水被害がでています。今般の浸水シュミレーションの結果によっては、倉松川に流入する前の段階で、雨水を貯める調整池を両市合同で作ることが協議されることになっています。

私は、兎にも角にも、浸水・冠水発生の原因究明に取り組まれたことを評価しています。これまでも毎年、排水ポンプの設置や水路整備など、部分の対策が行われてきましたが、市域の雨水の流下状況を面として捉えることが大事と考えるからです。
3月にどのような結果が待ち遠しいですね。

そして、このシュミレーションによって地域の事情を明らかにすることを第一段階として、第二段階にひかえるのが、その結果をどう施策に反映し、対策を事業化していくかです。これはどれだけの財源を投入できるかにかかっていると言っていいでしょう。何事も財源がなければ進みません。
大型事業ややらねばならないことが山積する幸手市。来年度以降も厳しい財政運営が予想されていますが、やるべきことはやる。そのために必要なのは、事業に中長期の優先順位を付け、現在、将来に責任ある財政運営を行うこと。執行の長、市長の裁量とともに、チェック機関としての議会の役割も大きい。

限りある財源を何にふり向けるのか。きちんとした政策ビジョンがあって、将来設計があって、解決したい課題を解決する方程式を立て続けて、その方程式を着実に解いていく。
私は、一歩でも半歩でも進ませようという努力が見えるもの、ことは大いに評価したいと思っています。口幅った言い方ですが、「立てば這え、這えば歩めの親心」。そんな心境です。事業の成長という意味で。しかしこれが、なかなか、理解されにくいんですけどね(苦笑)。

しかし、幸手市の大きな課題である水害対策は、少しづつ前進しています。そんな報告ができて嬉しいです。ただし、今後、第二段階の「財源」という大きな壁が控えていますが。そして、これがまた難題です。

さて、今日は一般質問最終日です。