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台風18号

2013.09.17

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大型台風18号の被害

 大型の台風「18号」が日本全体を舐めるように通り過ぎました。中心から半径500㌔ある台風を「大型」と呼ぶそうですが、今回の台風は低気圧の直径が1100㌔以上あったということです。日本各地で大雨、突風による被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 さて、わが幸手市は、一昨日がひどかったですね。私も朝からいくつか懸案の場所を見回りました。実態が分からなければ対策も立てられません。そして、あれよあれよと言う間に道路冠水が発生する実態を確認しました。

 「治水」はまちの大切な仕事です。大島新田調整池や国道16号線下の外郭放水路の整備、ポンプ設置などで幸手市の冠水被害は以前に比べて改善していると言われますが、河川の構造的な問題と、まちの「保水力」や「遊水力」の抜本的見直しが必要であると感じます。市内には常に床下・床上浸水が発生する地区もあります。今後は今まで以上に各地区の課題の内部的要因と外部的要因を見極め、対策を急ぐよう市に求めていきたいと考えています。
 
 9月15日、これは香日向地区の各街区の状況の一部です。市内他地区では夕方にやっと水が引いて、家に入り込んだ泥水を掻き出す作業姿も。「治水」は力技。抜本的な対策には費用も時間もかかるからこそ、根気強く考えて行かねばなりません。

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