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6月議会一般質問

2014.05.24

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一般質問通告書を提出

 先週の金曜日、一般質問通告書を提出してきました。今回は以下の4項目を質問する予定です。

 ①幸手市の教育行政について
 ②保育環境の整備について
 ③生活道路の補修整備について
 ④人口減少問題について

①では前回の一般質問で詰め切れなかった小規模校問題、学校教育へのICT活用、指定管理者制度導入が検討されている「図書館の持つ役割」などについて新教育長の考えを、
②は女性の社会進出が求められる上で欠かせない保育環境の整備について、
③は老朽化が目立つ道路の補修計画と財源について
などを質問したいと思っています。また、
④では、日本中の自治体が人口減少問題への対応を急いでいる中、想定より早いペースで人口減少が進んでいる幸手市の「人口減少の問題点」について市長の考えと対応を聞く予定です。

 人口減少問題は避けて通れない行政課題です。”すべての政策は人口減少問題の解決に通じる”という危機感を持って臨みたいと思っています。受付け番号10番。一般質問2日目の午後、若しくは3日目の午前の登壇となりそうです。日程は26日の議会運営委員会後にお知らせいたします。

公開討論会その後…?

2014.05.21

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「公開討論会」その後、についてのご報告

 去る2月28日、「幸手の環境を良くする会」から香日向小学校跡地利用に関連して「地元議員との公開討論会開催を準備しているので、整ったら出席を」との依頼を受け取ったことを同日付のブログでお知らせしておりました。

 その後、ご依頼は来ず。私もブログ上でフォローしておりませんでしたが、先日、ある方から「そういえば、その後、どうなったのですか?」とご質問をいただきました。

 そこで改めて代表の方に確認をいたしましたところ、「もうひと方に質問を出していたが回答がなく、断念した」とのことでありました。遅ればせながらご報告とさせて戴きます。

 

 

6月議会の準備で

2014.05.21

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条例・法規というもの

 6月議会が始まります。市長から提出される議案の審議、市政一般を質す「一般質問」が議員として大事な”仕事”です。このところ、その準備などで、ブログの更新が滞ってしまいました。

 今、私が家に居て没頭しているのは、「空き家等の適正管理に関する条例」(空き家条例)に関する情報収集・研究です。この条例(案)が6月議会で議案となることが決まっています。作業を通して国の法令や他市町村の条例の見比べをすることが増え、改めて感じるのが、当たり前なことながら、私たちは「法治国家」に住んでいるということです。そして、この見比べが意外と楽しいのですよ。

 自治体には、国の法令に基づいて作った条例や規則などの例規を載せた「例規集」がそれぞれ整備されています。普段は気にも留めない法規・例規ですが、その例規を根拠に自治体運営がなされていますので、見比べるといろいろなことが見えてきます。
 そして私たち議員は、わが町の例規に立脚して市政を問わねばなりません。”パッション”やアイディアはモノゴトを動かす大きな要素ですが、しかし、最後は法規や例規が国民生活、市民生活の秩序、もっと大きくは歴史や文化を形作る根拠となっているのですから。自治体運営の根本は条例であり、規則なのです。

 だから、立法って大事なんですね。残念ながらここ数回の定例議会で、わが町の条例や規則の整備状況に若干不備を感じることがあり、昨日は役所で職員と議論。私たちの生活(自治)の基本となる例規故、不断の見直し、整備を求めました。

 「空き家条例」に関しては、条例を制定するということは、市民の皆さまの財産権への介入であり、一字一句、慎重な審議ができるよう、しっかり準備しておかなければと思っています。「空き家条例」(素案)は5月12日にパブリック・コメントの受付けが終了しましたが、ご意見をお出しくださった方はいらっしゃいますか。出せなかったという方がおられましたら、是非、私にお考えをお知らせいただければ有難いです。

何を調べても奥深くて…。私の性格上、一旦調べかけると横に縦にと調べたいことが派生して。家人が用意してくれたiPadのお蔭でパソコンの前に居ずともインターネットに接することができる環境が整ったため、寝ても起きても手元に置いて、気になることを確かめて…。寝るのが惜しくてたまらない状態です(笑)。

所管事務調査報告 学童保育室・旧香日向小

2014.05.15

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文教厚生常任委員会所管事務調査より

 ③新設学童保育室「たいよう」と④旧香日向小学校について

③「たいよう」について
 今年度より、長倉小学校学童「たんぽぽ」から分かれて西中学校プレハブ校舎に新設された学童保育室です。中学校の敷地内に新設という事で、いろいろな課題をクリアしながら準備がなされてきました。まだ、運用しながらも改善の余地が残された課題もあるように見受けましたが、何より、中学生、小学生の安全・安心が保持できるよう、関係各位のご配慮をお願いしたいと思います。

④旧香日向小学校の内覧をしました
 看護学校との間は完全に遮断されていますが、市民スペースはこれから内装工事が発注され、工事が終わるのが8月中旬。それから本の配置などを行うと図書コーナーなどのオープンは10月ごろとなる見込みとの説明です。以前の予定からは若干の遅れが出るようですが、市民の皆さまの利便性や憩いの場として、よりブラッシュ・アップしていただければと思います。

締め切られた壁   ワークスペースはぶち抜きで図書コーナーに
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幸手高校から来た書架(写真が横でスミマセン)など出番を待つ備品たち
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校章が外された跡 
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正門前のプレートの外された跡はとても悲しい状態に(写真を向けるのも忍びない)。施設の愛称は是非、市民の皆さまにも公募するようお願いしています。愛称が決まって、早く新しいシンボルやプレートが付けられるといいですね。

所管事務調査報告 さかえ小学校

2014.05.15

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文教厚生常任委員会所管事務調査

 続いて、さかえ小学校について報告いたします。

②さかえ小学校
 さかえ小学校は、昭和58年ごろの児童数約2000人(栄第一、栄第二小学校を合わせて)をピークに子どもたちが激減。現在は、全校児童数201名。学級数7学級。埼玉県費教職員15名と市費教職員1名で運営されています。
 学校運営に関する説明で、校長先生が力を込めておっしゃっていたのは「昨年度はさかえ小『シラバス(学習案内)』の作成に取り組んできた。それらの活動が教職員の意識改革につながり、子どもに自信をつけさせる学習活動が行えた。結果、昨年度は埼玉県3つの達成目標(「学力」のペーパーテスト=読む・書く・計算)の達成率が幸手市内で1位となった」ということでした。

 校長先生のお話しで印象的だったのは、とにかく統計的。いろいろな分析に必ず統計的な数値の根拠を示され、とても説得性を感じました。また、現在の課題についても言葉によどみなく的確に表現され、改善を求められていたのも印象的でした。また、教育委員会により、子どもたちのパソコンに『ラインズeライブラリアドバンス(インターネットを介してのドリル学習や学習教材を提供しているホームページ)』が導入され、家庭学習の定着に活用していく準備を進めているとのことでした。
 
 質疑応答では、「シラバス」作成に質問が。校長先生からは「先生の努力を結果として残したかった」と。「管理職から提案したが、作成過程では先生方の理解を得ながら進めてきた」とも。また、現在、朝食を食べてこない子どもが5%程度いることへの対応についても「5%=約10名。きめ細かに保護者に働きかけたい」と語っておられました。体験学習を大切にしていること、昨年度は教師が子どもたちと向き合う時間を増やし、家庭にも積極的に情報を発信してきたことなども熱っぽく語られ、信頼を厚くた次第です。
 全てのことをマネジメントされていることが窺えるご説明でした。私たちにも配布された貴重な「シラバス」。よく読んで、私も「小学校教育」への理解をより深めたいと思います。

 3F和太鼓の練習場にて  「シラバス(学習案内)」
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 職員室前やランチルームの廊下側の壁が透明ボードになっています
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 新調された放送室のデジタル機器と非構造部安全対策が済んだ体育館
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さて、幸手市内の小学校はすべて今週の土曜日が運動会です。さかえ小でも何年生かは分かりませんでしたが、運動場でストレッチ運動(たぶん)をしていましたが、なんと、かかっていた曲はソチオリンピック、羽生選手が金メダル演技で使った「パリの散歩道」。なんともセクシーなエレキギターの音が栄団地にこだましておりましたよ(微笑)。

 

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