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幸手市議会報告会開催

2016.05.18

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5月22日(日)午後2時00分から 

 幸手市議会初の議会報告会のチラシができました。議会報告会は平成25年度末に議会基本条例を策定してから、開催が望まれていたものですが、ここにきて、やっと第1回目の開催に漕ぎ着けました。

 何分にも初めてのことで、皆さまが知りたい議会情報を上手にお伝えできるか心配なところはありますが、私も建設経済常任委員長として、委員会での審議の内容等をご報告するメンバーとなっており、今、原稿づくりをしております。

 ご関心のある方は是非、足をお運びくださいますようご案内申し上げます。

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尺取虫

2016.04.24

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幸手市の最大で一番根深い問題とは


 狭い空間にぎゅうぎゅう詰めという東京のイメージが、洗練された成熟した都市『世界のトウキョウ』に加速度的に変化しています。そして、これまで一番苦手としていた「子育て環境」の整備にも力を入れ始めた東京は、ますますその吸引力を高めているのが現状です。東京が本気を出したら、地方は太刀打ちできません。東京から50キロ圏というのは「ストロー現象」との戦いなのです。

 私たち幸手市も東京のベッドタウンとしてのモデルは変化しつつあります。無い物ねだりやどこかの模倣で済む時代は終わり、自分たちの地域の「条件」を見極め、本当に今、やらねばならないことを厳選して進んでいく覚悟が必要です。新しい都市像をどうやって見つけていくのか。時代は時々刻々と変化しているのです。

 ところが、今の幸手市は、満を持して始まった事業にブレーキをかけたり、自浄作用の欠落からゴタゴタするなど、アクセルを踏んだりブレーキを掛けたり、さらにアクセルとブレーキを同時に掛けるなど、まるで”尺取虫”のような行政運営が続いています。これでは前に進めないのは当然です。そして、このような行政運営では、人も時間も多大なロスが生まれるのです。 
 それでも危機感らしきものがほとんど伝わってこない。これこそ、今の幸手市の最大で一番根深い問題ではないでしょうか。市長始め執行部、議会が市民に負う責任は重大です。

 なぜ、このようなことになっているのか。市民の皆さまにも真剣に考えていただきたい。

 今日の報告会では、幸手市の置かれている状況、問題の根源について考えたいと思います。まず自分たちの置かれている環境や条件を知ること。そして、何を幸手市のこれからの「エンジン」としていくのかについて、皆さまのお考えを伺いたいと思います。

是非、多くの皆さまにお越しいただきご意見を伺えたらと存じます。皆さまのご来場をお待ちい申し上げます。本日、午後2時30分より、幸手市コミュニティセンターです。ゲストにも幸手市の医療を巡る最新のお話をいただく予定です。

 

市議会議会報告会開催決定

2016.04.21

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議会基本条例に基づく議会報告会開催日程決まる

 幸手市議会では平成26年12月19日に「幸手市議会基本条例」を策定いたしました。

 策定当初からやるべく予定されていた議会後の議会報告会がここに来てやっと実現。下記の要領にて開催いたしますので、よろしくお願いいたします。尚、5月1日発行の「市議会だよりさって」の表にも掲載いたしますが、広報紙にもいつも以上によく目を通していただきたく存じます。私も建設経済常任委員会の委員長として報告者の一角を担う予定です。

       『幸手市議会活動報告会』
 1.日時 5月22日(日)午後2時から(受付 1時30分から) 
 2.場所 幸手市役所第2庁舎 第1会議室
 3.内容 平成28年度当初予算ほか

 ※事前申し込みは不要です。当日直接会場にお越しください。

なお、それに先立ち、私、『松田まさよの議会活動報告会』
4月24日(日)2時30分から(受付2時15分から)、幸手市コミュニティセンターにて開催いたします。こちらも是非、万章お繰り合わせの上ご参集ください。よろしくお願いいたします。

3月議会の論点は

2016.03.20

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駅舎整備事業の進捗と公園管理

 市長と議会の権能は単純化すれば、執行権と議決権です。昨今は、政策提言をする”強い”議会が求められていますが、市長が持つ行政組織と同じような組織を持たない議会が、市長に対抗する政策提言をするというのは、本当にハードルが高いことです。
 議会でも、定例の委員会審議のほか、特別委員会や所管事務調査等を通じて全力で調査をし事業の全容を知る努力はしていますが、現場以上の情報、いや、現場と同等の情報を得ることは不可能に近い状況です。これは、どんな会社や組織でも同じであろうと思います。情報公開制度があっても執行者の説明不足などと合いまって、経理面で大きな社会問題となる民間のケースが多発していることからも、どんな組織でも執行権に関する情報の一角を引き出すだけでもよほどの努力や知識が必要ということではないでしょうか。

 さて、そのようなことを前提に、3月議会も賛成・反対の議論がありました。その論点を整理してみたいと思います。

 まず、駅舎整備事業についてです。駅舎整備事業は事業開始当時から様々な議論がなされてきました。3月議会の論点を整理しながら、少し経緯を振り返ってみますと、現在、幸手駅の整備は、平成25年3月22日付けで、市から鉄道会社に提案していた整備計画に鉄道会社の回答(同意の意向)を得たのを皮切りに、平成27年5月15日付けで締結された「東武日光線幸手駅自由通路整備工事の施行に関する基本協定書」、「東武日光線幸手駅橋上駅舎整備工事の施行に関する基本協定書」、「平成27年度協定書」に基づいて事業が進められています。ところが、この協定書どおりに事業を進めることが難しいのではないかという状況が発生。これについて議員の判断が割れました。

 基本協定書では工事施行期間は平成32年3月31日までに完了。また、工事費用は自由通路が16億円、橋上駅舎が12億4500万円との設定ですが、協定書発効初年度の「平成27年度協定書」が工事が繰り延べになっています。主要因は国庫補助金の想定外の低配分による資金ショートです。
 しかし、まだ今は協定書の範囲で推移していますが、さらに平成28年度当初予算で見込む国庫補助金が、昨年同様、要望額どおりの配分が期待されない場合、さらに影響が出ることが想定されます。要望通りの配分は現在では不可能ではないかとの推測です。
 そして、さらに双方協議の結果として結ばれたはずの工事計画自体に変更が生じ、駅舎整備完了が1年遅れになることは、すでに報道されております。 平成27年度は西口整備の本丸である県認可事業「土地区画整理事業」が上記の煽りで工事が延期、繰り延べとなっているなど、今後も他の事業への影響の波及が否めない状況が続きそうなのです。

 これまで担当課が前面に打ち出してきた国や県、鉄道会社との「協議」がどの程度に詰められたものであったのかという疑義も生まれています。このような状況をどう判断するか。これが3月議会の大きな論点の1つであったと私は考えています。公園管理に関する論点は後日まとめたいと思います。

いよいよ議会最終日

2016.03.18

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今日は議会最終日 

 昨日は朝から私的なボランティア活動をして、午後は「幸手市土地開発公社」の理事(議員枠)に建設経済常任委員長として出席。また、その後は議会事務局にて最終日の委員長報告を夕方までかかっての最終調整。2月中旬から始まって今日まで、一般質問、議案質疑、予算審議、特別委員会などなど、1つ1つ本当にたいへんな議会でした。

 土地開発公社については、埼玉県の計画では、できるかぎり”解散”の方向性が示されています。また、幸手市の現況は10年以上長期に保有している土地が100%という状態でありますが、事業のために購入した土地が動かないというのは事業が進捗していないのと同義であり、そのような自治体は是正が促されます。幸手市の長期保有土地の多くは西口土地区画整理事業の先行買収用地となっており、今後の土地区画整理事業の進展なくして解消はないという状況です。
 しかしながら、今、市長の公約の駅舎整備でも工事は繰り延べ、駅舎の供用も1年遅れるというあおりを受け、区画整理事業も動きが鈍くなっています。今年度は開発公社が保有土地を市に売却する予定はありません。土地の購入資金は銀行の貸付金の短期借り換えを繰り返していますが、本丸の区画整理事業が遅れることは公社にとってもあまりよいとは言えないものと思われます。

 それにしても、昨日、委員会室にずらりと並んだ理事はほとんどが執行部です(市町・副市長・部長・財政や都市計画担当課長)。土地開発公社の土地の活用や売却などの検討がどこで誰によって行われているのか、予算審議の範疇かと思い、駅前で平地のまま駐車場となっている土地について、その活用を聞いてみましたが…。
 軽くいなされた感あり。んー、勉強することだらけです。

 

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