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当然の帰結

2021.01.17

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自宅療養3万人超

テレビも新聞もコロナ一色の情報が連日伝えられていますが、私たちは現状をどう理解すれば良いのか。ずっと悶々としながら、ブログを書いては消し書いては消ししていているうちに更新が滞ってしまいました。いつもご訪問くださる皆様にはありがとうございます。

さて、コロナ感染の現状に関しては、厚労省が16日、新型コロナウィルスの自宅療養者が12日時点で前週比1.7倍の30,208人になったと発表。入院先や療養先が決まっていない人も10,000人を超えており、実際の自宅療養者はさらに増える可能性がある。また、この病床の逼迫度合いは12日時点で19都府県が最も深刻なステージ4 (50%以上)の水準に達し、前週から8県増えていると。

上記は、日経新聞16日の夕刊から抜粋しましたが、何がどうなってこのような事態となっているのか。因果関係の解明と早期対策が気になるところです。

誤解を恐れずに、仮説として、自宅療養が3万人を超える現状に対して私が感じるのは、今、急激に増えている民間検査との因果関係です。クリニック等が実施する検査が急拡大しています。検査数が増えることは安心材料であると同時に、増える検査で判明する陽性者数が政府や都道府県の対策キャパを超えている。逆に言えば対応が追いついていない。ということではないでしょうか。

民間検査で陽性が判明した場合の対応にはいろいろなケースがあるようです。例えば、あるクリニックのHPをみると陽性者には「当院よりお客様へご連絡をいたします。その後保健所へ報告をします。保健所より連絡があり次第、指示に従った行動をお願いいたします。保健所から連絡が来るまでは自宅にて待機をお願いいたします」と綴られています。この他にも検査で陽性となった方に再度公的なPCR検査を受けるよう促す機関もあり。最終的に保健所の関わりが増える構図です。そして、都道府県が用意する療養病床や療養施設が間に合わない。自宅療養が増える理由として、このような因果関係はないでしょうか。

今、専門家の間でもいろいろな意見や主張が飛び交う現状、一般人の私たちが真実の因果関係を知るのはほぼ不可能ですが、報道機関には「なぜ、このようなことが起きているのか」を徹底取材し、因果関係も含め"正しい問題提起"をしてほしいと感じます。

法律的な制約などもある中、国や都道府県が取り組む病床逼迫解消に向けた分母対策(病床確保、医療体制強化)が簡単に進められる話ではないのはわかりますが、分子対策(感染拡大防止)にも経済への悪影響があるのは事実であり、両者のバランスを取った最適解を探るためにも、事実を客観的に捉える事が大事ではないでしょうか。

しかしながら、私たち個人としては、何が原因であろうとも、因果がどうであれ、事態が改善するまで、治療法が確立するまで、自分にできる対策をやって行くしかありません。差別も無用です。みんなで難局を乗り越えて行きましょう。

成人式おめでとうございます

2021.01.11

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新成人の皆さまご成人おめでとうございます??

緊急事態宣言下、一時期危ぶまれていた成人式でしたが幸手市では昨日挙行されました。感染対策を徹底し、さらに式典のみ午前、午後の2回に分散しての実施でした。市議会からは議長のみが出席。

まだ、今の時間は式典の様子などの市のHP掲載はありませんが、テレビなどで見る限り、新成人の多くが、「支えられる側から支える側への転換」を口にしていたのが印象的でした。
また、3.11大震災から10年。未曽有の大震災を当時小学生として体験した成人たちはまた、成人の日をコロナ災禍の下で迎えます。これまで彼らを支えて来られたご親族、地域の方、学校などのご努力に改めて敬意と感謝を申し上げるとともに、私たちもコロナに負けない社会の再構築に立ち向かっていかなければとの気持ちを新たにした一日でした。

日本を背負って、いや、これからは国際社会、地球規模での課題に取り組んでいく若者の未来に幸あれと祈るばかりです。

新成人の皆さん、成人おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

緊急事態宣言 市の対応

2021.01.08

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緊急事態宣言の発出(1都3県)に伴う市の対応

昨日の緊急事態宣言を受け、本日幸手市コロナ対策本部が開催され以下のことが決定されました。大事なことですので市のHPから転記いたします。

市民の皆様へ
市では、昨年から新型コロナウイルス感染症拡大防止に全力で取り組んでまいりました。
しかしながら、埼玉県内そして、全国的にも感染拡大が続いており、更なる予防対策が必要です。
今回、国から、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の再発令が出され、埼玉県をはじめとする1都3県が対象となりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、また、医療崩壊を防ぐとともに、市民の皆様の健康と安全の確保のため、以下のご対応へのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
令和3年1月8日 幸手市長 木村 純夫

◆新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言及び埼玉県における緊急事態措置等に係る幸手市の対応について
実施期間 令和3年1月8日(金曜日)~令和3年2月7日(日曜日)
【市民の皆様へのお願い】
・不要不急の外出自粛
・県境をまたぐ移動の自粛
・特に午後8時以降の不要不急の夜間外出自粛
※医療機関への通院、食料・医療品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、通学、屋外での運動や散歩などの生活や健康の維持のために必要な場合を除く。

【飲食店・遊興施設等の皆様への営業時間の短縮要請】
対象
飲食店(居酒屋を含む)
喫茶店等(宅配・テイクアウトを除く)
バー、カラオケボックス等(ネットカフェ、漫画喫茶を除く)
※食品衛生法の飲食店営業許可を受けている店舗。
要請期間
1月12日(火曜日)午前0時~2月7日(日曜日)午後12時まで
営業時間
午前5時~午後8時まで
酒類提供時間
午前11時~午後7時まで
【事業者の皆様へのお願い】
・テレワークの徹底(目標値:出勤者数の7割減)
・在宅勤務、時差出勤の徹底
・職場・寮における感染防止策の徹底
・従業員への基本的な感染防止策の徹底や会食自粛
・全てのイルミネーションの早めの消灯

▼市の対応
【イベント】
・1月12日(火曜日)から市主催イベント等は、原則、中止または延期する。
※実施する必要がある事業については、感染防止を徹底。
【施設の休館】
・すでに1月17日(日曜日)まで休館としている施設(予約不要の屋内施設)は、2月7日(日曜日)まで休館を延長する。
・他の屋内施設で、すでに予約されている活動は、法に基づく人数制限や、感染防止の徹底を要請する。
・期間中、屋内施設では新たな施設予約は受け付けない(昼夜とも)。屋外施設についても午後8時以降の予約は受け付けない。また、すでに予約されている活動についても中止を依頼。
▼市立小中学校等の対応
・市立の幼稚園、小学校及び中学校については、引き続き感染防止対策を徹底し、期間中の臨時休業は行わない。
【ご家庭へのお願い】
・規則正しい生活習慣の徹底(体調不良の際は登校しない・させない)
・手洗いの徹底と適切な換気・保湿、マスクの着用
・不要不急の外出を避け、可能な限り速やかな帰宅
・児童・生徒のみの会食等の自粛
▼市立保育所等の対応
・保育所及び放課後児童クラブについては、引き続き感染防止対策を徹底し、期間中の登園の自粛要請及び休園は行わない。

♥関係する項目についてはそれぞれお確かめください。また、買い物等に関しては感染症対策をしながらテイクアウトなども含め、市内消費に引き続きご協力をお願いいたします。

緊急事態宣言

2021.01.06

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政府、発令を検討 幸手市への影響は

首都圏1都3県の知事要請を受け、政府が緊急事態宣言の発出を検討。近日にも宣言が発令される可能性がでてきました。人口1000万人が暮らす東京都はじめ、首都圏大都市の医療キャパが限界を超える危険に晒されています。

集中する人口流入に対し、大都市の災害、今回は感染症という危機態勢の脆弱さが浮き彫りに。企業経営への影響も懸念され、失業保険もない中で失業するひとたち全てにセーフティネットが行き渡るのか。私が知る例を見ても、生産年齢世代の雇用直撃。貯金を取り崩しながらの生活では若者が将来を描けない。心配は尽きません。
また、関西広域連合は4都県との往来自粛を呼びかける「緊急行動宣言」を取りまとめたと報道。多大な影響が発生する状況ですが、まずは目前の対策を取りながら、今こそ効率性を追い求めた結果の大都市への人口偏在=東京一極集中という根本原因の抜本検証をすべき時に来ていると私は感じます。

市民活動が正常を取り戻しつつあった中での再度の規制強化です。政府はできるだけ制限は集中的限定的にとしていますが、様々な声がある中、どのような判断がなされるのか。

首都圏に含まれる幸手市でどのような対応がなされるか。公共施設の利用制限が強化される可能性は高いということは推測されます。皆さまには行動制限がある中ではありますが、感染対策を講じながら市内消費にさらなるご協力をお願いいたします。

新年のご挨拶

2021.01.02

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本年もよろしくお願いいたします

新年が明けました。皆さまにはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。今年はコロナの自粛要請もありいつもとは違うお正月をお迎えの方も多いのではと推察いたします。私も今年は帰省を取りやめて家人とお節を祝いました。地域の医療を守るためにも、私たちの健康を守るためにも、今しばらく皆んなでできることをやって参りましょう。本年が良い年となりますよう祈念申し上げます。

さて、そんなわが家の昨年を振り返ると、ビッグイベントは家人が単身赴任から帰って来たことです。年末、何より大きな変化は掃除でした。しばらくやっていなかった洗車、テラス雨避けフードの汚れ落とし、懸案の伸び過ぎた庭木の剪定などに頑張ってくれました。一人では諦めてしまうことは多い。今増えている独居世帯やひとり親家庭など、いろいろな事情で生活の何もかもを一手に遣らざるを得ない方たちをどう支えていけるか。公的制度と地域の助け合いの網の目をどこまで細かくできるか。地域ネットワークを繋ぐ仕掛けの必要性を強く感じます。

生活の中でも掃除、洗濯、入浴、食事などは極めて個人的、習慣的な要素が強く、仮にご家庭に問題が起きてもなかなか表面化しないのが実情です。しかし、これらは身体や健康維持に極めて重要なことばかりです。問題は一人で抱え込まない。解決を諦めない。これは鉄則です。仮に何か問題を感じることがありましたら是非、ご相談下さい。今は福祉分野や生活分野、教育分野も含め、相談窓口が複数設置されていますし、私も、問題解決には及ばずとも相談窓口にお繋ぎすることはできます。また、新たな仕組み作りを提案して参ります。

「誰一人取りこぼさない」。福祉分野においてこんな言葉を聞く機会が増えています。今年、議員活動10年目を迎えます。幸手市で共に暮らす皆さまの笑顔溢れる街づくり、地域のふれあいのネットワークづくりは私の活動の原点です。これまで以上に邁進して参ります。皆さまには変わらぬご支援、ご指導を心よりお願いいまします。

♥個人を取り巻く問題が複雑化する昨今ですが、皆んなで力を合わせて進んで行きましょう。本年も宜しくお願い申し上げます。

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