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6月議会会期日程案

2019.05.28

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令和元年第2回幸手市議会定例会日程案&ご報告

昨日は議員全員協議会が開催され、市及び市議会の各種報告、会期日程案、請願(学童関係)、そして、議案が配布されました。毎年6月議会は議案が少ないのですが、今回は建設経済常任委員会は付託される議案がありませんでした。

市の報告では、今年度から新しく始まった幸手駅東西自由通路維持管理業務の委託契約が入札により決まったようです。金額は設備・警備4,900千円、清掃業務14,199,000円で両方とも3年契約で共に太平ビル管理(株)さんが落札。今回の入札は当初予算比約20%減で落札されていますので、今後3年間は年間では約630万円程度の経費を支払います。
担当課によると、清掃は日常清掃は1日1回お昼頃に、定期清掃は月1回他を委託します。必要経費とは言え、これから毎年かかるランニングコストです。財政きびしきおりですが、今後は今まで以上に無駄を見過ごさず節約や経費削減などの地道な努力が必須です。

さて、以下は6月議会の会期日程案です。(時間はすべて午前10時より)
6月3日(月)開会
6月4日(火)?6日(木)一般質問
6月7日13日(木)議案に対する質疑
6月14日(金)総務常任委員会
6月17日(月)文教厚生常任委員会
6月18日(火)建設経済常任委員会
6月21日(金)閉会

私の一般質問は受付番号が7番ですので多分5日の午後の登壇かと思います。議案が少ないので、委員会はあっという間に終わりそうです。今議会は改選後ということで、議員全員により会期内に「幸手市議会基本条例」の勉強会も行われる予定です。

また、議会関連では、会派に異動があり。木村治夫氏と藤沼貢氏の会派「自民党」から藤沼氏が離脱、木村氏は「自民党」籍をキープしながらの一人会派に、藤沼氏は無所属として活動していかれるようです。会派とは基本、考えを同じくするヒトの集まりですから、いろいろあるのも仕方ありません。

令和元年6月議会一般質問

2019.05.24

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一般質問の内容と質問趣旨

昨日は、6月議会一般質問通告書の締切日でした。令和となって、また、選挙が終わって最初の定例会であり、皆さまにいただいたご信頼に応えられるよう、私なりに十分な準備で臨みたいと思います。

さて、内容は以下の通りです。

1.東武消防組合合理化対策について
今、幸手市は近隣市町(加須市・久喜市・白岡市・杉戸町・宮代町)と消防組合を作って消防行政を行っています。そもそも組合化は、人口減少期を迎えるこの地域にとって、負担を軽減しながらサービスを向上させるという二律背反とも思える命題に、広域化のメリットを求めんと設立された経緯がありますが、組合の合理化を進める案のさらにたたき台が昨年の秋、首長たちの協議(正副管理者会議)の場に上がったことはこのブログでもお伝えしてきた通りです。そして、幸手西分署を含む4署所の廃止案に、幸手市長、渡辺市長は反対を表明していることもお伝えしてきました。その廃止案については特に線路西側の地域では選挙の争点にもなりました。私も西消防署は市民の生命と財産を守る大切なインフラであるとの認識から、現行2署所体制は維持すべきだと考えています。

現在、この問題は市長の交渉の範疇にある問題です。正副管理者会議は令和2年末、すなわち、来年度中に結論を出します。「反対」と唱えるだけでは反対は実現しません。ただのちゃぶ台返しでは、組合にも住民にも通用しません。住民の中にも存続を求める声が日増しに強くなっています。質問では、市長の考えに変節は無いか。交渉は順調に進んでいるのかなど確認したいと思っています。

2.幸手駅橋上駅舎・東西自由通路整備の完成処理について
今年3月17日より幸手駅がリニューアルして共用が開始されました。市の東西が自由通路で結ばれることは喜ばしいことですが、問題はあの規模です。市民の方から「建設中には想像がつかなかったほど豪華」との感想も聞かれ、機能重視の駅を求めていた私も「ツーマッチ」との感想は否めません。
市民の皆さまの税金を投入する行政の仕事は「いかに最小の経費で最大の効果を上げるか」です。コストコントロール、コストマネージメントがどのように行われたのか。大きな事業でありながら一般の競争入札ではない特殊な契約での事業でもあり、完成後の検証は必須です。行政職員にとっては日常茶飯の仕事でも、情報格差があり、行政という「竹のカーテン越し」に課題を探るのは至難の技ですが、皆さまのお知恵をお貸しいただきながらできるだけの準備をして検証に臨みたいと思います。

3.今年度全国学力状況調査について
これは以前にもこのブログで、今年度から同テストの出題傾向が変わったことをお伝えいたしました。基礎基本は定着した→活用に軸足を移すというのが文科省の立場です。私もやってみましたが、日常の生活に密着した問題をどう解決していくかという能力が問われる設問のように感じます。
いろいろなことを考察し、みんなで答えを導き出す力や自分の持てる技術を活用する力は、これから生きる子どもたちの一生の宝であり、幸手市で義務教育を受ける子どもたちにこの力を身に付けさせることは私たち大人の責任だと考えます。そこで、同テストの結果が出る前この時期に、教育委員会に考えを確認しておこうと考えています。テストの結果については9月議会で取り上げるつもりです。

4.水害対策の推進について
水害対策については私もこれまで力を入れて取り組んできましたが、市街化調整区域の中で住宅開発が許可される中、田畑が遊水機能を失い、道路冠水、家屋浸水が続く地域の整備が課題です。年度予算での整備すら、各地区のご要望に添えない現状、これから水害対策をどう推進していくのか。総合政策当局に中長期財政・政策的観点から考えを問いたいと思っています。

♥市議会議員は市政のチェックが仕事です。私のチェックポイントは、
①事業は「最小の経費で最大の効果」をあげているか
②行政課題の解消に住民の意見は反映されているか です。頑張ります。

ステキな地元の生産者の皆さん

2019.05.22

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建設経済常任委員長初仕事より

今日は建設経済委員長初仕事として、農業関係者が集まる会議に参加させていただきました。同委員長は4年前にも拝命し、2度目の就任復帰となりました。今日の会議は、複数の委員さんからいろいろなご意見、ご提案が出され、前回以上の活気ある会議で驚くとともに、熱くてステキな生産者さんのナマの声が聞けて本当に勉強になりました。

何かと閉塞感を持って語られる農業ですが、いやいや、現場はパワーとアイディアに溢れています。自然を相手の農作業で培われた技術集団の上に滋味溢れるお人柄で。今後もいろいろな場でお会い出来るのが本当に楽しみです。

ただ、そのパワーの下でご多分に漏れず今、一番の問題は後継者です。その危機感は強いです。私たちも頑張る地元の食材や生産物を是非、手に取って、味わって応援して行きましょう。地産地消の推進は私も力を入れて来たテーマですが、今後も折に触れ、皆さまにいろいろな地産地消情報をお伝えしていけたらと思います。

地場で頑張る生産者の方を是非知っていただきたい。生産者ツアーができたら面白いでしょうねー。きっと皆さんが知らない世界が広がっていること請け合いです。

議会人事決まる

2019.05.14

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臨時議会にて

今日は、令和元年初の、そして新しい議会となって初めての臨時議会で、多くの時間が議会人事に費やされ、全ての人事が決まりました。

(敬称略)
?議長、副議長、監査委員
○議長 宮杉勝男
○副議長 小林啓子
○監査委員 藤沼貢

?常任委員会
常任委員会が3つ(各10名)あり、各議員2つの委員会に所属します。その正副委員長は以下の通り。
○議会運営委員会正副委員長 本田謡子・小林英雄
○総務常任委員会正副委員長 木村治夫・本田謡子
○文教厚生常任委員会正副委員長 小河原浩和・木村治夫
○建設経済常任委員会正副委員長 松田雅代・小林英雄

私は、文教厚生常任委員会と建設経済常任委員会の委員として活動します。建設経済常任委員会では委員長を拝命しました。

気になるのは役職がダブっている議員が複数に及ぶということです。役職は議員の互選(無記名選挙)ですから誰がどのように投票したかは分かりません。しかし、一部議員が委員長になったり副委員長になったりすることで役職のダブり、すなわち、一部の議員が役職を独占したり、偏った人事となることはあまり好ましいと思えません。この前の選挙後の人事から役職ダブりが始まりましたが、今回の随分偏った人事をとても残念に思います。

?対外的な役職としては、
○利根川栗橋流域水防事務組合議会議員…8名
○広域利根斎場組合議会議員…3名
○埼玉東部消防組合議会議員…2名 が。

対外的な各組合の議会議員は、各会派毎に希望をまとめ、会派代表者会議で調整するという手続きで決まりました。署所廃止問題を抱える消防組合の議会議員については我が会派、市政クラブとしても武藤議員が手をあげましたが、結局、2名の役職に3名が手をあげ、話し合いの結果、大平議員、枝久保議員に決まりました。

さて、今日の人事の動き、いろいろ課題含みのスタートですが、いろいろ検証しながら、また、常任委員会委員長として、言論の府として闊達な議論ができる議会・委員会を目指して頑張ってていきたいと思う次第です。以上、報告でした。

会派決まる

2019.05.08

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新会派別名簿

昨日が締め切りの会派届。今、議会事務局より名簿がメール配信されましたのでお知らせいたします。
(50音順 敬称略)

改革・・・小河原浩和・本田謠子
公明党・・・小林啓子・四本奈緒美
幸手市政クラブ・・・武藤寿男・松田雅代
自民党・・・木村治夫・藤沼貢
新政会・・・小林英雄・宮杉勝男
日本共産党・・・大平泰二・海老沼隆夫

無所属
青木 章
枝久保喜八郎
坂本達夫

前記の方が代表です。私はいろいろ思案した結果、武藤氏と会派を組むことに。これまで会派先進で中村議員と頑張ってきた方向性を継承し、さらに、財政問題などで考え方を同じにすることが多かった武藤氏と組むのが、私に頂いた1161票にお応えできるものと考えました。

会派は決まりましたが、今後、いろいろな会派との連携は出てくると思います。市民の皆さまの福祉の向上、幸手市政の発展のため、全力で取り組んで参る所存です。皆さまにはこれまで以上にご意見等お寄せいただきたいと思います。議員は持論ではなく、皆さまの声を市政に届けるのが仕事です。皆さまにはこれからもご支援、ご指導よろしくお願い致します。

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