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台風一過 

2018.10.02

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台風24号 市内の状況

 大型の台風24号が日本列島を総なめにして北の海に消えました。皆さまには被害等大丈夫でしたか?

 暴風雨の猛威をともなった大型台風は少しの進路の違いで被災の状況も違います。昨日、市内の台風状況を確認すべく職員に聞き取りいたしましたところ、今回も多くの職員が泊まり込みで対応してくれていたとのこと。幸手市は今回の台風では、その大きさに比して幸いにも被害は少なくて済んだようですが、対応してくれた職員の皆さん、お疲れ様でした。

 さて、今回の台風は全国的に40m/s、50m/sという強風が吹き荒れました。幸手市でも水害対策として仮設ポンプを5カ所設置するも、常設を含め稼働したポンプはほとんどなく、暴風による被害がほとんどだったようです。
 民地における倒木や建物破損の被害、停電(千塚地域)もあったようですが、公道では倒木により通行ができないという通報を受け(中川崎地域)職員が出動し、電線に寄り掛かった倒木の処置を東電に依頼し通行止めを実施したということ。また、市庁舎では駐輪場の屋根が破損したり、高木植栽の一部が倒れるということも。
 まだ稲刈りが残る田んぼなど心配はありますが、とりあえず、幸手市では大きな混乱なく過ぎ去った台風24号でありました。
 以下市のHP「新着情報」の風水害報告を転記いたします。

【平成30年台風24号(9月29日~10月1日)に伴う風水害報告】
1.降雨量等
 ・大雨暴風警報・雷注意報発令
 ・累積降雨量52.5mm
  (29日7.5mm・30日31.mm・1日14.0mm)
 ・1時間最大降雨量14.0mm(1日0時~1時)
 ・最大瞬間風速32.7mm/s(1日0時~1時)
2.被害状況
 <建物・工作物・樹木等>
 樹木の倒壊、倒木による通行止、建築資材飛散による通行遮断、
 駐輪場屋根破損、飛散物散乱 など
 <停電>
 約200軒
 <道路冠水>
 なし
3.対応状況
 仮設ポンプ設置
 市内巡回パトロール実施

さて、みなさん。今回の台風では、電車の運行やイベントの中止などを含め、日本中が一体感を持って危機対応がなされた感がありました。改めて、「もしも」の時の「自助」、そして、どこに連絡したらいいかという「連絡先」のチェックは万全ですか?「自助」「共助」公助」の中でも災害発生時に最大の威力を発揮するのは「自助」です。今後も自然災害の大型化が懸念される昨今、まずは3日間、持ちこたえる蓄えと、いざという時の連絡先のチェックは私たち個人の責任とわきまえて万全を期していきましょう。

 

ドラマチック&時代の変化

2018.09.11

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涙の全米オープン 女子シングルス決勝 大坂選手、四大大会優勝おめでとう!!

 読者の皆さまの中にはテニスが大好きという方もいらっしゃると思いますが、8日に行われた上記決勝。試合もさることながら、最後の最後、表彰式でも波乱の展開となりましたね。テニスには門外漢ながら、私もこの試合を見て、大坂なおみ選手に魅了されました。
 
 試合は途中で何度か気持ちが切れかねない状況もありましたが、よく耐えてプレーに集中した大坂選手。ブーイング渦巻く表彰会場ではその言動で観客を魅了し、各種報道が賞賛。彼女は只者ではなかった。若い人が自分の実力を信じて、大舞台でもひるむことなく偉業を成し遂げるという構図は、これからもいろいろな場面で目にすることになるでしょう。

 改めて、もう、何かあっても何も表現もせず、ただ耐え忍ぶ、やり過ごすだけの時代ではない。言うべきこと、やるべきことをストレートに表現する若者がこれからの社会を変えていく。最近の官僚に関わる問題、スポーツ界の騒動なども含め、私はその予感を強く感じましたし、このような若者を私たち大人が許容し、認めていかなければ新しい時代はない。そう感じます。
 今、世代間の意思疎通が難しいということを耳にしますが、私たちがこれまで捉えてきた「今の若者像」、すなわち、若者=ひ弱いというイメージを改め、若者を信じて、未来を託していく。そんな謙虚さを大人が持つべき時代になっているのでは。私たち大人は自分の上手な引き際=”勇退”=フェードアウトの在り方を本気で考えていくべき時が来ていると。

 戦後、日本は子どもたちを一貫して「純粋培養」してきました。大人への反抗もある種”封印”してひたすら「良い子」を育ててきた。それは裏返すと、世の中に対して純粋な思いで意見を言うチカラを養ってきたということ。今回の大坂選手の”涙のメッセージ”も彼女の感性もあるでしょうが、「こう振る舞わなければならない」という既成概念に縛られない自然な表現でもあったのでは。

 これから社会は変わります。もう、「面従腹背」的時代は終わり、議論したり、自由に意見を言う、自由に振る舞える、そんな若者が引っ張って行く時代なのです。ただ、自由と言えども若者もいつまでも”イノセント”ではダメです。交渉事や戦略など、冷徹で厳しい現実にも対応できなければなりませんから。しかし、その本質のところとして、誠実さや純真さを失わず頑張ってほしい。私たちロートルは各方面で若者の活躍を応援していきましょう。これからの社会を変え、引っ張って行くのは若者のパワーです。
 薀蓄ばっかり言わずテニスを”純粋に楽しんでヨ”という声が聞こえてきそうですね。でも、そうおっしゃらないでください。議員となって、これまで以上に”世の中の変容”に敏感でありたいと思っているとつい…。
 「こんな終わり方ですみません…」
 

9月議会の日程

2018.09.01

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いよいよ3日から議会開会 日程をお知らせします

 昨夕は突然の雷雨にびしょ濡れになったという方もいらっしゃるかもしれませんね。稲刈りの最中に雨、という方もおられたでしょう。雷がピカピカしているときは、外での作業に十分お気を付け下さい。しかし、雨の降る前にムッとしていた空気が雨の後は幾分和らぎ、今夜は寝苦しさもひと段落。久しぶりに深い眠りがとれそうですね。今日からしばらくは雨、そして台風の到来も予想されていますし、まだまだ暑い日が続くようですので、皆さまには気を付けてお過ごしください。

 さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ月曜日から9月議会が始まります。遅くなりましたが、議会日程(案)をお知らせいたします。先日27日には分厚い資料と議案をもらってきました。一般質問要旨のまとめも含め、いろいろ情報収集・整理などを進めていますが、この時期は寝ても覚めても議案や数字が頭の中をグルグル…。千切れ千切れの睡眠をとりながら格闘しています。そんな状況で、また、更新が遠のきましたがお許しください。

 【9月議会日程(案)】

 9月3日(月) 開会・議案説明
   4日(火) 一般質問
   5日(水)   〃
   6日(木)   〃
  12日(水) 議案に対する質疑
  13日(木) 文教厚生常任委員会
  14日(金)   〃
  18日(火) 総務常任委員会
  19日(水)   〃
  20日(木) 建設経済常任委員会
  21日(金)   〃
  28日(金) 採決・閉会
      ※いずれも10時~
      ※委員会は委員会室で
      ※傍聴OK
      ※松田まさよ一般質問 4日午後の予定

まちづくりは自治力が勝負

2018.08.17

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様変わりする世相に負けないまちづくりに大事なことは

 お盆が過ぎると風が変わる。昔から云われてきた言葉ですが、今日は日差しは相変わらず強いものの少し凌ぎやすく感じますね。四季が巡る日本ではお盆が過ぎると一気に秋に向かいます。幸手市では今月下旬には稲刈りも始まります。酷暑もあともう少し。頑張りましょう。

 さて、お盆前にお話ししていたように、私も9月議会を目前に宿題を仕上げなければなりません。お盆中にネットを中心に収拾した情報を整理しながら、また、改めて考えた時、幸手市だけでなく、日本が、世界が新たな局面を迎えている中で、より一層求められているのは「自治力」ではないかと感じています。
 高度成長時代は「国土の均衡ある発展」が国是でした。その頃の幸手市は東京のベッドタウンとして発展してきました。しかし、今、求められているのは、その時に膨張したものを縮小若しくは身の丈に作り直す作業です。インフラなど住民生活のナショナルミニマムを堅持はもちろんながら、「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」の選択で市の特徴を押し出すことが求められている。これが地方創生です。新たな時代に私たちはどんな方向で住民サービスを提供していくのか。何を大切にしていくのか。
 今後は以前にもまして住民の納得なしにはまちづくりはできません。
 
 では改めて「自治力」は何かと考えた時、私は住民の皆さまの「参加力」ではないかと思うのです。なかなか意識や意欲はあっても機会がなければ自発的にとはいかないと思います。そんな方にいかにまちづくりに参加していただけるか。行政として、まちのシステムとしてどのような住民参加の機会を増やしていくのか。これこそ、ここ7年間で仕上げていかなければならない幸手市の課題ではないかと私は思うのです。
 そしてなぜ、7年か。幸手市の高齢化率や人口構成をみると、幸手市は今後7年間で大きく変化する要素があるのです。まだしばらくその変化に気付かない月日が流れるでしょうが、準備は必要です。

 そして、自治力を高め、住民参加をより進めていくために必要なのが皆さまに等身大の幸手市の姿を知る情報が届くことだと考え、私はこのブログや議会報告書、報告会を通して、市の課題などをできるだけ分かりやすく発信して参りたいと思っております。基本はセンセーショナルな話題や一方に偏った情報ではなく、等身大の市の姿を知っていただき、判断していただける情報を提供することです。そして、それらを通してお考えくださった皆さまのご意見をできる限り議員活動に反映していけるよう活動して参りたいと思っています。お盆が明けてすぐの更新ができず申し訳ございませんでしたが、私の考えにご理解を賜り、今後ともよろしくお付き合いの程お願いいたします。

なかなかコンスタントな情報提供ができていないのは恐縮至極でありますが、できる限りこまめな更新を目指してまいります。皆さまにはご知人等にもこのブログをご紹介いただければ幸いと存じます。重ねてよろしくお願いいたします。

お盆を前に

2018.08.11

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お盆が明ければ 9月議会の準備開始

 6月議会が終って、暑い暑いと言っている間にもう8月となり、23日には一般質問通告締切、27日には議案が配布されるなど9月議会が始まります。

 7月5日には「可燃ごみ処理の広域化に係る協議について」が、8月1日には「幸手市立吉田幼稚園の今後の対応等について」という通達が市長から全議員に配信されました。その説明も9月議会でなされるということ。ごみ処理広域化とは、現在の杉戸町環境センターの老朽化に対応することなく、久喜市と宮代町が進めているごみ処理施設の新炉建設の協議に参加を申し入れたというものです。吉田幼稚園については市がついに平成33年度末の「廃園」を決定したというものです。

 財政厳しき最中、さらに人口減少が止まらない中で、どのような判断をすべきなのか、説明のない今の段階で何も語ることはできませんが、なにはともあれ、幸手市の課題は何にしても「財政」です。

 庁舎の老朽化、水害対策、都市計画道路の整備、下水道の延伸などなど、やらめばならない大型事業の財政需要が山積の上に、新たな課題も目白押し。おカネがないからと必要な事業を先送りすることはできません。
 毎年のことながら、このブログはお盆の間はお休みをいただきますが、以上のようなことを宿題として、お盆の間、いろいろな情報収集を怠ることなく、9月議会に向けて準備していきたいと思います。

 また、お盆明けから更新をしてきたいと思っております。皆さまにはお体ご自愛の上、お過ごしくださいますよう。
 それでは、お盆明けに。

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