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県外自治体との初の災害協定締結

2014.05.01

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災害時における相互応援に関する協定

 議員のロッカーに配布されていた資料より

 今日、役所に行きましたら、議員のロッカーに「全国さくらサミット加盟自治体による災害時における相互応援に関する協定書」(写)が配られていました。締結日は今月17日。内容は、「大災害時発生時にはこの協定に基づき、食料や飲料水の供給、救援活動に必要な車両の提供、応急復旧等に必要な職員の派遣のほか、被災者受け入れ施設の提供などを相互に行う事」を目的としています。

 協定市町は、
北海道 新ひだか町  秋田県 仙北市   宮城県 柴田町
福島県 富岡町    群馬県 前橋市   新潟県 五泉市
岐阜県 本巣市    奈良県 吉野町   鳥取県 雲南市
長崎県 大村市    茨城県 日立市   宮崎県 日南市
埼玉県 幸手市 

 それぞれ桜の名所を持つ「全国さくらサミット」の加盟自治体25市区町村のうち、13市町が締結に同意。
 「全国さくらサミット」とは、昭和62年4月、島根県木次町( 現在は雲南市) において新たに制定された総合振興計画「きすきチェリープラン」の啓発並びに住民一人ひとりの意識の高揚と産業・文化・観光等の活性化を目的としてイベントが計画され、住民・行政担当者・近隣市町村を対象とした「さくらシンポジウム」に加え、全国の自治体に呼びかけ、自治体同士の交流、情報交換をねらいとした継続性のあるイベントとして創設された(byさくらサミット事務局)もので、加盟自治体の首長が参加します。幸手市でも過去、第12回サミットが開催されました。

 今年は新潟県五泉市で第22回サミットが開催され、この災害協定に同意した13市町が協定を結んだということです。先の東日本大震災で、幸手市は被災された方々を杉戸町や宮代町とともに受け入れたという経験がありますし、どこで何が起きてもおかしくないご時世ですから、切り口はどうあれ、さまざまな関係性からネットワークがつながっていくことは大事なことだと思います。が、幸手市にとっては県外自治体との締結は初めてとなります。

今のところ、市のHPの新着情報や各課案内にも掲載はないようで、詳しい内容は分かりませんが、この協定が提案された経緯、担当者レベルの調整、協定の実効性などなど、私的にはもう少し詳しく知りたい点もあり、連休明けに担当課に確認して、また、お知らせしたいと思います。