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自治体の許認可

2021.07.07

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静岡県熱海市の土石流に思う

活発な梅雨前線による土石流が発生した伊豆山。今も懸命の捜索作業が続けられています。被災された方にお見舞いを申し上げるとともに、今後の救出を心より祈念いたします。

議会の末席にいて、条例の制定や改廃などに接する立場としてこの事象を見た時、やはり気になるのは土石流の発生源とされる盛り土です。どのような経緯で盛り土がなされたのか。日本は法治国家であり、様々なことは法令や条例に定められ、私たちの生活は成り立っています。その中で、その法律に照らして行政が行う行為に"許認可“があります。盛り土の許可は適切に行われたのか。

5日の朝日新聞によると、
「県は4日、今回の土石流の最上流付近には開発行為による盛り土があり、これを含む土砂の崩落が被害は甚大化したものと推定されるとの見解を公表した。盛り土は約54,000立方メートルと推定され、この盛り土も含め計約100,000立方メートルがこの付近から崩落した可能性があるとしている。川勝知事は、この日あった全国知事会で、開発行為との因果関係は明確ではないが検証の必要があると述べた」
とのこと。
同じく同新聞は、新聞社ヘリで4日に現地を視察した専門家に土石流の発生メカニズムを聞いています。
専門家は「ほかの谷や斜面は崩れていない。特殊な要因があったのではないか」と印象を語り、「特に注目するのが谷の西上流部で、えぐれた正面から大量の水が流れてる映像。もともと水みちがあったところに土が盛られ、大量の水が突き抜けたことで土砂が崩壊し、土石流の引き金になった可能性がある」とし、
「谷を埋める場合は排水管などを通して水はけを良くするが、その排水能力を超える量の雨が降ったり詰まっていたりすると、地中に水が溜まりやすくなる。施工状況の確認が必要だ」と指摘したとしています。

過去に例を見ない降雨量が観測されています。まだ因果関係は明らかではありませんが、原因者の特定は難しいものとなることが想定されています。土砂災害の危険は相当程度少ない幸手市ですが、いろいろな許認可は日々行われており、私はこの“許認可“の観点から、今後を注視していきたいと思います。

ご紹介 認知症サポートガイド

2021.07.02

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幸手市からこんなガイドが発行されています

今日、久しぶりに地元かかりつけの歯医者さんに行って来ました。その歯医者さんに「幸手市認知症サポートガイド」という冊子が置かれていました。幸手市介護福祉課が作成し、令和2年10月に改訂された認知症の新しい情報が沢山掲載されているガイド冊子です。

物忘れ相談や認知症相談を受け付けている医療機関も紹介されていますので、「もしも」の時の予備情報として、皆さまに知っていただけたらとの思いでご案内することにしました。ちなみに、なお、幸手市では介護や認知症など生活の中で気になることのご相談は、東西地域包括支援センターで受け付けています。

認知症をはじめ生活の中の様々な問題は、ご家族やご本人が抱え込む前に、センターに是非ご相談を。
このガイドは市のHPの介護福祉課のページにも掲載されています。ご関心のある方はご覧ください。
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庭に珍客現わる

2021.05.14

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昨日から庭にカモ 番(つがい)のカモかも

ちょっとホッコリするお話しを一席。

昨日の早朝、庭に大きな羽音が聞こえるので少し雨戸を開けてビックリ。何と、カモが庭に降り立ってひょこひょこ歩いているではありませんか。家人も珍客に驚きながら2階から写真をカシャ

そして今朝は2人して6時前から窓を開けて観察スタンバイ。やっぱり来ました6時半。羽音と共に1羽のカモが飛来。しばらく庭のあちこちを見回ってから飛び立ちました。が、今朝は何と、1羽が飛び立つ後をもう1羽が連れ立って飛び去って行きました。これはもしかして番で来ていたかも?
番となると、これはもしかしてもしかして、巣作りが始まるかもかも…。期待が膨らみます?♪?
 
香日向地区の南、中川崎地区の田んぼで出会うカルガモと思いますが、何と住宅地のど真ん中に巣作り場所の下見に来るとは。若いカモかも。水辺でもないわが家が“最終審査"まで残れるかはビミョーなところですが、密かに嬉しい出来事です。

実は、わが家近くではここ数年、3月にウグイスが鳴き、4月にはヒヨドリの番が。このヒヨドリは木蓮の花を食べにくるので毎年蕾を巡って攻防を繰り返す宿敵ですが、昨年は夏頃にナツツバキの木に巣をかけて…。そんなこんな、季節毎に訪れる珍客を愉しんでいます。これも周囲に豊かな自然があってこそ。ヒヨドリは私たちがあんまり観察し過ぎたか、卵を産むに至らず巣を放棄。残念でした。

後継者問題、高齢化問題、さらに米価の下落傾向など、農家の方にとって農地や農業を守るのが大変な時代となっています。農の恵みは食料だけではなく、カモやシラサギ、虫たちの営みにも。私も豊かな自然と、管理しておられる農家さんに感謝し、そして、何より秋の新米を楽しみにしばらくは田んぼの風景を楽しませていただきます。

♥田舎育ちの私にとって田んぼの風景は原風景。私も手植えの田植え経験者です。連休中に植えられた愛しいような早苗も日に日に逞しさを増しています。その早苗の間を泳ぐカモたち。昨日からの訪問を受け余計に愛おしさが増します。
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レンゲ咲きました

2021.04.08

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昨年秋に有志と蒔いたレンゲが咲きました

世知辛いニュースが溢れる昨今。少し明るいお話を1つ。

種蒔きの頃に皆様にお知らせしていたレンゲが咲きました??中川崎辺りをお散歩の折りにぜひ、見てみてください。香日向から出井歯科さんに行く道から見えます。大きな畑をお借りして蒔きましたが、遅蒔きだったこともあり咲いたのはほんの少し。でも、咲きました?。嬉しいです??

私にとってレンゲは幼い頃に親しんだ原風景。私と同世代の方の中にはレンゲを原風景とする方も多いのでは。私たちの世代を、日暮れまで野原で遊んだ最後の世代"ラストモヒカン"と形容する学者もいます。レンゲ畑を見るとわくするのはそのせいか。

これからしばらく、春の輝きをお楽しみください。

東日本大震災から10年

2021.03.12

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亡くなられた方にご冥福と鎮魂、哀悼の意を捧げます

10年前の昨日、午後2時46分。私は家にいて大地震を体感しました。皆さまにはどのようなご記憶が残っているでしょうか。

市役所では昨日同時刻に放送が入り、黙祷が捧げられました。災害の爪痕を一律に語ることはできませんし、原発事故が大きなトゲとして未だに復興を妨げている中、連日、メディアでも様々な検証番組がありましたが、私たちは災害にどう向き合ったらいいのでしょうか。

原始の昔に戻ることは不可能ですし、仮に戻ったとしても自然災害は起きます。今、私たちにできることは何か。東日本大地震から10年で私たちの防災、減災意識はどう高まったか。

2013年の災害対策基本法の改正に伴い、新しく地区防災計画制度がスタートしています。地域防災力の向上については、その重要性が指摘されながらもなかなか決定打が見出せない地域が多く、この地区防災計画は住民自身が自ら話し合い、住民自らが作成するものとして、地域防災力の向上のプロセスとゴールを可視化するものと期待されています。

地域防災力の向上へ住民が行うべき要点は次の3つです。
?災害履歴、災害環境とリスクの確認
?防災計画の立案、役割分担
?訓練の実施

皆さまがお住まいのそれぞれの地域には自主防災組織及び防災活動団体があり、それぞれに活動が展開されているものと思います。災害時の集団活動には、指揮命令系統が機能すること、やらなければならないことや活動が場所や時系列で誰にでも解るように明確化されていることが大事です。
2019年の台風19号で小学校に避難し、災害時に個人でやるべきこと、避難場所など人が集まる場所での役割や分担の明確化の大事さを実地で経験し、私はそう確信しています。

さて、幸手市防災の来年度についてですが、来年度はハザードマップの更新が予定されています。また、国土強靭化計画の策定にも取り組まれる予定です。ハザードマップは近年の風水害への対応やコロナなどの感染対策なども含めた見直しがなされます。国土強靭化計画はハザードマップの作成や活用、避難訓練の実施などのソフト面の対策と共に、河川や海岸堤防や避難施設、避難路等などのハード面の整備を適切に組み合わせて効果的な取り組みを行うための計画です。
私たちの生活は年と共に、歳と共に変化します。

災害を風化させないということは、どこに住んでいても常に減災の観点から今の生活を見直して行くことであり、その工夫を続けることが多くの災害で亡くなられた方の鎮魂となる。改めてそのような思いを強くした昨日でした。

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