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余録 九都県市合同防災訓練

2025.09.08

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都県市合同防災訓練 余録です

九都県市合同防災訓練 因みに情報を余録として新たに写真コラージュにまとめました。

昨日の資料に入っていた防災マニュアルより
・九都県市の構成 ・合同訓練の目的 
・当日のプログラム
当日の様子から
・閉会式の様子 
・展示ブース出展者の資料 等
ファイル 2123-1.jpeg

ファイル 2123-2.jpeg♥先にお伝えした当日プログラムの詳細は是非拡大して見ていただきたいところです。これだけの分単位のプログラムの運営。これを時間内に終わらせる。ちょっと感動です😍
出典ブースでは大成ロテックさん、温泉道場さん、秩父市さんなど。写真には載っていませんが、埼玉県歯科医師会さん、薬剤師会さんなどをはじめ、ジョイフル本田さん、災害時福祉避難所の開設を目指す福祉関係者さん、アマチュア無線連盟の方などと交流させていただきました。
参加団体は上の通りです。

九都県市合同防災ク訓練

2025.09.08

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県営権現堂第2公園 第46回九都県市合同防災訓練 開催

昨日は幸手市が2年かけて取り組んできた来た九都県市合同防災訓練が開催されました。暑い一日、ご来場くださった皆さまありがとうございました。

ファイル 2122-1.jpeg訓練は、開始9時からわずか2時間半の中で、たくさんの団体、ヘリコプター、自動車車輌などが短い時間で入れ替わり立ち替わり実践訓練を行うというタイトなスケジュールでしたが、混乱なく、遅滞なく、全プログラムが時間通りピシッと進むという素晴らしいものでした。自衛隊や消防隊などはまさに、指揮命令が細部に及ぶ組織ですが、実は幸手市でもこの2時間半のイベントのために、専属の職員を増やして対応して来ました。ドローンや複数のヘリコプター、重機、車輌などをあれだけ短時間に時間通りに移動させるにはどれだけの調整がなされたか。大野知事もヘリで現地に。埼玉県が所有する救助ヘリ、自衛隊のヘリなどなど多数の航空機の飛行時間を調整したり、10分〜20分刻みの実践訓練に合わせて関係者や車輌を召集し移動させる。緻密な計画無くしてできないことです。また、車でご来場の方を渋滞なくスムーズに誘導するだけでも各方面への調整はたいへんであったろうと推察します。
華やかな表舞台の成功は裏でたくさんの方が準備をされた賜物です。

"防災"は、今の日本のコミュニティを結ぶ重要ワードです。たくさんのちびっ子、ご家族が来場され、各団体による体験コーナーに参加されていました。次世代を担う世代が、大人が協力している姿から何かを感じてくれたとしたら嬉しいですね。実際、お子さん連れ参加の知人からは、お子さんにたくさんの体験をさせてあげられて良かったと、準備をしてくださった方に感謝されていました。

私は終了間近かの13時過ぎまで会場に。広い会場の各所でたくさんの市職員に出会いました。総動員に近い人数が暑い中で会場の安全管理や救護所運営に携わってくれていました。

♥長々と述べましたが、実は私の期待や予想を遥かに超えたイベントでした。暑い中、関係者の皆さま、お疲れさまでした。

ファイル 2122-2.jpeg♥♥遠目で見にくい写真で申し訳ありませんが、いろいろな訓練の一部ですが写真を掲載いたします。香日向地区を含む市内自主防災組織や自治会からも訓練参加あり。旧香日向小の看護専門学校の学生さんも参加されていました。展示ブースは幸手市が災害協定を結んでいる団体を含むたくさんの団体・企業の皆さんが出展。防災訓練恒例の自衛隊カレーも大人気で、なんと1000人以上が並ばれたとか。キッチンカーの出店も。公園指定管理者のご協力もあり、とにかく大規模な防災訓練でした😆
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消防隊派遣@岩手県大船渡市

2025.03.16

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岩手県知事 消防庁より埼玉県にも出動要請 現地へ隊員派遣

今月9日に鎮圧された岩手県大船渡市の山林火災。12日間で2900ヘクタールが焼失し、200棟の建物が被害を受けたとされました。

今日の埼玉新聞に、大船渡市の山林火災を受けて職員計16人(4班)が現地に出動した秩父消防本部が、今回のことを教訓に、林野火災を想定した訓練や予防運動、防災無線を活用した広報などを強化して行くとしているとのことが掲載されていました。新聞によると、秩父消防は、所管する秩父地域(秩父市、横瀬、皆野、長瀞、小鹿野町)が埼玉県内面積の約25%、森林面積は県全体の60%を占める地域です。近年は焼失面積が10アールを超える火災は起きていませんが、2000年2月には鎮火に5日がかかる大火で山林36ヘクタールを消失する経験しているようです。

今日、皆さまにお知らせしたいのは、実はこの林野火災には埼玉県からもたくさんの消防隊が派遣され消火活動に従事していたということです。私たち地元の埼玉東部消防組合も然り。
ファイル 2080-1.jpeg私は現在、埼玉東部消防組合議会議員を拝命していますが、昨週13日に議会が開催され、その中でこの件について、←左の報告がありました。本件には同組合からも第1次から第4次派遣隊まで、消火小隊1隊16名・後方支援隊1隊12名が2月28日〜3月10日の間、任務に就いています。
26日→岩手県知事から消防庁に応援要請、翌27日には消防庁から埼玉県知事に出動要請あり、県内の派遣隊とともに28日には現場での活動に従事するという迅速さだったとか。現地での主な任務は東京都、千葉県、群馬県の出動隊と綾里(りょうり)地区の消化活動及び警戒活動(消火小隊)、活動隊の食事の準備や退院のサポート(後方支援)など。災害の多い日本ですが、いろいろな災害に対して、全国レベルできちんと救助体制が組織されているというのは本当に心強いです。

♥災害は起きてほしくはありませんが、東部消防組合では日々の救急、火災事案のほか、先日の八潮市の道路陥没や昨年正月の能登半島地震でも救助派遣に応じてきました。私たちの生活がいろいろな人によって守られていることに感謝しながら、身近な消防隊員の頑張りを改めてご報告させていただきました。

南海トラフ臨時情報 その後

2024.08.12

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南海トラフ巨大地震の被害想定と防災対策の見直しを進める政府の作業部会 今回発表し継続中の臨時情報(巨大地震注意)への自治体、住民、企業の対応状況を確認し、対策に反映させる見通し  

長い表題になりましたが、先般発表された臨時情報その後について。

政府作業部会は、この発表から1週間で社会がどう対応したかについて整理。明らかになった課題や教訓を踏まえ、現南海トラフ地震の防災対策基本計画に反映させるとのこと。

先のブログでも申し上げたように、南海トラフ地震については、幸手市は被害想定地域の対象外ですから、防災計画見直しの影響は小さいものと推測します。しかしながら、近年の災害では、交流サイト(SNS)にデマが投稿され拡散。関係機関が対応に追われるという事態が相次いでいます。その観点での新しい見直しが追加される可能性も。要チェックです。

偽情報については、8日の地震直後は自治体が対応するまでの悪質な内容はなかったが、過去の災害時写真を添付し、過度に不安をあおるような投稿もあったとのことです。今年元日に起きた能登半島地震では大量の虚偽情報がSNS上を飛び交い、発生後24時間に"X"に日本語で投稿された救助要請のうち、約1割はデマだったということも。それにより、消防は混乱し、石川県警による投稿者の逮捕に発展したということが起きていたことが報じられています。

今回の臨時情報発表では、南海トラフ地震による被害が想定される府県は、住民へのメッセージを次々に発出。愛媛県知事はSNS上の悪質なデマや根拠の無い情報の拡散は絶対にやめてと要請したとのことですが、SNSを情報源とする皆さまには、▷まずは情報が正しいのかをきちんと確かめる。▷確信のない偽情報の拡散には絶対に加担しない。これをご励行ください。

♥これらは情報社会を生きる私たちの最低限のマナーでありデジタル市民の嗜み(たしなみ)であり求められる行動です。これから年末にかけて議論が整理されるとのこと。正しく恐れるためには相手を知ることと、情報は鵜呑みにしない。是非、お願いします。

♥また、夏休み、お盆休みなどを対象地域でお過ごしの皆さまにはこの後も引き継ぎ警戒と避難時行動の確認をお忘れなく。

考察 南海トラフ地震

2024.08.10

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南海トラフ地震臨時情報  

8日午後4時43分ごろ、宮崎県日向灘沖で最大震度6弱を観測する地震があり。気象庁は、今後1週間以内に南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震が発生する可能性が通常と比べて高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報=巨大地震注意を出して巨大地震への注意を呼びかけました。
そして、昨日は神奈川県西部で震度5弱を観測する地震が発生。南海トラフ地震との関連が心配されましたが、これについては気象庁から、二つの地震に関連性がないこと、また、観測結果から、日向灘以東のプレート境界で巨大地震の発生につながる兆候は強まっていないとの判断が公開されました。

しかし、今日もテレビでは画面のテロップで巨大地震注意の呼びかけが続いています。「南海トラフ地震」を正しく恐れるために、改めて気象庁のHPより南海トラフ地震について少し抜粋して整理しておきたいと思います。

【気象庁のHPより】
南海トラフ地震とは
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。この南海トラフ沿いのプレート境界では、①海側のプレート(フィリピン海プレート)が陸側のプレート(ユーラシアプレート)の下に1年あたり数cmの速度で沈み込んでいます。②その際、プレートの境界が強く固着して、陸側のプレートが地下に引きずり込まれ、ひずみが蓄積されます。③陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり、限界に達して跳ね上がることで発生する地震が「南海トラフ地震」です。
①→②→③の状態が繰り返されるため、南海トラフ地震は繰り返し発生します。

南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。南海トラフ地震の過去事例を見てみると、その発生過程に多様性があることがわかります。

とありました。

海に囲まれた日本列島は、四方に様々な海洋プレートが入り組んでいます。因みに、「幸手市地域防災計画」において、予想されている地震別被害想定は、東京湾北部地震、茨城県南部地震、元元禄型関東地震のほか、関東平野北西縁断層帯地震や立川断層帯地震です。南海トラフ地震については地震防災対策推進地域には指定されていません。ただし、南海トラフ地震臨時情報発表については、埼玉県から市町村等に伝達がされる仕組みとなっており、今回の臨時情報に対しては市は災害対策本部を設置して対応を協議しています。幸手市は湾岸地域のように津波などの心配はありませんが、相手は自然の現象ですから、"想定外"ということが起きることはあり得ます。少なくとも臨時情報が解除されるまでは地震への備えを怠らないよう。お願いいたします。

また、夏休みやお盆のお出かけで南海トラフ地震の影響を受ける地域に行かれることもあるかと思います。臨時情報が発信されたのは、専門家の地震発生の切迫性が高まっているとの判断があるからです。地震の発生、予期せぬ津波などが起きないとも限りません。お出かけの際には、いつでもどこでもいざという時に避難行動が取れるよう、訪問先の地形や避難場所などのチェックや対策、準備を怠りなく。今回は、気象庁のHPから南海トラフ地震を考察しました。

♥上記詳しくは気象庁のHPをお確かめください。
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/nteq/nteq.html

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