記事一覧

令和2年度予算要望

2019.11.12

アイコン

会派「幸手市政クラブ」 市長に来年度予算要望を提出

来年度予算の編成期の今、役所では各部課へのヒヤリングと査定に向けた調整が行われている時期です。私たち会派も昨日、市長に対し、来年度予算の要望を提出してきました。

来年度予算がとてもタイトであることは市の予算編成方針を見ても明らかだと、先日もこのブログでお伝えいたしました。それを底辺に何をどう組み立てるのか。どのように財源を捻出し、新市長が公約とした事業を進めるのか。何と言っても新年度は新市長初めての予算編成ですから大いに注目ですね。そのような状況にあって、昨日は、武藤議員とともに会派の考えを要望書にまとめ、市長に提出してきました。
要望書の内容は以下の通りです。

【令和2年度予算要望書】
当局におかれましては、市政進展のためご尽力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、残念ながら、昨今、本市においてはさまざまの不祥事等を始め、市民の皆様に不安を抱かせ信頼を損なう事象が続発しております。令和2年度予算編成にあたりましては、これらを払拭し、信頼を回復すべき年となります。つきましては、財政状況の厳しい折ではありますが、市民の安心、安全な市民生活確保のため、下記の事項にご配慮いただきますよう要望申し上げます。

●危機管理、防災体制の確立及び消防体制の強化
●ライフラインの安全確保
●高齢社会に対するデマンド交通の見直しなど交通手段の確保
●生活道路の補修整備
●学習環境の整備
●財政基盤強化のため新たな県企業局による産業団地の誘致と、圏央道、4号バイパス(東埼玉道路)との接続となる惣新田幸手線バイパスの整備促進
●公共施設の整備管理計画の確立と早期着手
●一人ひとりの職員が公務員として、幸手市をどうすべきか、市民サービスをいかに行うか、市長のためだけでなく市民のために働くという自覚と責任の確立、また、そのための研修の充実
●法令、条例、規則等の遵守と業務執行

以上お願い申し上げます。

個別な事業に細かな要望をするというスタイルではありませんので、「これで要望?」と思われるかもしれませんが、市議会議員として皆さまに公約している事項が効果的に実行されることを第一とし、会派としての今後の市政チェックの基本的なスタンスを示したものとお受け取りいただければ幸いです。

短中長期のものが混在していますが、それぞれ段階を踏んで進めていかなければならないものばかりです。先般の台風19号における防災体制の見直しや地域の交通手段の確保、学習環境の整備などは長期展望を持ちながらも短期に結果が求められるものです。また、幸手市庁舎を始め、公共施設は、床面積を30%削減する計画であり、住民の皆さまの理解なく進めることができない施策です。整備のあり方も含め、住民の皆さまに十分なご意見をいただきながら進めるには時間がかかりますが、できればコンサル丸投げではなく、このような住民と対話を要する案件は職員手づくりで計画を詰めて欲しい。そして、そのためにも、何より市政クラブの思いとして、下の2つの●は重要ポイントです。前書きにもありますように、ここ数年、幸手市では様々な不祥事が頻発しています。その度に私たちは、コンプライアンスや規律について提言を繰り返してきました。新市長には是非ともこの点にこそ大鉈を振るっていただくことを期待するものです。

♥職員の個々の資質というより、組織として人材育成と適材適所配置。さらに、私は組織改編なども有効に活用して筋肉質な業務体制を確立していただきたいと強く願うものです。

今日は市民まつり

2019.11.10

アイコン

秋晴れのもと

先のブログから随分日にちが経ってしまいました。皆さまにはいつもご訪問ありがとうございます。11月に入っていろいろ慌ただしくしており、更新が滞って申し訳ございませんでした。慌ただしさもさる事ながら、最近は特に来年度予算や税制改正、制度改正、今年度補正予算の編成時期ということもあるからか、新聞を読んでは社会の変化を強く感じ、お伝えしたいと思うこともたくさんあるのですが、しかし逆にいろいろあり過ぎて、皆さまに何をどうお知らせするか、なかなか整理がつかず書いたり消したり…。

さてもそのような毎日を過ごしておりますが、本日は毎年恒例の幸手市民まつりです。朝からとても清々しいお天気となりました。そして今、私は東公民館前の中川河川敷におります。今朝は7時から消防団の放水訓練があり見学に来ています。皆さまのお耳にも消防車のサイレンが聞こえますでしょうか。
この訓練は、毎年秋の火災予防週間を前に、幸手市内の8つの消防団が消防車とともに集結し、実際に水を放水する訓練を行うものです。消防団員や職員の中には市民まつりに関わる方もあり。訓練もまつりもと、これまた、恒例の忙しい一日です。

さて皆さまには、万象お繰り合わせの上、ぜひ、市民まつりにお出かけを。このようなおまつりでは普段は会わない方と出会ったりするのも楽しみですね。食って良し、買って良し、会って良し。私も今日はいろいろ忘れて一日楽しみたいと思います。もし、会場で見かけましたら是非お声がけ下さい。ではまた後ほど。

視察研修@高知に参加して来ました

2019.11.02

アイコン

市議会議長会研究フォーラムin高知

10月30日?11月1日までの3日間、上記研修会に参加して来ました。初日は基調講演、パネルディスカッション。2日目は3つの議会の事例報告を通しての課題討議、午後からはコースに分かれての現地視察となっています。現地視察は自由参加です。研修の内容は後日まとめてご報告いたします。

秋晴れの3日間、高知に集まった約2000名の市議会議員さんと共に活動して来ました。議員研修については、「本当に役に立っているのか。公費で行くのはいかがか」というご批判も耳にする昨今です。これについては、容認?容認しないという間口の広いご意見があることは承知していますし、私たち議員にも市民の皆さまの納得を頂くための慎重な議論、説明が必要だと考えるところです。

公費研修であり、参加議員には研修後の報告書提出が求められています。研修の内容につきましては、私も後日、議会に報告を提出し、さらに皆さまにもこのブログでご報告いたしますが、今日は取り敢えず、今回の研修で大いに見聞を広げさせて頂けたことをお伝えするとともに、以下にこの研修会のプログラムの概要をお伝えいたします。(この研修は毎年持ち回り開催となっています)

【全国市議会議長会研究フォーラム】
主催: 全国議長会
後援: 総務省
実施: 第14回全国市議会議長会研究フォーラム実行委員会
実施日: 10月30日?11月1日
場所: 高知県
内容: 10月30日 基調講演「現代政治のマトリクス-リベラル保守という可能性」
中島岳志氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
パネルディスカッション「議会活性化のための船中八策」
コーディネーター 坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)
10月31日 課題討議
講演「議会活性化のための船中八策」高部正男氏(市町村職員中央研修所学長)
         パネルディスカッション
    課題討議「議会活性化のための船中八策」
事例報告 上越市 鎌倉市 周南市
   10月31日午後?11月1日 現地視察(A?Hコース)

♥さて、今日から幸手市ではアスカルで文化祭が開催されます。幸手市の文化の祭典です。市民の皆さまの日頃の御研さんの賜物、見応えたっぷりです。私も幸手市の皆さまのパワー、文化のシャワーを浴びて来ようと思っています。皆さまもお時間がありましたら是非??

緊急 人事異動

2019.10.31

アイコン

11月1日付け 2つの役職の異動あり

昨日、幸手市庶務課から、11月1日付け人事異動の内示が出された旨、私たち議員に通知がありました。人事は市長の専権です。突然のことに驚きましたが、新年度予算の編成時期を迎え、かつ、副市長不在の中での期中の人事であることを鑑みるとき、木村新市長には慎重、熟考の上での決断と推察するものです。この件は、報道関係者への発表もなされています。詳しくは明日以降の新聞等をご確認ください。

※今回の人事対象の役職
総合政策部長??市民生活部長
秘書課長??社会教育課長

議会報告会開催のお知らせ

2019.10.29

アイコン

幸手市議会 第4回議会報告会開催に向け準備中

幸手市議会では、平成27年に議会基本条例を策定。その後、28年から毎年、市議会が主催する議会報告会を開催して来ました。今年も11月17日(日)、下記の内容にて4回目となる報告会を開催することになりましたのでご案内申し上げます。

【第4回 議会報告会】
日時 : 令和元年11月17日(日) 午後4時?6時
場所 : 幸手市役所第1会議室
内容 : 議会報告(9月議会関係) /公聴会

多くの皆さまにお越しいただくにはどうしたらいいか。毎年、試行錯誤しながらの取り組みです。昨年からは、議会からの報告だけでなく、市民の皆さまからご意見を頂く「公聴会」(数人ずつのグループに別れてのワークショップ形式)の機会を作りました。今回は、新たな試みとして開催時間を日曜日の夕方に設定してみました。日暮れの早い時期での夕方開催に少々心配もあるのですが、できるだけ幅広い皆さまにお出かけ頂けるようにと試行錯誤しています。11月の市報といっしょにご案内のチラシがお手許に配布される予定です。皆さまには是非、ご予定いただき、足をお運び頂けると有り難いです。

議会報告は、私も建設経済常任委員長として、9月議会の報告(委員会審議の様子)をすることになっており、今、そのための準備をしています。改めて思うのは、いろいろな出来事や事業、馴染みのない財政用語などをいかに分かり易くお伝えできるか。この難しさです。しかも委員長報告の制限時間は10分と限られますので、用語説明ばかりともいきません。ワークショップ公聴会の前談として、少しでも議会や市政にご理解をいただけるよう頑張りたいと思います。
また、市議会では毎議会後に広報を発行しています。皆さまには11月市報とともに配布される「市議会だよりさって」を、ご参考としてまずは是非ともご一読下さい。

さて、先日の埼玉県参議院補欠選挙の投票率(20.81%)を見るまでもなく、今、政治は有権者の皆さまから遠い存在と感じます(特に今回は選択肢がなさ過ぎでしたね)。私も政治の末席にあって、市民の皆さまに理解され、愛される議会活動をしていかなければならないと強く感じる次第です。

♥皆さまのお越しをお待ちしております。

ページ移動