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報告会で戴いた質問より

2014.04.23

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香日向地内の信号の待ち時間について

 先日の議会報告会で、「千塚西公園前の手押し信号の待ち時間が長いが、どうのような状況なのか」とのご質問があり、早速、確認をいたしましたのでご報告いたします。

 まず、信号機は、青→黄→赤の順に表示が変わりますが、この一巡する時間を「サイクル」と呼びます。交差点が大きく交通量が多いほどサイクルの時間は長く設定されています(50秒~140秒)。

 香日向地内の場合は、千塚西公園前のT字の交差点、交番前、旧香日向小学校前の手押し信号、コミセン前と4つの信号が連なっていますが、サイクルは旧香日向小学校前の80秒以外、3つの交差点では90秒の設定となっているそうです。ですから、前の信号が変わってから長ければ1分30秒待つことになります。コミセン前の信号はもう少し待たされるような感覚もありますが、90秒ということです。この4つの信号は交通量などを調査し、4機を一連として管理されているそうで、どこか1カ所の時間を変更することは現時点では難しいとの回答でした。

 香日向地内の信号については、幸手警察の担当の方もわざわざ車で通って状況を確信してくださったようですが、「ご期待に沿えなくてすみません」とのことでした。ちなみに、4号市役所前は自動制御の信号で、渋滞の状況などをコンピューターが感知して時間を制御しているとの話でした。

 待ち時間が長いとつい、イライラしてしまいますが、くれぐれも信号無視などしないように、気を付けて横断くださいますようお願いいたします。

最近の新聞報道より②全国学力テスト 一考

2014.04.23

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本日の新聞より 「全国学力テスト」

 今日の新聞に、昨日実施された「全国学力テスト」の問題が載っていましたね。腕試しにやってみたよ~という方はいらっしゃいますか。

 私もやってみましたよ(笑)。近年の国の学力調査は、”偏差値”で測れる能力ではなく、「PISA型」学力を評価する内容に変化しています。今年のテストは、その観点から、私のような素人にも「なるほど」と問題の意図に納得のいく設問だったように感じましたが、皆さま、そして、プロの先生方にはいかがだったでしょうか。

 「PISA型」学力とは。インターネットで「PISA型」学力と検索してみると、学校のカリキュラムの習得度を評価するものではなく、「知識や経験をもとに、生活に関する課題を積極的に考え、知識や技能を活用する能力」を評価するものとされています。大人になっても、自分の人生をデザインするのに必要な能力というべきでしょうか。
 
 テストの結果は学校別の順位付けは認められず、分析して改善策を示すことが求められるものとされています。都道府県教委は市町村教委の同意があれば、市町村別や学校別の成績が公表できるとされていますが、埼玉県内の市町村教育委員会は、県内63市町村のうち、「公表する」が鶴ヶ島市と横瀬町の2市町。「検討中」が東部教育事務所管内の草加市、八潮市、三郷市、宮代町を含む19市町。「公表しない」は幸手市を含む42市町村となっています。(埼玉新聞による)

 公表しないとする市町村では「学校の序列化、数字や点数、一部の情報だけが一人歩きする。デメリットが大きい」「個人が特定される恐れがある」「教育的配慮に欠ける」という回答例が紹介されていましたが、わが幸手市でも昨年度中に「公表しない」との取り扱いを決めたようです。

 全国学力テストでしか得られない評価もあるでしょう。学校の課題や幸手市の課題を地域や家庭がまず、共有して、より全市的な対策に取り組めるよう、教育委員会には、結果の最大活用を測っていただくことを期待したいと思います。

さて、今回のテストを解いてみて1つ、確信的だったのは、知識や能力の発揮を助けるのが「根気」や「あきらめない心」であるということでした。あっちこっちの図やグラフを見ながら問題を解くというのは結構面倒なもの。これが「面白い」となれば最高ですが、せめて、「邪魔くさいなあ」と思ってもやり切る力って大切です。面倒でも取り組もうとするにはもちろん、基礎力は必要です。テストの結果は大事ですが、テストの結果に結び付けるために、ではなく、このようなテストに根気よく取り組める力を子どもたちにどうやって身に着けさせるか。目の前に課題があれば取り組む、課題があれば取り組む…、そんな繰り返しを厭わないチカラが持てれば最強です。
 人生、何事も”根気”がすべての源ですよね。

 

最近の新聞報道より①久喜市長選

2014.04.23

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4月20日投開票 久喜市長選、市議選考

 先週の日曜日、任期満了に伴う久喜市長選が行われ、現職田中喧二氏(68)が、新人の上条哲弘氏(46)を破り、再当選という結果となっています。

 久喜市は合併してから初めての投票を伴う市長選挙ということで、合併に参加した各市町の「久喜市民」としてのいろいろな事情も含んでの結果でしょうから、結果の分析を試みようというのではなく、私は「投票率」に注目してみたいと思います。
 久喜市長選の投票率は52.59%でした。この52.59%は高いのか低いのか。選挙の争点などの影響もあるのでしょうが、同じ日に投開票された上里町長選は59.80%(前回は無投票、前々回は38.23%)だったようです。

 また、20日は4つの市議会選挙も行われています。
 市長選と同日投開票の久喜市議選が52.58%(前回53.30%)、
 同じく 上里町議選が59.80%
 春日部市議選は投票率は39.88%(前回41.28%)
 秩父市議会選は63.44%(前回67.58%)
となっています。春日部市議選では32の議席を47人が戦い、秩父市は定数が4減し27人の立候補者が22の定数を争うという構図だったようです。

 さて、幸手市の前回の市長選は46.61%。市議会選では48.23%でした。市議会選挙を例に見ると、投票率が高かった投票所は
 東公民館(61.66%)
 権現堂川小学校(61.57%)
 北公民館(59.80%)
 コミュニティセンター(57.79&)の順でした。やはり、40%台というのは選ぶ方にも選ばれる方にも課題だなと感じます。

 多くの市民の皆さまに関心を寄せていただいてこその選挙。その大前提は、いろいろな情報が市民の皆さまに正確に伝わること。組織票を持たない立候補者には、とにかく、市民の皆さまに関心を持って投票に行っていただくことがいかに大事なことかと、とつくづく感じますね。