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住民グループ断念 新庁舎問題で署名集まらず
川島町の新庁舎建設計画の見直しを求めて高田康男町長のリコール請求を進めていた住民グループ「川島町の将来を考える会」の代表世話人は二十二日、期間中に集まった署名が、リコールの是非を問う住民投票に必要な有権者の三分の一に届かず、請求を断念したことを明らかにした。同日、町選挙管理委員会に報告した。
代表は「できるだけ費用の安い庁舎という町民の願いを実現する唯一の方法がリコールだったが残念だ。豪華な庁舎はいらないが、町長リコールまではできないという町民が多かった」と話した。また、町議十二人が連名で戸別配布した「誰が署名したのか確認できます」などと記載したチラシの影響も大きかったとしているー。
これは私のブログにリンクしているグーグル・ニュースの記事から抜粋しました。この中で私が注目したのは、12人の市議が撒いたチラシです。
署名は主義主張です。署名することには責任が伴う事を言いたかったということかも知れませんが、幸手市でも香日向小学校を巡る数度の署名で、署名したことを市長から直接咎められ、以降の署名で市民の中におじけが発生したということがありました。小さな町で自由意志を発露するのは本当に勇気がいることです。
確かに、署名簿の閲覧は合法で、間違いではありませんが、しかし、この文面はその余白に、それをネタに「不利益なことが生じますよ」との暗示が読み取れ、それを市議が連名で戸別配布したという件には、私は少々違和感を感じてしまった次第です。どんなものでしょうか。