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幸手市在住者さまからのお手紙

2022.09.01

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ポストにお手紙をいただきました

先日、ポストに「幸手市在住者」を差出人名とするお手紙が入っていました。いつもブログをご訪問くださる方のようで、お手紙の冒頭、いつもの長文の文章を「分かりやすくまとめている」「参考にしている」と。有難たいです。本当に有難いです。励みをいただきました。
改めて、ブログをご覧下さる皆さまに、間違った情報をお伝えすることのないよう、これからもしっかり精査して書かなければと、緊張感もいただいた次第です。本当に有難うございます。

お手紙の内容は私のブログで取り上げてもよいとのお言葉がありましたので、皆様にもご披露したいと思います。

さて、お手紙の内容は2つです。1つは去る18日に東武鉄道日光線南栗橋駅に特急が停まるというニュースをご覧になってのご感想と、幸手インターチェンジの利便性を活用したサービスの誘致をとのご提案です。

改めて、東武鉄道の件を調べてみました。2023年3月のダイヤ改正から、通勤・通学時間帯を中心に特急列車の一部が南栗橋駅に停車することになります。停車する特急列車は、朝方時間帯の上り(東京方面)が3本、夕方時間帯の下り(栃木方面)が6本。運行時刻、所要時間、特急料金などの詳細は未定とのことです。

南栗橋駅は地下鉄直通列車の終着駅。そして、今、東武鉄道自らが開発メンバーとして駅前エリアで次世代の街づくり推進プロジェクト「BRIDGE LIFE Platform構想」を展開中。BRIDGE LIFE Platform構想とは、もうご存じの方も多いかと思いますが、これは、久喜市、東武鉄道、トヨタホーム、イオンリテール、早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科 小野田弘士研究室が連携して臨む"産官学連携による次世代の街づくりを推進するプロジェクト“です。久喜市は特急券補助はこのプロジェクトの協定で約束しています。今後、市外からの移住者を対象にした特急券購入者に対する補助を検討しているとのこと。プロジェクトの街区イメージ図を見ると街の1/4くらいが戸建エリアになっています。どれくらいの人が住む街となるのか。

特急列車といえば杉戸高野台駅は数年前から18時以降、下り特急が停車。お手紙の「幸手市在住者」さんの調べでは、東武鉄道の現行の特急列車が停車しない自治体は、本線・野田線系統では草加市と幸手市だけであり、仮に来年3月のダイヤ改正で幸手市通過となると近隣の杉戸高野台駅と南栗橋駅に停車する状態になってしまう。………幸手市の税金で橋上化したにも関わらず、特急が通過すれば幸手市の地位は低下してしまう。「幸手駅は東武動物公園駅に次ぐ日光線の利用客を誇る駅である。幸手市は久喜市のように特急料金の補助等を行い、幸手駅の特急停車推進及び幸手駅の利用促進につなげるべきではないか」と。

私も幸手駅の利用促進は重要と考えています。私が子育て時代には東武ストアもロッテリアもあり利用していましたが、その東武ストアも撤退。通勤、通学者は明らかに減っています。現在は駅橋上化に伴い、桜🌸の時期にスペーシアの一部が停車するようになっています(通勤や通学用ではなくあくまで観光目的ですが)が、お手紙をいただき、改めて幸手駅の利便性について考えてみました。

私はお出かけの際に"ちょい乗り"する程度の利用者ですが、実は、幸手駅は中央林間や日比谷線直通があり、意外と便利なんですね。さらに最近は市内循環バスの運行時間帯は最寄りのバス停から駅まで15分くらいで行ける。私にとっての利便性は高まっています。また、通勤者からは始発駅の南栗橋駅の次の駅ということで比較的座って通勤ができるという好評価もあるようです。実は私の家人も、定期券で通勤していた頃はJR一辺倒だったのですが、今は「東武鉄道がこんなに便利だとは知らなかった」と最近は駅まで自転車で行って頻繁に利用しています。通勤通学の皆さまのご不便を理解できていないかもしれませんが、朝などは日比谷線直通と中央林間行きが10分置きに発着していて比較的利便性も確保されているのではと見受けます。一度、夕方に特急を使ったことがありましたが、杉戸高野台駅での乗り換えはスムーズでした。もし、このブログをご覧の皆さまの中に東武鉄道をお使いになっている方がいらっしゃいましたら、特急列車についてどのようにお感じか是非ともお知らせください。

「幸手市在住者」さんがおっしゃるように、幸手駅は東武動物公園駅に並ぶ駅との位置づけです。駅の更なる利便性向上は諦めず期待したいところですが、幸手市のウィークポイントは電車待ちができるホームがないこと。三番線ホームを失っているのは痛い。しかし、広々とした橋上駅舎を評価する声も多い幸手駅です。それだけでなく、もっと価値を上げる努力を。初めからダメだと諦めない。特急列車をどうやったら停められるか。考えてみよう。そんな叱咤激励をいただくお手紙。「幸手市在住者」さん、有難うございました。
2点目のご提案はもう少し調べさせてください。

♥そして、今回は匿名でのお手紙でしたが、次は是非是非、お名前をお知らせください。いろいろなことにお詳しい幸手市在住者さんと、いろいろなことを語り合いたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

秋の実り

2022.08.20

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頭(こうべ)を垂れる稲穂🌾

今日、車で出かけた時に撮った写真です。5月の早苗から農家さんが丹精込めて育てられ、こんなにたわわな稲穂を実らせています。幸手のおコメは美味しいですよ。

新米が出回るのは後1ヶ月後くらいです。機会がありましたら是非食べてみてください。私はさくらファームで購入していますが、出来たら新米キャラバンで各地を回ってくれたらいいなあと、機会がある毎にあちこちに声をかけています。是非是非お試しあれ!

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雨、降り出しました

2022.08.13

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台風8号の影響が

今、10時20分。雨が降り出しました。

農家の皆さまはじめ、外でお仕事の皆さまには見回りなど十分お気をつけて。出来るだけ水路に近づかないよう安全第一でお願いいたします。また、激しい降りの中では防災無線なども聞こえにくくなりますが、危機管理は自ら情報を得るのが原則です。聞き漏らさないよう、また、防災メールを受信されている方には送信の、Twitterなどをご覧の皆さまには確認を怠りなく。よろしくお願いいたします。

https://www.city.satte.lg.jp/sitetop/life_cityadmin/important/6502.html

♥合わせて、日本気象協会 世界天気のHPもリンクしておきます。ご関心のある方はご覧ください。

https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%B0%97%E8%B1%A1&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja-jp&client=safari

幸手市を知る 

2022.08.08

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資料のリンクです

前号でお知らせした幸手市と埼玉県内市町村の統計です。世の中に公表されている資料やデータ、統計は数多ありますが、あまりにあり過ぎて。何をどう見たらいいかなかなか分かりにくいですね。幸手市を知る資料の一つとしてご覧になってみてください。

自治体にもそれぞれ特徴もあり、政策も違います。単純比較はできませんが、逆に数字はウソをつかないという言葉もあり。統計学的読み解きの出来る方には是非ともご教示いただきたいです。
よろしくお願いいたします。

◆統計さって令和2年版
https://www.city.satte.lg.jp/sitetop/soshiki/shomu/7/8401.html

◆統計から見た埼玉県のすがた2022年版
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a360/kennosugata2022.html

杉戸町町長選挙

2022.08.08

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接戦を制し 窪田新町長誕生

隣町の町長選挙。今回は古谷町長の辞職を受け、4名の新人候補者で戦われ、昨日が投開票日でした。私は自民党県連が推薦する窪田氏の決起大会、出陣式に参加する機会がありましたが、国会議員、県議会議員、近隣市長が数多出席し、意気込みのスゴさは圧巻でした。

選挙結果は、無所属の新人で元町議の窪田裕之氏(57)が5741票(得票率36.3%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、元町議の原田寿々子氏(59)、会社役員の栗原偉憲氏(57)、元町議の稲葉光男氏(68)を破って初当選されました。

当日有権者数は3万7576人。投票率は前回(2021年)を3.33ポイント上回る42.59%とのこと。熱戦、お疲れさまでした。

さて、杉戸町は、2020(令和2)年の国勢調査によると、総人口は4万3845人で、人口増減率がマイナス3.63%、平均年齢は49.7歳で全国717位、県内44位。総務省の「地方財政状況調査」(2020年)では、予算規模は歳入が192億3838万円、歳出が184億6566万円という町です。

幸手市と比較すると、幸手市は総人口50,066人で、人口増減率がマイナス4.7%、地方財政状況調査(2020年)では、歳入が229億2575万円、歳出が219億2791万円(一般会計)でした。
平均年齢と全国、県内順位は資料を見つけることができませんでしたが、市の人口調べ(直近令和4.6.30現在住民基本台帳)の平均年齢は50.83歳です。

2020年はコロナ臨時給付金やワクチン接種など多額の国費が投入され財政規模はどこ共に拡大していますので、通常の財政の単純比較はできませんが、市であれ町であれ、首長とはこれだけの予算を動かす人です。どなたが選ばれるかはその自治体の住民の皆さんのご判断ですが、私がいつも注目している投票率は、前回より上回ったとは言うものの42.59%と、半数以上の方が無関心に終わった。これは外部者としても残念だと思う次第です。

今後について。今回の選挙、新町長の訴えの中には、他のまちが羨むような政策の“原石"が幾つかありました。市町レベルで治らない大きな政策です。もちろん、この実現は必ず成功すると確約されているものではありません。しかし、町を上げて磨き上げる価値はあるものと私には見えました。
ちょっと羨ましいくらいですが、これからは広域連携の時代。幸手市は幸手市のお宝をしっかりと磨きながらも、埼玉県東部に位置する人口5万人弱の自治体同士、今後も杉戸町さんとはこれまで以上に連携していかなければならない課題もたくさんあります。新町長には頑張っていただきたいです。

♥さて、今回資料として使った「統計さって令和2年度版」、また、埼玉県内市町村のデータを埼玉県がまとめた「統計から見た埼玉県のすがた」のリンクを次回ブログに貼っておきます。幸手市を知る。ご関心のあるデータから読み解きを。新しい発見や何かお感じになることがありましたら共有し、皆んなで勉強していきましょう。

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