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今日も引き続き

2018.09.19

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総務常任委員会は続く

 予算決算の審議をする3月議会、9月議会は各常任委員会ごとに2日間の質疑日を設けています。過去、総務常任委員会は一日で終わるのが通例でしたが、今議会は昨日で審議は終わらず今日も委員会が開催されます。

 「質疑」とは疑義を質すところにあるという意見もあり、滅多やたらに質疑時間が長ければいいのかというとそうではないかもしれませんが、しかし、委員会審議は市政というブラックボックスを可視化する機会でもあります。このような機会がないと、よほど市長始め執行部が前向きな説明責任を果たさない限り行政運営を可視化=透明化するのは難しい。

 今日は今年度の補正予算を審議します。総務常任委員会には政策課や財政課など市の頭脳部門と市の血流である市税等収入を扱う納税部門、庶務や管財など市の管理部門が集まっています。今年は財政と政策にシティープロモーションを加えた「総合政策部」(新設)と事務管理部門としての「総務部」の二頭立てで総務全般を司っています。総務部門は市政の中枢であり、この部門の在り方は市の施策を大きく左右する。

 昨日、私は上記思いから審議一番、まずは納税状況について総合政策部の分析を問いました。納税状況には市民生活の在り様が如実に表れます。納税状況を政策部門が正確に把握・分析することは市民サービス立案や施策実行の根幹作業です。厳しい家計や収入の中、市税を納めてくださる皆さま方に敬意を表するとともに、効果的、効率的、そして戦略的に使わせていただく。これは行政マン、そして、議会人が目指すまちづくりの原点と思うのですが、残念ながら、現在のところ、総合政策部として分析はしていないとの答弁でありました。
 敢えて二頭立てとなった政策部門の真価が問われることであり、聞かれるまでもなく行われていると思っていたので私としては残念さひとしおですが、これについてはいずれまたさまざまな機会に確認していきたいと思います。

 さて、今日はどのような審議となるか。行ってきます。