記事一覧

幸手市議会臨時会 ワクチン接種予算審議

2021.02.10

アイコン

新型コロナウイルスワクチン接種対策事業にかかる補正予算を可決

国のワクチン接種に向けた動きが固まりつつある中、昨日は市長から臨時議会が召集され、今年度10回目となる補正予算が審議されました。新型コロナワクチン接種事業に係る補正予算です。概要をお知らせいたします。

1.全体として
今回、補正される予算額は歳入歳出それぞれ335,845千円です。

2.歳入
国庫支出金(国のお金)は、292,530千円
幸手市財政調整基金からは43,324千円
基本的にワクチン接種事業に係る費用は全額国の負担です。市の基金は一時的に取り崩して歳入します。

3.歳出
全対象者の接種完了までの期間を7ヶ月として様々な費用が計上されています。
主な支出項目は、
【新型コロナウイルスワクチン接種対策事業 266,938千円】
◆ワクチン接種に係る直接的な費用
①集団接種会場内や接種後の相談などに対応する看護師(会計年度任用職員)を 7ヶ月3名雇用するための費用(給与は大卒号給見込み)
②国保連合会審査会への支払い手数料や接種会場内での受付事務、誘導、会場準備等に従事する接種会場事務職員7名を7ヶ月人材派遣で受け入れ
③委託料
・個別接種業務委託 医療従事者の接種
・個別接種業務委託 医療機関での接種
・集団接種業務委託 集団接種会場での接種

【新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業 68,916千円】
◆ワクチン接種の体制の確保等に係る費用
①接種健康被害調査委員会委員報酬
②委託料
・ワクチン接種券、予診票等の発送業務委託
・健康管理システム改修業務委託
・医療廃棄物処理業務委託
・コールセンター運営委託
③その他、消耗品、会場使用料 など

議案説明後、質疑応答があり、私を含む4名の議員が質疑。私は、全国の自治体が短期集中採用・雇用を進めることとなる中、接種事業の円滑な運営に欠かせない人員の確実な確保について、また、皆さまの相談や場合によっては予約受付まで委託することもあり得るコールセンター運営における最適な事業を提案できる事業者の選定方法、会場までの移動手段を持たない方への対応などについてなど質問しました。

また、上記ワクチン接種体制で気になるのは「接種健康被害調査委員会」ですよね。この委員会は予防接種法第3条及び第6条に規定する予防接種の実施により発生した健康被害の適正かつ円滑な処理に資することを目的に自治体に設置が義務付けられている調査機関です。幸手市の場合は、昭和61年12月18日、条例により設置されています。

【「接種健康被害調査委員会委員」の詳細】
委員会の任務は「健康被害の発生について、市長の諮問に応じ医学的見地から調査及び審査し、その結果について文章を持って報告するとともに必要な助言を行う」ことです。委員会は、
⑴幸手市医師会2人
⑵幸手保健所1人
⑶市の職員2人
⑷埼玉県知事が推せんする専門医1人
のうちから選任された人を市長が委嘱または任命する委員6人をもって構成され、任期は2年です。今後皆さまに配布されるパンフレットに詳しい情報が掲載されますのでご確認を。

♥さて、ワクチンは任意接種です。受けたい方がきちんと受けられるようにするとともに、移動手段がなく会場まで行けないことで受けられないということは回避しなければなりません。これから本格的な準備が進んでいきます。様々な市民の方の環境、移動手段等の条件を整理し、できる限り安全で安心、市民の皆さまの利便性が図られる接種環境の整備を、今後とも注視していきたいと思います。