2014.08.11
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縮む車市場 154万台減
8/10 朝日新聞より
「縮む車社会 154万台減」
「20年度は460万台」。全国の自動車ディーラー店でつくる日本自動車販売連合会は1日、国内で将来売れる新車の台数予測を発表した。13年度と比べて109万台減る。みずほ銀行の産業調査部によると、30年度の新車販売台数は約415万台で13年度より27%、154万台も減る。高齢化で運転できなくなる人が増え、便利な街中に移り住む人が車を手放すと見る。
自動車関連下請けや中小の販売店には厳しい近未来。愛知県内の販売店は「顧客のとりあいで、体力のない会社は潰れる」と話す。人口減による市場の縮小の影響はあらゆる産業に及ぶ。日本政策投資銀行の推計では、40年の個人消費の合計は10年より1割減る。さらに働き手の減少も企業に変化を迫っているー。
車市場の縮減は、新車販売だけでなく、車検工場や中古車市場などにも大きな影響を与えるのではないかと心配です。今後、幸手市のような地方都市でも、車検や自動車保険、駐車場など、車を維持する出費を抑えたいという市民、車は必要なときに使えればよいと考える市民が増えることは大いに考えられます。これまでモータリゼーションの発展に支えられてきたまちづくりをを根底から見直す時期にきていると感じます。
♥「アベノミクスの景気回復の効果を実感できない」とは幸手市内の複数の商店さんの声。「4月の消費税増税後は来店客も少ない」とも。
誰が、いつ、何を、どうするのか。対策が遅れると致命的です。