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2013年度決算の概要

2014.09.06

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2013(平成25)年度決算の歳入歳出の概要

 1日から始まった議会の一般質問、質疑通告などが昨日で一段落。私も質疑を1件出してきました。来週からは常任委員会の決算審議が行われます。今は議案の調査期間です。まずは、決算の概要を皆さまにお知らせしたいと思います。

 幸手市の平成25年度決算の歳入総額は291億4571万円で、前年度比5億6662万円(2.0%)増となっています。歳出総額は271億8778万円で、前年度比2.4%増に。一般会計における自主財源は0.1%減となり、依存財源は0.2%増となりました。 決算の特徴としては
①一般会計の自主財源割合が52.9%(前年度比0.3%低下)。
②一般会計、特別会計の実質収支(歳入総額―歳出予算―翌年度に繰り越すべき財源=余ったお金)は18億2478万円の黒字となったということが大きいと言えます。

 監査委員の決算審査の意見については、先日も少し触れましたが、予算の執行率が前年度の93.6%から90.3%に低下しており、不用額は前年度比86.6%上昇しています。執行側からすれば、いろいろな理由はあるでしょう。また、今後の大型・長期事業が目白押しの幸手市で、少しでも予算を残したいということも十分理解できますが、しかし、「今」やらなければならない事業費を”節約”するのは、インフラ未整備で市民生活の環境は悪化、そして、未整備なインフラは後年世代への負の遺産となる懸念もあるのです。
 
 例えば、幸手市には、生活道路の整備計画はなく、その時々に”緊急性・優先度を判断して”という現行の執行スタイルで整備されていますが、香日向地内の生活道路が亀甲に亀裂があっても「危険性・緊急性」が判断基準では整備の順番はなかなか回ってこないでしょう。この道路では街の価値は上がらない。街の価値を上げるのは市の大きな仕事です。
  また、商工費や農林水産業費が少ないのも、地域の活性化に十分な配分がされているのかどうか考えていかなければならないことかなと感じています。

 幸手市は今後、必ず人口が減少します。もちろん、その傾向は全国的なことではありますが、財政面の縮小は否めません。現実には「財源不足は国が交付金で面倒を見てくれる」かも知れませんが、国も苦しい。いつまで今と同じスタイルが保てるのか。市債発行における「臨時財政対策債=本来なら国から交付されるはずの財源を地方が市債を発行して穴埋め。後の交付税で償還金交付」という負債の発行が増えているのは、もう国の予算が交付税措置に追いついていない証拠なのですから。これは交付税をもらっている道府県、市町村に共通の課題です。 
 
 それにしても、平成25年度決算の不用額の多さは、市民から見れば、市民サービスが足りているのか、との疑問を感じる数字です。「昨年度よりも予算を有効活用したとは言えない残念な結果である」という監査委員の意見はしっかりと受け止める必要があると思います。

 さて、以下に決算の概要をまとめてみました。お疲れでなければ読んでみてください(笑)。数字の解釈はせず、できるだけ等身大の幸手市の財政を皆さまに知っていただくことが大事と考えます。もっと「こんな情報がほしい」ということがありましたらお知らせください。

■幸手市の決算状況(一般会計)
 歳入は前年度に比べ、0.5%減の167億3118万円、歳出が154億3294万円、翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支が11億6922万円となりました。
 歳入内訳の主なものは、
 市税収入 64億32100万円 前年度比 0.5%増
  (市民税 30億8769万円・固定資産税 25億5150万円
   市たばこ税 4億3219万円・都市計画税 2億7948万円 など)
 地方交付税交付金 22億4458万円 前年度比 4.6%減
 市債発行 20億2150万円 前年度比3億1570万円・24.2%増

 歳出内訳の主なものは、
 民生費  54億8668万円 前年度比 0.1%増
 衛生費  12億2930万円   〃  0.2%増
 土木費  16億2952万円   〃  15.7%減
 消防費  12億6542万円   〃  32.3%増
 教育費  14億7347万円   〃  14.9%増
 公債費  12億5713万円   〃  6.0%減

 民生費では、社会福祉費22億7922万円、児童福祉費16億5307万円、生活保護費12億4075万円(生活扶助・住宅扶助・医療扶助ののべ受給者数はそれぞれ約4500~4800世帯)。生活保護費は10.9%の増となっています。
 衛生費では、ごみ処理施設整備事業に1億2343万円、ごみ収集事業に1億2348万円を支出。一般廃棄物処分費として約9000万円がかかっています。ごみ有料化によるごみ袋は製作費に1772万円(手数料が販売実績として9989万円の収入)。し尿処理施設では、施設整備に6576万円、施設長寿命化(+未参加炭素発生抑制)の準備として949万円を支出しています。長寿命化事業では26年度は3億3052万円、27年度で4億8459万円を予定(国庫補助・地方債発行含む)の支出が予定されています。
 土木費では、都市計画費がダントツの10億7059万円となりました。これは、圏央道関連事業の負担金3億4917万円、幸手駅西口整備事業・駅舎整備事業費などを含み(西口関連事業は仮換地設計・実施設計段階)、その他の例年の各種整備事業の積み上げです。
 消防費は、昨年度から広域化された「東部消防組合」への負担金です。
 教育費では、やはり、施設の修繕や耐震化に多くの予算が投じられています。今後も学校施設の大規模改修が予定されています。

 その他、商工費・農業水産費は、施設整備などにかかる補助金は多いものの、それぞれ1億円、1億7600万円程度で、今、最大の窮状にある2部門への支出は決して多いとは言えない状況です。

■主な特別会計歳入歳出決算状況
 国民健康保険 
   歳入 80億1882万円 前年度比5.1%増(収納率76.3%)     
   歳出 75億375万円   〃  6.9%増     
 後期高齢者医療 
   歳入 4億44555万円 前年度比 7.0%増(収納率98.8%)
   歳出 4億3521万円  〃  5.7%増     
 介護保険   
   歳入 29億3325万円 前年度比 4.1%増(収納率96.4%)
   歳出 28億2578万円  〃   6.1%増
 公共下水道
   歳入 10億1688万円 前年度比 12.0%増
   歳出 9億6099万円   〃   20.6%増

■水道事業会計
   収益的収入 10億9650万円 
   収益的支出 10億130万円(不用額5392万円 執行率96.9%)
 ※給水人口 53,353人 給水戸数 21,924戸 県水依存率 70.6% 供給単価(152.91円)-給水原価(154.59円)=▲1.68円(逆ざや)となっています。 
 
 

9月議会報告 本日の動き 9対5

2014.09.01

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議会初日の人事案件

 今日は議会初日でした。執行部からほぼ1日かけて議案の説明がありました。幸手市のような小さなまちでもこれだけの資料があるのですから、都道府県や政令市、中核市などならもっと膨大な資料が出るのでしょうね。それにしても、行政のチェック機関として幸手市議会は議員がたったの15人。というのは、多いのか、少ないのか…。”身内”ばかり多くてもバランスを失いますが、あまり数が少ないのもそれなりに問題かな、と。

 今日は議案説明の後、2件の人事案件の採決がありました。先日お知らせしていた①固定資産税評価委員会委員と②監査委員の人事です。市長人事には議会の同意が必要です。①は全員が同意。②は賛成9、反対5となりました。

 人事権のある市長が自分に近しい方を選任したいと思うのは仕方ないとしても、市の仕事の受託業者に特別職(顧問&本部長)の肩書で先月8月まで勤ていたされたというお立場の方を、監査委員として選任する人事には同意しがたく、熟慮の上、反対しました。

 反対を表明したのは会派先進(中村・松田)と新政会の5人でした。これらの人事案件はすでに名前も公表されていますし、インターネット中継もされているのですが、インターネットは名前をインプットするだけで勝手に特定のヒトが検索できてしまうことや世界と繋がっていることを鑑み、小さなまちの人事案件を、このブログでは敢えてご本人の名前を伏せて、状況のみご報告いたします(中途半端なことで申し訳ありませんが、今日の議会のトピックスとしてお伝えいたしました)。

  

 

平成25年度決算、またも多額の不用額

2014.08.27

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昨年度よりも予算を有効活用したとはいえない?

  地方自治体は、毎年、議会の決算審議前に、一般会計や特別会計、基金などの歳入歳出や運用について、監査委員の監査を受けます。先日の全員協議会では、その結果報告書が議員に配布されました。監査委員の意見が「むすび」の中に述べられていますので抜粋いたします。

 「平成25年度幸手市一般会計及び各特別会計等決算審議意見書」より

7.むすび (抜粋)
 決算審査に関しての意見として、一般会計の歳出決算の執行率が前年度の93.6%から90.3%に低下しており、不用額は前年度に比べ86.6%上昇している。多額の不用額の発生は市民サービスの低下に繋がりかねないと考えられ、不用額の増加は昨年度よりも予算を有効活用したとはいえない残念な結果である。云々

 さて、不用額とは残ったお金のことです。平成25年度の実質収支額(残ったお金=歳入-歳出-翌年に繰り越すべき支出)が、一般会計では約11億7000万円。特別会計を合わせると約18億2500万円にのぼります。先日もブログで書きましたが、地方交付税を20億円ももらっている幸手市が、11億円も18億円も不用額が出るというのは問題ではないでしょうか。90.3%という執行率の原因究明も避けられません。

 「財政が厳しい」というのが信じられないですよ。無駄な出費を奨励するものでは決してありませんが、やっぱりどう見てもおかしい。私たちの家計なら、「貯金もまたよし」かも知れませんが、現年主義(単年度予算)の公共団体が、その年に収められた税金をこんなに余らせる。昨年度も決算審査で不用額の多さを指摘されていたのに。監査委員の意見はムシ?あるいは、検証もしていなかったのではと、市長の「経営手腕」に疑問を感じざるを得ません。

 監査委員が法律に則って行う公的な審査の結果です。9月議会の審議が始まる前に、どっさりもらった資料の中から、まずはわが町の財政運営の現状をお知らせしました。今後、このブログで議会の報告をしてまいりますが、上記のような「幸手市の現状」を頭の隅に留め、問題についていっしょに考えていただけたら有難いです。

 

いよいよ9月議会

2014.08.27

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9月議会の日程が決まりました

 8月26日、議員全員協議会にて、9月議会の日程が決まりましたのでお知らせいたします。

 9月 1日(月)   10:00 開会(人事案件採決・議案説明など)
   2日(火)~4日(木 )10:00 一般質問
  10日(水)~11日(木) 10:00 文教厚生常任委員会
  16日(火)~17日(水) 10:00 総務常任委員会
  18日(木)~19日(金) 10:00 建設経済常任委員会
  26日(金)   10:00 採決・閉会

となっています。
 人事案件2件を含み、今議会の議案数は31件です。一般質問を提出したのは14名。今回、4日の大トリ、最終登壇者は、なんと議長です。議長が一般質問をするというのは他所の自治体を見てもそうあるものではありません。質問は1点集中、満を持しての初登壇とお見受けしました。注目したいと思います。さて、私の一般質問は6番目です。3日の午前中の登壇かと思われます。

 人事案件では任期満了となる監査委員と固定資産評価審査委員会委員各1名ずつの新規任用への同意が求められています。人事案件は初日に採決がなされます。

 そのほかにもたいへんな量の資料が配布されました。全部積むと10センチはあるという資料を、どうやって読み切るか。もうすでに取り掛かっておりますが、市民の皆さまの血税が有効に使われたかどうかという点にポイントを絞りチェックしたいと思います。

 それにしても、10センチというと膨大な資料ですよ。でも、資料や情報が公開されることは有難いことです。職員の労も労わなくては。しかしです。こんなに膨大な資料をいっぺんにもらって、しかもわずか2週間で読み切れというのはちょっとご無体…というべきか。資料調査にじっくり取り組むためには、通年議会など議会の開催方法なども検討していかなければならないのかもしれませんね。

 

2014.9月議会一般質問通告

2014.08.21

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いよいよ9月議会が始まります

 早いもので、8月も下旬となり、後1週間ほどで9月に。今日は9月議会の一般質問通告書の締切日でした。私は、昨日提出し、受付番号は6番でした。2日目の登壇となる予想です。以下に、質問項目をお知らせいたします。

■一般質問通告
1.2014年度普通交付税の交付算定と幸手市の財政状況について
2.相次ぐ入札不調への対策について
3.高齢者対策について
4.人口減少問題について

 1.については
 幸手市の2014年度普通交付税が、前年度比6.2%増の約20億円で、近隣の人口同規模の自治体と比べ10億円も多い状況となっています。交付税は、自治体の自主財源の不足分を国が国税で補ってくれる制度です。
 毎年多くの国税が算入されていながら、ここ数年、毎年10億円以上のお金が使われずに残っている幸手市の財政運営についても問いたいと思います。
 
 2.は入札不調を取り上げます。
 このブログでもお伝えしてきましたが、幸手市では入札不調が相次いでいます。全国的な傾向とは言え、東京オリンピックまで続くとしたら、今のままでよいのか、入札不調によって市民サービスを低下させないため、幸手市が主体的な入札を執行していくための対策は。そのへんについて問いたいと思っています。

 3.は、高齢者対策です。
「最近、ごみ収集ステーションまでごみを出すのが困難になってきた」という声を聞くようになってきました。今はご近所で助け合っている現状ですが、今後、市はどのような対策を考えているのか。また、香日向地内のスーパーマーケット閉店に伴う住民対策、高齢者対策を聞きたいと思っています。どちらも生活者である住民にとって大きな問題です。

 4.は人口減少問題です。
 前回、6月議会で明らかになった「2040年対策検討会議」の検討の進捗状況を確認し、今後の対策、市政運営を問いたいと思います。

 他にも気になることはたくさんあるのですが、4項目でも持ち時間が足りなくなる可能性あり。できるだけコンパクトな質問で市の考えを質せるよう頑張って準備したいと思っています。

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