記事一覧

議員のお粗末な行動

2014.07.18

アイコン

議会制民主主義を揺るがす問題噴出に思う

 都議会のヤジ問題に始まり、議会制民主主義に汚点を残す大問題が噴出しています。

 ここ1か月ほどの間に、都議会議員のヤジ問題、兵庫県議会議員のカラ出張疑惑などが続き、議会制民主主義の根幹である「信頼」を大きく失墜させているなか、またもや問題が発覚しています。

 青森県では市長選の票とりまとめでお金の授受が行われたとして、20人中15人の市議会議員が関与を問われ、補欠選挙が余儀なくされています。また、神奈川県議会議員は「脱法ハーブ」の所持で逮捕。この議員は自ら脱法ハーブの取り締まり強化に関する意見書を提出していたということであきれるばかり。
 平川市の場合は、お金の授受から半年も経っての検挙の裏にどのような事情があったのかは分かりませんが、いずれにせよ世の議会人が失った信頼は大きいものと思われます。

 とにかく、節操のない世の中です。今、噴出しているのは氷山の一角なのか。それともこれらが特別なのか。国政でも市政でも、グレーゾーンを制しないと選挙が戦えないという土壌があるとするなら、若くて優秀な人にとって議会が魅力ある職業とはなり得ませんね。少なくとも私は、市議の名を汚さないよう誠心誠意頑張ってまいる所存です。