記事一覧

3月議会議案 採決その他

2022.03.19

アイコン

3月議会最終日 すべての議案を可決 ?「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議」可決  

昨日は議会最終日でした。市長提出議案の令和3年度補正予算、令和4年度予算、条例改正など、すべて可決されました。我が会派は武藤代表が3本の賛成討論をしました。議案を手放しで賞賛するということではなく、長年研鑽されて来た議員活動から見た幸手市の課題を指摘しながらのエッジの効いた討論です。予算が成立した後は、4月から入札などの予算執行が始まります。私たち議員の最大の責務は市政チェックです。今後、賛成した予算の執行や事業の進捗を怠ることなく見届けて行きたいと思います。

また、今議会の開催と時を同じくして始まったロシアのウクライナへの軍事侵攻。これに抗議する決議文を議員全員の連名で議長に提出し可決しました。この決議文は議長名にて然るべきところに送付の予定です。併せて、ウクライナの人道支援に役立ててもらう目的で市議会として支援金を送付することも決まりました。

幸手市も、市長を代表とする社協による赤十字募金箱が市役所他市内8箇所に設置されているようです。私も昨日の朝、議会前に市役所玄関の総合案内に置かれた募金箱に僅かながら募金をしました。力による一方的な現状変更は許されざる蛮行です。多くのウクライナ国民の方が避難を余儀なくされる現状の早期打開を祈念いたします。
ファイル 1667-1.jpeg

♥昨日は閉会後に様々な計画等の資料が配布と説明がありました。
「市長公約ロードマップ」「第6次幸手市総合振興計画実施計画」「令和2年度決算に基づく一般会計と財務書類及び全体・連結財務書類」「幸手市公共施設等総合管理計画の改定」「幸手市国土強靭化地域計画」「ハザードマップ(洪水・地震)」更新「埼玉県後期高齢者医療広域連合当初予算の資料提供」「幸手市再犯防止推進計画」「第2次幸手市都市計画マスタープラン」「幸手市農業経営者支援金及び農作物自動販売機設置について」

♥♥たくさんの資料。これらについては内容を確認し、今後、機会を見て皆さまにもお知らせして行きたいと思いますが、一番最後の農作物自動販売機設置については先にご説明をいたしますね。
これはJAみずほが設置するお野菜自動販売機です。農協本店とコミュニティセンターの2箇所に設置されます。コミセンは本日から。お披露目に午前9時から野菜の販売会もあるそうです。私も行ってみたいと思います。
是非、皆さまのご利用をお願いいたします。
ファイル 1667-2.jpeg

文教厚生常任委員会

2022.03.04

アイコン

昨日より委員会始まる

2日に議案に対する質疑(本会議場にて)が終わり、昨日から委員会審議が始まりました。

幸手市議会では議案を3つの常任委員会に分割付託し審議しています。文教厚生常任委員会をトップバッターに、総務常任委員会、建設経済常任委員会と続きます。特に、3月議会、6月議会は議案数、内容ともにボリュームが多いので各委員会とも2日間を予定。
私は文教厚生常任委員会の委員長を拝命していますが、厚生部門と文教部門は元々所管の部課も多く、答弁の補助員としてたくさんの職員が同席すること、さらにコロナ対策として3密回避もあり。ここ2年は頻繁な席の入れ替えをしながら進めています。

そのような中、昨日の第1日目はたくさんの質疑応答がありました。委員長は委員の皆さんの活発な審議が行われるよう委員会を進行するのが役割です。今日は2日目。今日も活発な質疑が行われるよう役割を果たしたいと思います。

♥委員会は委員会室で行われるためインターネット中継はなく、また、今議会は残念ながらコロナもあり一般傍聴は許可されていません。議案審議の内容については議会最終日、本会議場にて各委員長が委員長報告を行います。これはインターネット中継がありますので、ご関心のある方は是非、ご視聴ください。

♥♥ また、2日の議案質疑。議案質疑は自分の所属以外の委員会に付託された議案から行うのが原則で、私の場合は建設経済常任委員会が所属外となることから建設部門で2つの質問をしました。これについても別の機会にお知らせいたします。

3月議会会期日程

2022.02.19

アイコン

3月議会の日程

3月議会は年度切り替えの作業の円滑化や作業量の多さなどもあり、議会は通常の定例会より早く始まります。そんなことで、3月議会の会期は、昨日の開会から3月18日までの29日間で、22件の議案と2件の諮問、専決処分1件を審議します。また、一般質問は14人が登壇します。
以下に日程をお知らせいたします。

【3月議会日程】
2月18日(金) 開会
2月21日(月)?24日(木) 市政に対する一般質問
2月25日(金) 質疑通告
3月2日(水) 議案に対する質疑
3月3日(木)4日(金) 文教厚生常任委員会
3月7日(月)8日(火) 総務常任委員会
3月9日(水)10日(木) 建設経済常任委員会
3月18日(金) 採決 閉会
※常任委員会以外はインターネット中継あり
※コロナにより会議の傍聴はできません
※全日午前10時から

昨日は、上段のうち、諮問案件である人権擁護委員候補の推薦について提案理由の説明の後、採決が諮られました。このような人事案件は委員会に付託することなく、初日の本議会採決が慣例となっています。そして、議員全員が同意しました。

【人権擁護委員】
石井和子氏 小森谷進氏 
お二人のご活躍をご期待申し上げます。

3月議会一般質問

2022.02.14

アイコン

3月議会は2項目を選定

来年度予算書の配布があり、その勉強と読み解き、一般質問の詰めを両輪とする日々を過ごしています。予算については、内容をお知らせしたいところですが、まだいろいろな事業が最終調整の渦中にあることが分かりました。未確定な情報をお伝えすることはできませんので、後日、議会審議の経緯とともにお知らせいたします。もう一方の一般質問については、本当は財政に関わる3項目を取り上げる予定でしたが、今議会も質問時間に制約があり、2項目といたしました。どちらも将来の市民サービスに関わる大事な項目と考えます。

【松田まさよ3月議会市政に対する一般質問】
1.幸手消防署建て替え計画への対応について
埼玉東部消防組合は2029年度までに幸手消防署を含む3施設の建て替えを計画しているとの新聞報道(埼玉建設新聞令和4年1月27日付)がある。同組合はこれから関係市町と協議を始めるということだが、
?協議はいつ頃から始まるのか。建て替え協議、計画(時期・規模・移転・工事費等)に望む市の考えを伺う。
?市民への説明について伺う。

2.香日向汚水処理場の公共下水道接続までの維持管理の支援強化について
本施設は、公共施設個別計画において「公共下水道の使用を見込む第二期以降に向けて維持・管理を行い、その後は廃止を基本とする」とする施設であるが、施設の老朽化、住民の高齢化などの課題もあり、接続までの期間の施設の適切な稼働を危ぶむ声もある。
?施設の稼働は今後5年程度が限界との専門家の意見もあるようだが、公共下水道接続までの雪維持修繕の考え方を伺う。
?公共下水道が接続されるまでの期間、事務作業の負担軽減等、住民が運営する管理組合への市の支援強化が望まれている。市の対応を伺う。

1.については、消防署は市民の安全安心を担う重要な施設です。幸手市にとっては、廃止対象であった幸手西消防署が救急ステーションとして存続されたという先例がありましたが、今回は、幸手消防署の協議です。どのような協議を経るにしろ、今後の協議の行方、行程が気になるところです。まだ、今後の協議ということですので、まずは協議に臨む市の考えを確認しておきたいと思っています。

2.については、下水道接続は香日向地区の30年来の悲願ですが、県の下水道整備計画との整合性もあり、現在は令和11年からの接続共用が予定されています。しかしながら、30年は長かった。住民の高齢化を理由として、また、施設の老朽化により、これまでと同じ管理を続けていくことに地元から不安の声が上がっています。実は、高齢化や老朽化による施設管理の課題は、香日向地区にだけ起きているのではありません。問題となる事柄は違えども、市内の各地区の共通課題です。
高齢化が進む幸手市では、各地で様々な形で老後や世代交代の選択が始まっています。もちろん、住民がやらなければならないことはあります。しかし、これまで経験したことのない高齢化社会を迎え、市と住民の時代の変化を包含した新しい関係性を築いて行く。そんな目線が必要です。今回はそんな観点から質問に取り組みたいと思っています。

今議会は傍聴ができません。2月21日、22日、24日の3日間、14人の議員が質問台に立ちますが、是非、インターネット中継のご視聴をお願いいたします。なお、私は8番目の登壇となり、おそらく、2日目の午後になるのではと。ご関心をお寄せくださいますようお願いいたします。

※上記、下水道接続年平成と誤記。令和に訂正いたします。2022.2.16

3月議会の議案より

2022.02.11

アイコン

条例案改正について

昨日の議員全員協議会では、議案配布の他、市政に関する最新の報告がありました。条例案では8本の改正議案が提出されています。職員の育児休業等に関すること、国民健康保険税に関すること、開発許可に関すること、成人年齢引き下げに関することなどです。条例案は今後の委員会の中で改正内容について審議されますので、現時点では確定ではありませんが、このブログでは市民生活に関連の深い主なものについて概要をお知らせいたします。

■幸手市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
・来年度以後の年度分の国民健康保険税について、課税額の限度額及び税率が増額・増率改正されます。また、併せて、7割、5割、2割軽減世帯の均等割額の軽減額が増額され、未就学児にかかる均等割額の減額措置が新たに定められます。これらの改正については、被保険者によって改正額・率などの影響が複雑となるため、軽々にまだ議決されていない数字をお示しすると逆に混乱が生じることにもなりかねず。これについては、議会の審議後に改めてお知らせいたします。

■幸手市子ども医療費支給に関する条例等の1部を改正する条例
・福祉3医療支給事業(?子ども医療費支給事業、?重度心身障害者医療費支給事業及び?ひとり親家庭等医療費支給事業)の受給者の医療費について、現物給付(医療機関窓口で受給者証を提示することで受給者が医療費を支払うことなく医療サービスを受けることができる仕組み)を県内全域で実施することに伴う規定の整備等。施行日は、??は令和4年10月1日から、?は、令和5年1月1日から。

■幸手市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例
■幸手市営住宅管理条例の一部を改正する条例
・成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることによる所要の改正で、これまで20歳と規定されていた条項が18歳と改定されます。

■幸手市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例
・都市計画法施行令の一部改正に伴い、市街化調整区域における開発行為等ができる区域から除外する土地の区域に係る引用条項の改正をするもの。現在、市街化調整区域における開発行為等は法第34条11号、法34条12号で規定されています。しかし、これら地域は近年の豪雨により浸水被害が多数発生したことから、国は浸水想定区域(浸水深3m以上)の開発の制限を企図。幸手市では開発許可の除外区域はなく、これまでの開発基準の変更はありません。

♥主な条例改正の概要をお知らせしました。各条例に関係する皆さまには、3月議会最終日の議会による採決の後、4月以降のいずれかの時期に市HP、広報さってなどにてお知らせがあると思いますので、後日お確かめください。

ページ移動