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文教厚生常任委員会所管事務調査より
予てより予定されていた文教厚生常任委員会の「所管事務調査」が昨日行われました。常任委員会は、その担当部門に属する事務に関して調査を行う権限を持っています。常任委員会が主体的にテーマを決めて調査を行います。
幸手市議会では、文教厚生常任委員会は担当部門が多く、所管事務調査は毎年恒例となっていて、市内の施設や事務状況を視察しています。
昨日は、午前、午後を通して
①さくら小学校(学校運営状況について・学校施設視察)
②さかえ小学校( 〃 〃 )
③学童保育室「たいよう」(運営について・施設視察)
④旧香日向小学校「図書コーナー」(社会教育行政について・施設視察)
の4施設について、説明を受け、現地視察を行いました。
順番にご報告します。
①さくら小学校
さくら小学校は昨年度より埼玉県の「地域に応じた学力向上推進事業」モデル校に指定され、授業改善に取り組んでいます。校長先生からは、「学力向上のキーワードは”学び合い”です。では”学び合い”とは。それは、ただ、塾などに行って”先にできる子が教える”のではなく、言葉のキャッチボールを通して、教える側は”どうやれば相手が解るように伝えられるか”、教えられる側は”どうやれば解るようになるか”とお互いに考えること」と校長先生。
校長先生からのお話しの後、南門に続く通学路の改修状況や新設の特別支援教室、体育館の非構造部安全対策の状況を視察しました。その後の質疑応答では、「モデル校として教職員の考え方は変わったか」「タブレット端末の活用状況」などについて質問が。
校長先生からは、「モデル校となったことをきっかけに研究校の視察や家庭との関係など改善を検討していく。子どもたちの目に見えない”意欲”を育んでいきたい」(要約)と。タブレットに関しては「パソコン室以外でも検索機能を活用できる。子どもたちの方が使いこなしている。子どもの中にはスマホを所持する子もいる。6年生には外部指導者を招いて使い方の指導も行っている」とのことでした。