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台風情報

2024.08.30

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くらし防災課のHPをご覧ください

台風10号の接近に伴い、この時間、雨音が強くなってきました。台風に関する情報が市のHPにも掲載されています。皆さまにはテレビ等の情報と併せ、幸手市の情報もご覧になり、備えを怠ることなくお過ごしください。

https://www.city.satte.lg.jp/soshiki/shiminkyoudou/index.html

続 市政報告

2024.08.27

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9月議会 市の報告より

今号は「第2期幸手市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の業績評価について。

自治体には本当にたくさんの計画がありますが、この計画は地方創生を旗印に、市が重点的に取り組む事業を集めた"戦略"集です。掲げる数値目標・重要業績評価指標(KPI)は42項目。計画期間は令和元年度から令和7年度までの8年間ですから、令和5年度評価は途中経過(進捗状況)となりますが、その中から私が気になる指標を幾つかお知らせします。

【基本目標1】安定した雇用を創出するとともに、安心して働けるようにする
目標 市内従業者数 目標値19,100人 
令和5年度実績 17,692人
目標 市内企業数(法人市民税均等割納税義務者数)1,075社 
令和5年度実績 1,138社
目標 空き店舗活用数(累計) 3件 
令和5年度実績 6件
目標 ふるさとハローワーク幸手による就職斡旋件数(累計) 2,700人
令和5年度実績 1,401人
目標 障害者就労支援センターの支援による就労者数 176人 
令和5年度実績 141人
目標 シルバー人材センター会員数 430人 
令和5年度実績 405人
目標 認定農業者数 38経営体 
令和5年度実績 42経営体
目標 農地の利用集積面積(累計) 160ha
令和5年度実績 171ha

【基本目標2】新しいひとの流れをつくる
目標 人口の転出超過数 0人 
令和5年度実績 △282人(△=転入超過)
目標 権現堂堤年間観光客数 230万人 
令和5年度実績 96万人
目標 ふるさと納税寄付件数 500件 
令和5年度実績 912件

【基本目標3】結婚・出産・子育ての希望をかなえる
目標 合計特殊出生率 1.12
令和5年度実績 0.87
目標 SAITAMA出会いサポートセンター登録者数 35人 
令和5年度実績 127人
目標 子育て総合窓口の相談件数 4,800件 
令和5年度実績 4,325件
目標 保育所待機児童数 0人 
令和5年度実績 0人

【基本目標4】ひとが集う・安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる
目標 幸手市に住みやすいと思う市民の割合 80%
令和5年度実績 78.4%
目標 福祉避難所の指定 16箇所 
令和5年度実績 12箇所
目標 市の公共交通機関の満足度 70.0%
令和5年度実績 8.1%
目標 幸手駅西口土地区画整理事業の仮換地指定進捗率 74%
令和5年度実績 45%
目標 健康長寿 男17.59年 女20.61年 
令和5年度実績 男18.41年 女21.24年
目標 健康マイレージ参加者 2,000人 
令和5年度実績 2,418人
目標 高齢者健康体操グループ数 41グループ 
令和5年度実績 40グループ
目標 公民館の利用率 50%
令和5年度実績 45%
目標 体育施設の利用率 45%
令和5年度実績 44%
目標 生きがいがあると思う高齢者の割合 90%
令和5年度実績 56%

上手く数字を配置できず見辛くてスミマセン🙇‍♀️(8/30 少し整理しました)
私の勝手なチョイスですが関心のある項目はありましたか?私としましては、雇用、空き店舗、農業、人口、交通、健康、生きがいなどをキーワードとする数字が気になるところです。

♥総体として、自治体が提供する様々なサービスの目的は、「住みやすいと思う、生きがいがあると思う」市民を増やすことだと思います。生き甲斐があると思う高齢者の割合が56%、公共交通の満足度の低さは気になりますが、健康体操のグループがたくさん活動されているからか健康寿命が目標を達しているのは素晴らしいことです。希望に沿った生業や就業があり、健康で、余暇には気軽にお出かけできる場所がある。公民館や様々な趣味のグループで楽しく過ごせる。さらに、転入者や若い人、観光客を含め、地域に様々な交流が生まれ続ける。そんな地域の一員として、安心で豊かな気持ちで皆んなで支え合う。これが私の理想郷です。

♥♥私の備忘録の如きとなってしまいましたが、他の指標に関心のある方はHPリンクを貼っておきますので気の向いた時に眺めてみてください。
https://www.city.satte.lg.jp/soshiki/seisaku/torikumi/1/jinkouvisionsougousennryaku/souseisiminnkaigi/7998.html

9月議会始まる

2024.08.26

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市政報告より

今日は9月議会前の議員全員協議会が開催され、議案配布と市からたくさんの報告がありました。主なものを少しずつお知らせいたしますので、幸手市がどんなことをやっているか、進めているかを「身近な幸手市の行政サービス情報」として知っていただければと。何号かに分けて続けて配信いたします。ご関心のあるテーマがありましたらご覧ください。

まずは、業績評価について
❶令和5年度 指定管理業務事業評価
幸手市では、市の業務について指定管理者制度を活用しています。指定管理者制度とは、公の施設をノウハウのある民間事業者等に管理してもらう制度のことで、令和5年度、幸手市は8つの業務で指定管理者制度を導入しています。指定管理者の業務は多くの場合、契約期間は5年間。そして、毎年度、事業評価を公表しています。
【評価S】
①平須賀南公園外4公園
(平須賀北・南、神扇、千塚西、高須賀池)

【評価A】
②幸手市障害者自立支援施設
(さくらの里・なのはなの里)
③幸手市図書館・香日向分館
④幸手市民文化センター(アスカル幸手)
⑤幸手市立武道館
⑥幸手市コミュニティセンター
⑦幸手市総合公園外6公園
(幸手総合、神扇グラウンド、上吉羽中央・西
上吉羽1号・2号緑道、宇和田)
【評価B】
⑧幸手市営釣場 神扇池

※因みに、
業務はS、A、B、Cで評価します。
S評価=評価点数が全て3以上、かつ4が2つ以上
A評価=評価点数が全て3以上
B評価=評価点数に2が含まれる
C評価=評価点数に1が含まれる
市営釣場についてはB評価となっていますが、市営釣場は最近はヘラブナの釣り人口減少やコロナ禍の影響から利用者数が回復せず。来場客数の減少から民間管理が難しくなり、残念ながら、令和6年度はこれまでの指定管理者が撤退。その後を継いで新しい指定管理者により管理が継続されています。

♥総じて、幸手市において指定管理者制度は評価の高い仕事をしていただいている状況です。今は、本年度で契約満了となる図書館や今年度は直営で管理している公園、来年度から指定管理者制度が導入される放課後児童クラブなどの募集がかけられています。募集はプロポーザル方式(提案を評価)です。指定管理者制度の運用詳細については市のHPをリンクしておきます。いろいろな情報が掲載されていますのでご関心のある方はご覧ください。
https://www.city.satte.lg.jp/shigoto_sangyo/shiteikanrishaseido/index.html

9月議会が始まります

2024.08.22

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一般質問 3つのテーマで

昨日は一般質問の提出期限日でした。私の質問は以下の3項目をテーマとして提出してきました。

1.幸手市庁舎整備基本構想について
2.GIGAスクール構想で目指す教育について
3.社会教育団体の後継者問題について

1.では、幸手市の最大級の懸案であり、木村市政になってやっと取り組みが始まった現庁舎の建て替えを取り上げます。これまでもお知らせして参りましたが、現庁舎は耐震性やバリアフリーなどに課題があり、平成24年頃より建て替えが必要とされてきました。しかし、庁舎整備は、多額の費用がかかる長大事業であり、市民の皆さまの意向や財源などをしっかりと議論して臨む必要もあり。多くの場合、計画は基本構想ー基本計画ー実施設計という3段階で進められるのが常套です。
幸手市でも昨年から基本構想づくりに着手。9月議会中には、これまでに行われた市民の皆様や職員のアンケート調査の結果やワークショップなどでの意見を、有識者や市民代表などで構成される「庁舎の在り方検討審議会」がまとめた"素案"が議会に報告される予定となっています。
基本構想(素案)は、整備の基本理念に基づき、整備候補地、規模、機能、条件などが幾つかの選択肢として比較検討されたものがまとめられる予定です。議会に報告された後は、市民の皆さまへのパブリック・コメント、市民説明会、議員からの意見聴取などを庁舎の在り方検討審議会が最終取りまとめし、12月に基本構想の作成が完了する段取りです。
基本構想でどのような場所が整備候補地とされるのか。位置や規模を決める条件として、費用や経費比較、窓口に行かなくて済む市民サービスや行政のDX化の進展など、市民の皆さまにもご関心のあることかと思います。今回の質問では、庁舎の在り方検討審議会でどのような条件が整理されて来たのか。議論のプロセス(会議録)の公開予定と、複数の整備候補地をいつ、どのように絞り込むのかなどについて確認します。

2.は、コロナ禍で展開が加速したGIGAスクール構想が今年は3年目を迎えます。質問では、幸手市がGIGA教育構想ガイドラインで目指すとしていた「ICT機器を文具のように活用する学習」の進捗状況を確認する予定です。今後、学力テストのデジタル化も検討されています。学力テストの結果が子どもたちの学力や能力の全てとは思いませんが、どんどん進むデジタルの活用力としてどんな能力が求められているのか。現状の課題分析は欠かせない作業です。

3.は、これまで幸手市の社会教育や生涯学習を担って来られた各種団体において後継者の育成や若い世代へのバトンの継承が難しくなっているとの話しを聞く機会が増えていることから、幸手市の文化のともしびを絶やさないための支援策、特に、公民館と小・中学校との連携に活路はないか。そんな視点で議論したいと思っています。

♥幸手市に留まらず、どこの自治体も様々な課題がある中でも、公共施設の老朽化対策や、少子化と多様性の時代の効果的な教育の在り方、文化的な営みの継承は今後のまちづくりに欠かせない要素です。少しでも明るい未来に前進できるよう議論ができたらと考えます。

南海トラフ臨時情報 その後

2024.08.12

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南海トラフ巨大地震の被害想定と防災対策の見直しを進める政府の作業部会 今回発表し継続中の臨時情報(巨大地震注意)への自治体、住民、企業の対応状況を確認し、対策に反映させる見通し  

長い表題になりましたが、先般発表された臨時情報その後について。

政府作業部会は、この発表から1週間で社会がどう対応したかについて整理。明らかになった課題や教訓を踏まえ、現南海トラフ地震の防災対策基本計画に反映させるとのこと。

先のブログでも申し上げたように、南海トラフ地震については、幸手市は被害想定地域の対象外ですから、防災計画見直しの影響は小さいものと推測します。しかしながら、近年の災害では、交流サイト(SNS)にデマが投稿され拡散。関係機関が対応に追われるという事態が相次いでいます。その観点での新しい見直しが追加される可能性も。要チェックです。

偽情報については、8日の地震直後は自治体が対応するまでの悪質な内容はなかったが、過去の災害時写真を添付し、過度に不安をあおるような投稿もあったとのことです。今年元日に起きた能登半島地震では大量の虚偽情報がSNS上を飛び交い、発生後24時間に"X"に日本語で投稿された救助要請のうち、約1割はデマだったということも。それにより、消防は混乱し、石川県警による投稿者の逮捕に発展したということが起きていたことが報じられています。

今回の臨時情報発表では、南海トラフ地震による被害が想定される府県は、住民へのメッセージを次々に発出。愛媛県知事はSNS上の悪質なデマや根拠の無い情報の拡散は絶対にやめてと要請したとのことですが、SNSを情報源とする皆さまには、▷まずは情報が正しいのかをきちんと確かめる。▷確信のない偽情報の拡散には絶対に加担しない。これをご励行ください。

♥これらは情報社会を生きる私たちの最低限のマナーでありデジタル市民の嗜み(たしなみ)であり求められる行動です。これから年末にかけて議論が整理されるとのこと。正しく恐れるためには相手を知ることと、情報は鵜呑みにしない。是非、お願いします。

♥また、夏休み、お盆休みなどを対象地域でお過ごしの皆さまにはこの後も引き継ぎ警戒と避難時行動の確認をお忘れなく。

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