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続 令和7年度予算要望書

2024.11.04

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要望のポイントは

先号でお知らせした来年度に向けた市民サービス要望のうち、主なポイントをご説明いたします。

🔸庁舎整備について
庁舎整備が必要な理由は、現庁舎の耐震化基準に満たない建物の老朽化&危険回避です。財源的には世代間負担の均衡を確実に図りながら、 計画期間に遅滞なく進めていくこと を要望しました。私は機能的でコンパクトな庁舎整備の奨励者ですが、庁舎整備は贅沢品ではないことご理解ください。

🔸内水・治水対策の強化
市の水害対策は、県の倉松川への内水受入増量、市のポンプ施設整備や日本保健医療大学校庭の貯留槽化工事などにより一定の成果をあげていると評価するところですが、しかし、未だ市民の財産を守るレベルに至らない地域も残されています。中でも、市街化調整区域(圃場の低い畦)から越水して市街化区域に流れ込む流入水は幹線水路の整備や倉松川の改修等とは別次元の要因であり、今夏の台風時に現地調査した資料を添付し、内水対策としてこの流入水への対処をと要望しました。

♥あまりに長くなりそうなのでこの続きは次の号に分けて掲載いたします。

令和7年度予算要望

2024.11.04

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10/29市長に提出 令和7年度予算要望書 

日にちが前後しますが、突然の国政選挙で提出が遅れていた「令和7年度予算要望書」を何とか10月中に提出できました。

ファイル 2044-1.jpeg幸手市議会では、会派があれば会派で、無会派は個人で、市長に対し、来年度予算編成に合わせて要望書を提出することができます。私も一昨年度までは会派での要望でしたが、昨年度からは単独で提出しています。予算編成は市長の専権であり、予算そのものを要求することは難しいですが、市民の皆さまの健康や生活を向上させるサービスの方向性や検討材料を提示したつもりです。その内容についてご報告いたします。

  幸手市長 木村純夫様  令和6年10月29日 
令和7年度予算編成に関する要望書】
           幸手市議会議員 松田雅代
令和7年度の予算編成にあたり、重点事項をまとめました。以下についてご配慮いただきたく要望いたします。

<要望1>市の重点事業
○幸手市庁舎整備の遅滞なき推進

<要望2>市民の財産をまもる
○内水・治水対策の強化

<要望3>教育投資の拡張・増強
○電子黒板などICT機材の遅滞なき配備 
○学校図書室のミニ図書館化 司書配置
○自学自習力の育成、アフタースクール運用見直し

<要望4>女性が安心して働ける環境作り・希望出生数を叶える
○保育士の他自治体との人事交流推進 
○男性の育児参加奨励

<要望5>高齢者が安心して住める環境整備
○ワンストップ・シルバーサポートセンターの設置

<要望6>市民の資産価値を上げる政策の推進
○空き家の円滑なローテーション
○地区計画等により美しい街並みエリア形成
○新公共交通網形成 施策対象・ルート拡大見直し
○埼玉県の志手橋架け替え工事に合わせた周辺のランドマーク化

<要望7>地域コミュニティの活性化
○地区市民センター「地域づくり支援業務」の強化

<要望8>まちの魅力UP&発信強化
○地域人材の掘り起こし 
○幸手市観光協会の法人化 
○地域農業の活性化
○幸手市営釣り場「神扇池」の黒字化

<要望9>効率的・持続可能な行政運営
○市役所にビジネス感覚を 
○広域行政・広域連携の推進
○新庁舎建設に合わせたDXの推進
○財政健全化指標の管理

<要望10>みんなで作る共感と共汗のまちづくり
○市政モニター制度導入

♥項目だけでは意図が分かりにくいかと思います。次号以降にてポイントを説明したいと思います。ご高読、ご理解賜れば幸いです。よろしくお願いいたします。

盛りだくさんのイベント

2024.11.03

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消防特別点検@市役所 健康福祉まつり@ウェルス 文化祭@アスカル

今日は幸手市の3つのイベントが同日開催となり、私も全ての会場を巡り楽しい1日を過ごしました。

ファイル 2043-1.jpeg消防特別点検は、毎年行われているもので、朝9時に消防団の皆さんが一堂に会し、服装や機械器具の規律を市長が点検。私たち議員も来賓として同席させていただいています。また、消防団員の活動に関する様々な表彰も行われます。
消防団の皆さんの所作はキリリと頼もしく、消防車両は美しく整備され、ピカピカと輝く8台が整列する姿は眩しい限りです。皆さん、いつも有難うございます。

ファイル 2043-2.jpegウェルスでは午前10時から健康福祉まつりが開催され、たくさんの方で賑わいました。会場にはたくさんのブースが並び、物販やパネル展示が。また、ロビーではいろいろな団体の皆さんによるパフォーマンスがあり、たくさんの方が楽しんでおられました。私も参加しているボランティア団体の展示ブースで前を通る皆さんに活動を紹介。旧知の皆さまともたくさん出会えました。とても楽しいイベントです。

ファイル 2043-3.jpeg昼過ぎにアスカルに移動し、文化祭(展示)を鑑賞。文化祭出展作品はいつもながらの力作揃いでした。いつも2日の展示だけでは勿体無いと感じます。福祉施設や学校の作品、絵画、写真、書道、水墨画、生け花、編み物、陶芸、俳句、短歌、絵手紙、切り絵などなどなど、盛りだくさんな作品群。来年も皆さまの作品展示を楽しみにしています。まだ文化祭に行ったことがないという皆さまには、来年は是非足を運んでみてくださいませ。幸手市以外の方も是非!

長倉小50周年記念式典

2024.11.02

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11月1日 長倉小学校が開校50周年を迎えました㊗️🎊  

昨日は長倉小学校開校50周年の記念式典が挙行されました。私はちょうど消防組合視察と日にちが被ってしまい参加がなりませんでしたが、式典に参加した方から式典前の体育館の写真を送っていただきました。

地域の学校が開校50周年を祝えることは本当に嬉しいことです。平日の式典で保護者の方はいらっしゃらなかったようですが、式典の後の催しは子どもたちのパフォーマンス、先生方のアイデアや取組みがたいへん感動的だったと聞きました。香日向小学校の閉校は思い出しても残念ですが、長倉小学校の益々のご発展を心より祈念申し上げます。
開校50周年、おめでとうございます🎉
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埼玉東部消防組合 視察研修報告

2024.11.02

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視察研修 @東京都災害対策本部室 @横浜市消防局港南消防署 @株式会社タツノ横浜工場 @さいたま市中央消防署

10月30日、11月1日の2日間をかけて、東部消防組合議会の研修にて、東京都、神奈川県、さいたま市の各施設を視察して来ました。
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【東京都災害対策本部】
ファイル 2041-2.jpeg目的:「東京マイ・タイムライン」とその普及啓発事業の取組について
今回の視察テーマである「マイ・タイムライン」の普及啓発事業。どこの自治体でも水害や地震ハザードマップとセットでマイ・タイムライン普及啓発の取組は行われており、食料や水などの備蓄とともに究極の自助メニューですが、なかなかタイムライン作成を達成している方は少ないのではないかと推測します。恐らくそれは東京も同様で、住まい方の多様な全ての都民を行政がまもることは不可能だからこそ、より"自助"が強調されているように感じました。都庁展望台から眼下に広がる街は建物がぎっしりと詰め建ち並び、高層ビルが林立。もしもの大地震発生を想像して改めて自助の大切さを再認識した次第です。

【横浜市消防局港南消防署】
ファイル 2041-3.jpeg目的:区役所と消防署との合築について
埼玉東部消防組合でも各市町の本署は老朽化によりこれから建替えの時期を迎えます。幸手消防署は組合の中では建替えトップバッターです。
港南消防署の区役所との合築は、令和5年に竣工。横浜市の場合、消防力の整備方針として5分以内にどこでも消防車が到着することを基本とし、建物の耐用年数や接続道路状況、敷地の広さなどを総合的に検討し、複合化が可能か判断し、建設に至ったとのことでした。
合築のメリットは、平時・災害時の区役所とのリアルタイムの情報共有やタイアップなど、区役所との調整業務が効果的に行えることで、日頃から「お互いに顔の見える関係」が築けることが最大メリットとのことでした。また、事業費面では、床面積ベースでの按分で、総事業費約75億円のうち、消防局負担は約11億円。同規模の単独施設整備よりコストメリットがあったとされていました。また、国庫補助金(H30〜R2年度当時)は、社会資本整備総合交付金や住宅・建築物安全ストック形成事業耐震性が不足する建物の耐震改修等(建替え含む)に対する補助を充当したとのことでした。

【株式会社タツノ横浜工場】
ファイル 2041-4.jpeg目的:ガソリン・EV充電機製造トップメーカーを知る
1911年創業の100年企業です。創業当初よりガソリンサービスステーションをはじめとする給油施設の設計、施工に携わり、ガソリン計量機を主軸に人々の生活に欠かせないエネルギーインフラの提供で社会を支えてきた。モットーは、「正しく量る」。
これまでもガソリン計量機では国内シェア65%というトップメーカーであり、計量機販売シェア世界第3位、世界80以上の国や地域と取引きされているそうです。さらにこれからは次の100年を見据え、水素など次世代エネルギーなどをより快適に計量できる計量機開発で世界ブランドの高品質製品提供を目指しているとのことでした。
ガソリンスタンドで誰もがお世話になっている計量機。ご説明くださった営業所長さまの、地元愛、会社愛、歴史認識、未来に向けた期待に溢れたご説明には感動すら覚えました。

【さいたま市中央消防署】
ファイル 2041-5.jpeg目的:屋内訓練棟見学
さいたま市中央消防署は、NBC(核・生物・化学)災害発生時に活動する特殊災害対応部隊として、防護服や高度な分析資機材を特殊災害対応車と共に配備。また、さいたま市中央消防署は住宅地に隣接することから、地域から騒音対応への要望があり、開署に合わせて屋内訓塔が整備されたとのことでした。その特殊災害対応車、屋内訓練塔を視察しました。

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