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コロナ後の幸手市を託す選挙 投票締め切りまで後3時間半
市長選挙への投票呼びかけが防災行政無線から流れています。私も先ほど投票を済ませてきました。
多くの方が期日前投票をされる昨今ですが、20時の投票締め切りまであと3時間半。雨が☔️心配です。コロナ禍後の幸手市を託す市長選。まだ投票に行っていないという方は是非とも投票にお出かけください。
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市長選挙への投票呼びかけが防災行政無線から流れています。私も先ほど投票を済ませてきました。
多くの方が期日前投票をされる昨今ですが、20時の投票締め切りまであと3時間半。雨が☔️心配です。コロナ禍後の幸手市を託す市長選。まだ投票に行っていないという方は是非とも投票にお出かけください。
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今日はさくらファームに買い物に行ったので権現堂堤の曼珠沙華も回って見てきました。
よく咲いている所で5分咲き、そのほかは3分咲きくらいな感じでしょうか。それでも写真機を携えた観光のお客さまがたくさん見えていました。フジバカマも白い花を満開に咲かせて。土手の様子をコラージュで。
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しばらく、慌ただしく過ごしていていました。ただでさえ新聞があと読みとなっている上に、目の前のことに追われていました。今日は日経新聞の一面から。
情報をご自分で収集されている皆さまにはすでにご承知のことかとは思いますが、私の備忘録方、少し呟いてみたいと思います。もし、ご関心を持たれた方は記事の中からキーワードを見つけて検索してみてください。よろしくお願いいたします。
さて、最近、日経新聞が「テクノ新世」と題する特集を一面で組んでいます。「テクノ新世」とは言い得て妙なキャッチですね。しかし、高度経済成長期の、陽が差し込むような"夢"とは違って、来たる未来に対して、何かしら想像のできない漠然とした"恐怖"を感じるのは私だけでしょうか。昨日9月26日は「死後生殖」、今日は「人工降雨」がテーマでした。
「死後生殖」とは、遺体から取り出した精子を体外受精に使う生殖医療です。筆頭は、イスラエル。推進力は、倫理や宗教などとは別次元の、民族の迫害の歴史から来る、民族を受け継ぐ使命感に裏打ちされた発想とされています。まだ、これを認める国は世界でも限られていますが、テクノロジーはそこまで。賛否両論ありそうですね。
また、生殖とは別に、ペットの世界では皮膚の細胞からペットクローンをつくるベンチャー企業が中国でも動き出しています。料金は、犬が5万ドル(約700万円)、猫は4万ドルからで依頼は絶えないと。死をコントロールする技術は人間を、死の痛みから解放するのか。新たなモラルや倫理の構築が急がれます。
さらに、人間や動物だけでなく、人工知能(AI)も分身を生み出せるように。本人になりきったデジタルクローンに労働集約的な仕事を任せ、自分は創造的な仕事に集中できる。=人類一人ひとりがデジタルクローンを作り上げている世界の実現が"夢"だとするスタートアップ企業が日本でも動き始めているようです。高度経済成長期の自動化、ロボット化🤖とどう違うのか。私の頭ではまだ理解しにくい観念です。
そして、気象もここまで。「人工降雨」とは、お察しの通り、人工的に雨を降らせる技術です。メキシコが、2019年の干ばつを機に、20年に国家的な計画を始めたとのこと。メキシコ農業省によると、21年には人工降雨に取り組んだ6州で事前の予測値より降雨量が平均45%増えたという。メキシコの場合は、ヨウ化銀という液体を噴射して雨を降らしそうな雲を育てて雨粒を作る仕組みとか。
中国は25年までに「発展した気象改変システム」を実現すると宣言し、日本の国土の14倍相当を人工降雨の対象とし、近隣のインドが警戒感を強めていると。偏西風の影響を受ける日本も他人事ではない?影響が心配です。
人工降雨に取り組む国は米国やアラブ首長国連邦(UAE)など世界で50カ国以上に広がっており、さらに、局地的な気象コントロールにとどまらず、「数年の時間軸で地球を大幅に冷やせる」技術=太陽放射管理(SRM)という技術の研究も進むと日経。
♥当然、科学者もそのリスクは指摘しています。気象制御の危うさと副作用のリスクを誰がどのように負うのか。人類は滅亡するのか、新世が訪れるのか。
もちろん、上記のような技術は世界的、日本国として対応すべきものですが、しかし、日本においても、どこかの地域で誰かが関わっている。今後は私たちのまちや身近な所に、そんな技術革新を進める企業の立地などもあるかも知れない。壮大過ぎる話しですが、そんな視点で自分の人生、家族の将来、人類の未来に思いを馳せる。生き延びるに必要な所作かも知れません。
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9月議会は全ての議案は可決されたとご報告いたしました。私も決算、補正予算、条例等全ての議案を賛成、承認いたしました。が、今、市井では令和4年度一般会計決算の実質収支額=剰余金が余りすぎだとする言説が負のイメージとインパクトをもって市中に流れているようです。
その話しがどのようなところに焦点を当てて「余りすぎ」と判断されているかは定かではありませんし、数字だけを見れば、仕事をせずに貯めたようにも見えます。しかし、そんなことはありません。私も決算認定をした一人として、このブログでご説明方、少し触れておきたいと思います。
【令和4年度幸手市一般会計決算の実質収支額】
まずは15億円の分解から。
実質収支というのは"余ったお金"ということですが、
15億円のうち、
❶4億円は、国庫等に戻す返還金です。
まるで令和4年度の"黒字"のような顔をしていますが、返還金は返還してしまうと全く手元に残らないお金です。このような返還金は毎年度発生します。国等から概算で交付された委託事業等の事業費が確定したら余った予算は精算。決算で一旦、実質収支額として扱い、9月補正で返還を手続します。令和4年度は新型コロナワクチン接種業務委託料などで返還が多額となりました。
15億円➖4億円=11億円
❷7.7億円は、財政調整基金に繰入れられました。
このうち、5.4億円もまるで“黒字"のような顔をしていますが、これは年度当初に基金を取り崩しているのでその穴埋め分と言えます。
2.3億円は、純粋な積み立てです。そもそも、財政調整基金は、標準財政規模の10〜20%、幸手市の財政規模では約10〜11億円程度が適正残高とされますが、令和元年度〜令和2年度は駅舎整備など大型事業費の支払いを基金の取崩しで対応した結果、基金残高は6億円に激減。令和3年度、4年度でようやく適正残高を盛り返したというのが実態です。
11億円➖5.4億円➖2.3億円=3.3億円
❸1億円は、庁舎建設基金に積み立て。
幸手市庁舎は耐震基準に満たない建物であり、安全性やバリアフリー、防災拠点として課題を持つ施設です。庁舎建設は、事業費が単年度予算で賄える規模ではなく、また、世代を超えて使われる施設であり、世代間負担の公平の考え方により、目的基金が設置され運用されるのがどこの自治体でも常套です。新庁舎の形態や規模、場所、建設方法などは、昨年度、市長が示した「青写真」をもとに、今後、「市庁舎在り方検討審議会」で議論が始まります。
市庁舎など要らないというご意見も聞こえて来ますが、しかし、いくらDX化が進んでも、市庁舎は必要です。どんな規模の庁舎が相応しいのかは今後の議論ですが、いくら簡素な建物としても先立つものは必要ですから、この基金の積立に是非、ご理解を賜りたいと思う次第です。
3.3億円➖1億円=2.3億円
❹2.3億円は、令和5年度補正予算へ
幸手市では、当初予算で見送った事業や年度内の市民要望などへの対応を、前年度の実質収支の状況を見ながら9月補正予算で改めて予算化するのが慣例となっています。今年度も、公共施設の光熱水費の高騰分への措置や、路面表示等、香日向汚水処理施設補修工事や道路、水路、側溝などの補修、整備、雑草刈払等、館の維持修繕など、身近な市民サービスの拡充のほか、幸手駅西口土地区画整理事業区域内の土地開発公社所有地購入(116,011千円)などにも充当されています。
2.3億円➖2.3億円=0
これが実質収支の配分です。
決して仕事をしないで貯め込んでいるということではないことはお分かりいただけたかと思います。ただ、私がもし、幸手市の"仕事量"について言及するなら、それは財政健全化指標の一つである「公債費負担比率」と「将来負担比率」がチェックポイントかなと思っています。これについてはまた機会があればこのブログでも取り上げたいと思います。
♥余談ですが、私の庁舎建設の理想は、「DXを十分に取り入れた超ミニマム&コンパクト庁舎」です。市民が庁舎に来なくとも用事が足りる。そんな時代は来るのかも知れませんが、そんな時代になればなるだけ、市民の協働的な活動や円滑なコミュニティ活動をサポートすることは行政の仕事として益々重要です。私は、職員がエリアマネージャーとして地域に溶け込み、地域課題解決の伴走者となる仕組みが働く庁舎が理想と考えています。皆さまはいかがでしょう。これから始まる庁舎の在り方検討審議会の審議に注目です。
♥♥また、幸手市では今後、耐震性能に問題のある市庁舎の整備をはじめ、幸手消防署の建替え、桜泉苑の旧焼却施設及び煙突の撤去、後に都市計画道路「杉戸・幸手・栗橋線」の延伸に繋がる西口土地区画整理事業、内水対策、公共交通の改善などインフラ面やハード面の整備を着実に進めて行かなければなりません。特に内水対策は、木村市政になって改善計画が加速していると感じていますが、どんな事業を推進するにも、要は一番には財政運営です。
♥♥♥さて、15億円を実質収支とする財政状況の内実をお知らせして来ましたが、様々な分野の事業の優先順位を考えるのは市長の役割です。市長選が昨日から始まりました。皆さまが、市政を、市の財政を判断される材料となれば幸いです。
議員の本来の仕事は市政のチェックです。まちの活性化のために、市の財政が効果的に活用されるよう私も引き続き、良くよく見て参りたいと思う次第です。
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先の号の続きです。旧吉田幼稚園は、今は廃園となり、地元からも早期の利用が求められ、跡地利用が検討されている幸手市の普通財産です。
旧吉田幼稚園は、開園から長い時間が経過し、社会情勢等に変化が生じてきたことから、平成30年9月28日の市議会定例会での条例改正により、旧吉田幼稚園の廃園が決定されました。
廃園に当たり、幸手市では平成30年に庁内に跡地利用検討プロジェクトチームを設置し、庁内を横断して議論を開始。地域の皆さまとの懇談会や事業者参加による事業提案会の実施などを経て、跡地利用の方向性や今後の進め方などがまとまったとして、昨日、議員全員に配布されました。
一部を要約します。
⭐️跡地利用の基本的な考え方
旧吉田幼稚園は、現在も災害時の避難場所として位置づけられているほか、イベント利用など住民への貸し出しをしています。今後の方向性については地域住民の意向を尊重しながらも、できるだけ早期に市民全体の利益にかなうものを選択していく必要があります。
まず、庁内プロジェクトチームの検討では、様々な意見や提案がありましたが、都市計画法の規制が厳しいことなどから、公共施設としての再利用や新たな活用に向けた有効な提案はありませんでした。一方、事業提案会では、旧吉田幼稚園の施設利用について実現可能性のある具体的な提案があったため、民間事業者を活用し、今後プロポーザルによって選定することとなりました。
⭐️跡地利用に向けた今後のスケジュール
今後は、プロポーザル選定委員会を組織し、本跡地利用方針に基づき各事業者から具体的な提案を受けて最終的な事業者を決定していく予定です。
◆令和5年8月 跡地利用方針の決定 ➡︎プロポーザル選定委員会の開催(公募選定) ➡︎事業者選定 ➡︎※公有財産処分委員会(必要に応じて) ➡︎契約締結(跡地利用開始)
♥これから幸手市の公共施設は少しずつ統廃合、廃止をしていくことになります。プロポーザルという手法での民間利用はこれが初めての事例となるかと思います。幸手市の魅力を高める提案がなされることを期待したいです。