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気になる 人口減少問題 3

2014.08.17

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寝ても覚めても人口問題…

 長らく更新もできず、ご訪問くださった方には本当に申し訳なくお詫び申し上げます。お盆が過ぎて、このところ少し凌ぎやすい感じがいたしますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 幸手市では毎年8月下旬にはもう稲刈りが始まりますね。近隣(杉戸?)では一番早生の稲刈りが始まったという話も。今年は豊作との話もあり、消費者としては価格が下がるのは有難いですが、農業者の収入が確保されないと日本の農業がどうなるのかと心配も。消費者のコメ離れが懸念材料ですが、是非、おコメをしっかり食べて元気で残暑を乗り切っていただきたいと思います。
 そんなこんなの徒然も含め、また、今日からいろいろ書き込みをして参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、お盆の時期を帰省して過ごしておりました。遠距離の親子関係の密度の薄さを穴埋めするにはあまりに短い3日間でした。馬力があったころは、「無理に来なくていいよ」と言っていた両親も、私の帰省を心待ちにするようになり、後ろ髪を引かれる思いで埼玉に戻ってきました。

 そんな帰省中も頭から離れないのが、「人口問題」です。無用に恐れないためにも、現状を分析し、どんな手立てをしていくのか、おぼろにでもその将来像を掴みたいとの思いで、いろいろな統計を調べていました。

 その1つ、総務省が今年1月1日に出した統計「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」を研究して感じたこと。大雑把なツカミですが、日本全国が人口減少に晒されている中で、やはり、三大都市圏(東京圏・名古屋圏・関西圏)は求心力があるということを改めて認識しました。日本全国の人口の50%以上がこの圏内に住み、人口数は過去最高を更新しているということは全国的に見て優位なことです。特に東京圏には日本国民の約28%が住んでいます。名古屋圏は約8.4%、関西圏が約14.4%ですから、その割合は圧倒的です。

 東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県を構成都県とする東京圏に位置する幸手市は今後、どのようなまちづくりをするべきなのか。「地の利」はあるはず。1つのデータで簡単に答えが出せるものではありませんが、9月議会では今回も「人口減少問題」を取り上げます。将来の展望を市民全員が共有してこそ一致団結して前に進める。6月議会の一般質問で「2040年問題対策会議(座長*副市長)」が設置されたことが明らかにされました。まずは現状分析をするという答弁でしたが、その分析結果を聞き、次のステップとして「将来ビジョン」を問いたいと思っています。

8月21日は一般質問の通告書提出期限となっています。課題にフォーカスして幸手市にとって実り多い質問ができるよう準備してまいります。このブログにご訪問くださる皆さまからもいろいろなご意見を頂戴できたらと思っています。人口減少問題にはいろいろな切り口があるはず。私自身が視野狭窄にならないために、市議としてミスリードを避けるために、皆さまのいろいろなお立場やご職業、ご経験と通してお感じになること、お知恵などをお寄せくださいましたなら幸いです。
 メールはこちらへ、でよろしくお願いいたします。