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ご紹介 認知症サポートガイド

2021.07.02

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幸手市からこんなガイドが発行されています

今日、久しぶりに地元かかりつけの歯医者さんに行って来ました。その歯医者さんに「幸手市認知症サポートガイド」という冊子が置かれていました。幸手市介護福祉課が作成し、令和2年10月に改訂された認知症の新しい情報が沢山掲載されているガイド冊子です。

物忘れ相談や認知症相談を受け付けている医療機関も紹介されていますので、「もしも」の時の予備情報として、皆さまに知っていただけたらとの思いでご案内することにしました。ちなみに、なお、幸手市では介護や認知症など生活の中で気になることのご相談は、東西地域包括支援センターで受け付けています。

認知症をはじめ生活の中の様々な問題は、ご家族やご本人が抱え込む前に、センターに是非ご相談を。
このガイドは市のHPの介護福祉課のページにも掲載されています。ご関心のある方はご覧ください。
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庭に珍客現わる

2021.05.14

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昨日から庭にカモ 番(つがい)のカモかも

ちょっとホッコリするお話しを一席。

昨日の早朝、庭に大きな羽音が聞こえるので少し雨戸を開けてビックリ。何と、カモが庭に降り立ってひょこひょこ歩いているではありませんか。家人も珍客に驚きながら2階から写真をカシャ

そして今朝は2人して6時前から窓を開けて観察スタンバイ。やっぱり来ました6時半。羽音と共に1羽のカモが飛来。しばらく庭のあちこちを見回ってから飛び立ちました。が、今朝は何と、1羽が飛び立つ後をもう1羽が連れ立って飛び去って行きました。これはもしかして番で来ていたかも?
番となると、これはもしかしてもしかして、巣作りが始まるかもかも…。期待が膨らみます?♪?
 
香日向地区の南、中川崎地区の田んぼで出会うカルガモと思いますが、何と住宅地のど真ん中に巣作り場所の下見に来るとは。若いカモかも。水辺でもないわが家が“最終審査"まで残れるかはビミョーなところですが、密かに嬉しい出来事です。

実は、わが家近くではここ数年、3月にウグイスが鳴き、4月にはヒヨドリの番が。このヒヨドリは木蓮の花を食べにくるので毎年蕾を巡って攻防を繰り返す宿敵ですが、昨年は夏頃にナツツバキの木に巣をかけて…。そんなこんな、季節毎に訪れる珍客を愉しんでいます。これも周囲に豊かな自然があってこそ。ヒヨドリは私たちがあんまり観察し過ぎたか、卵を産むに至らず巣を放棄。残念でした。

後継者問題、高齢化問題、さらに米価の下落傾向など、農家の方にとって農地や農業を守るのが大変な時代となっています。農の恵みは食料だけではなく、カモやシラサギ、虫たちの営みにも。私も豊かな自然と、管理しておられる農家さんに感謝し、そして、何より秋の新米を楽しみにしばらくは田んぼの風景を楽しませていただきます。

♥田舎育ちの私にとって田んぼの風景は原風景。私も手植えの田植え経験者です。連休中に植えられた愛しいような早苗も日に日に逞しさを増しています。その早苗の間を泳ぐカモたち。昨日からの訪問を受け余計に愛おしさが増します。
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レンゲ咲きました

2021.04.08

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昨年秋に有志と蒔いたレンゲが咲きました

世知辛いニュースが溢れる昨今。少し明るいお話を1つ。

種蒔きの頃に皆様にお知らせしていたレンゲが咲きました??中川崎辺りをお散歩の折りにぜひ、見てみてください。香日向から出井歯科さんに行く道から見えます。大きな畑をお借りして蒔きましたが、遅蒔きだったこともあり咲いたのはほんの少し。でも、咲きました?。嬉しいです??

私にとってレンゲは幼い頃に親しんだ原風景。私と同世代の方の中にはレンゲを原風景とする方も多いのでは。私たちの世代を、日暮れまで野原で遊んだ最後の世代"ラストモヒカン"と形容する学者もいます。レンゲ畑を見るとわくするのはそのせいか。

これからしばらく、春の輝きをお楽しみください。

東日本大震災から10年

2021.03.12

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亡くなられた方にご冥福と鎮魂、哀悼の意を捧げます

10年前の昨日、午後2時46分。私は家にいて大地震を体感しました。皆さまにはどのようなご記憶が残っているでしょうか。

市役所では昨日同時刻に放送が入り、黙祷が捧げられました。災害の爪痕を一律に語ることはできませんし、原発事故が大きなトゲとして未だに復興を妨げている中、連日、メディアでも様々な検証番組がありましたが、私たちは災害にどう向き合ったらいいのでしょうか。

原始の昔に戻ることは不可能ですし、仮に戻ったとしても自然災害は起きます。今、私たちにできることは何か。東日本大地震から10年で私たちの防災、減災意識はどう高まったか。

2013年の災害対策基本法の改正に伴い、新しく地区防災計画制度がスタートしています。地域防災力の向上については、その重要性が指摘されながらもなかなか決定打が見出せない地域が多く、この地区防災計画は住民自身が自ら話し合い、住民自らが作成するものとして、地域防災力の向上のプロセスとゴールを可視化するものと期待されています。

地域防災力の向上へ住民が行うべき要点は次の3つです。
?災害履歴、災害環境とリスクの確認
?防災計画の立案、役割分担
?訓練の実施

皆さまがお住まいのそれぞれの地域には自主防災組織及び防災活動団体があり、それぞれに活動が展開されているものと思います。災害時の集団活動には、指揮命令系統が機能すること、やらなければならないことや活動が場所や時系列で誰にでも解るように明確化されていることが大事です。
2019年の台風19号で小学校に避難し、災害時に個人でやるべきこと、避難場所など人が集まる場所での役割や分担の明確化の大事さを実地で経験し、私はそう確信しています。

さて、幸手市防災の来年度についてですが、来年度はハザードマップの更新が予定されています。また、国土強靭化計画の策定にも取り組まれる予定です。ハザードマップは近年の風水害への対応やコロナなどの感染対策なども含めた見直しがなされます。国土強靭化計画はハザードマップの作成や活用、避難訓練の実施などのソフト面の対策と共に、河川や海岸堤防や避難施設、避難路等などのハード面の整備を適切に組み合わせて効果的な取り組みを行うための計画です。
私たちの生活は年と共に、歳と共に変化します。

災害を風化させないということは、どこに住んでいても常に減災の観点から今の生活を見直して行くことであり、その工夫を続けることが多くの災害で亡くなられた方の鎮魂となる。改めてそのような思いを強くした昨日でした。

いざというときに

2021.02.17

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被災地避難所で家族テント設置

13日午後11時7分頃に発生した、福島県沖を震源とする地震では、福島県や宮城県で震度6強、私たち幸手市では震度4が観測されました。事後の報道では、東北新幹線では電柱が折れ、常磐自動車道では土砂崩れ、住宅の一部損壊、マンションのひび割れ、水道管破裂、一時停電、断水など、各地で様々な被害が確認されています。

東北沖での地震が発生すると常に心配が過ぎる(よぎる)のが原発です。住民の方たちの安全とともに、働く方たちの心労や如何ばかりや。国策として進められて来た原子力発電。特に福島原発は3.11以降廃炉の方向にありながら廃炉への道は遠く、日々、多くの方々によって“最後の日“まで、安全確保に力が尽くされています。その廃炉作業を担うのは“人“です。危険だから、もうイヤだと放り出すことのできない難しい処理です。この度の地震ではその後も福島原発での異常報道はなく、胸を撫で下ろす次第です。

さて、この度の地震による住民生活を含む自治体の動きとして、福島県相馬市では、コロナ対策を盛り込んで改定された避難所マニュアルによって避難所が開設され、家族単位で使用するテントが避難者からは評価の声が高かったと報道されています。

住宅の損壊や断水などの被害が発生、長引くと避難を余儀なくされることは想定しなければなりません。今回の地震では福島、宮城両県で計258人の方が一時、避難所に身を寄せられたそうです。しかし、コロナ対策で密回避を講ずるとどうしても避難所の収容人数は減るのは大災害時の課題です。さらに、それぞれのご家庭で環境も条件も様々な中、私たちはどうすればいいのか。
まずは、皆さまには今一度、お家の中の家具、いざと言うときの家族との連絡方法、避難の方法、持ち出し袋などの点検を。

以前、防災関係者から聞いた話です。仮にお家の中の家具倒れたりガラスが散乱した場合、一番に必要となるのは足の安全を守る履き物です。安全な避難に必要な「靴」などの履き物は枕元に。そして、慌てて避難する時に忘れがちなのが、眼鏡や入れ歯などの日常使っているモノだそうです。
また、消毒液やマスクなども個人でできるだけ用意しておく。合わせて、避難所が基本体育館などとなることから上履きなども忘れずに。

幸手市においては、台風19号の反省から避難所マニュアルを改定し、パーテーション、災害用段ボールベッド、授乳や着替えなどで使うプライベート用テント、衛生用品(消毒液やマスクなど)の準備も進めています。また、来年度はハザードマップの改定が予定されています。現在進められている国の避難見直しを待って、ハザードマップに水害やコロナ感染防止などの新たな対応を加えたものとするよう検討中です。皆さまには今一度、お手元の今あるハザードマップをご確認いただき、「自分なら“その時“どうするか」を改めてご家族と共に話し合ってみてください。
自治体で全てのコトやモノを準備するのは難しい中、私たち住民も「私はどうするか」を頭に置いておくことが迅速な対処に繋がります。その上で、ご近所をはじめ、お互いに声の掛け合えるコミュニティや地域作りも日頃から。

災害多発の環境下、公助、自衛、共助を含め、みんなで考えて参りましょう。

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