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昨日から3月議会が始まりました

2023.02.18

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3月議会の日程

昨日は3月議会の開会日でした。これから3月20日の閉会日まで32日間の議会が始まります。日程をお知らせいたします。

【3月議会日程】
2月17日(金) 開会
2月20日(月)〜22日(水) 市政に対する一般質問
2月24日(金) 議案に対する質疑通告提出期限
3月1日(水) 議案質疑
3月2日(木)〜3日(金) 文教厚生常任委員会
3月6日(月)〜7日(火) 総務常任委員会
3月8日(水)〜9日(木) 建設経済常任委員会
3月20日(月) 採決 閉会

昨日は、開会日当日の採決がルールとなっている人事案件(公平委員、人権擁護委員)各委員さんの選任が可決・承認されました。予算につきましては、説明を聞いた私の印象では、令和4年度補正予算、令和5年度当初予算とも時代の変化や幸手市の課題解消に向け意欲的な予算と感じました。予算概要につきましては、後日改めてお知らせいたします。

♥なお、一般質問の私の登壇は2月20日の午前中になる予定です。また、2月28日は4月の市議会議員選挙の事前説明会も予定されています。今いる15名の議員にとりましては任期最後の議会定例会です。令和5年度、市民の皆さまの平穏な生活が守られるようしっかりと審議を尽くしたいと思います。

実家終い

2023.02.15

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解体の前に

先日来お話ししていた私の実家終い。いよいよ明日から解体工事が始まるというので、最後の見納めと少し手続きのため、昨日帰郷し、今、東京に向けた帰路の新幹線の中です。

実家を終う。これまでの歴史の中では決して珍しいことではないし、特別なことではないのでしょうが、やはり、その場になると寂しいというか、何というか…。
昨日は室内の粗方の調度品を運び出した後のガランとした部屋を最後に見回りし、家の内外を写真に収め、兄と一緒に、ご近所の皆さんに工事の予定とこれまでのお付き合いのお礼を申し上げて鍵をかけました。

実家終いをすることになってから松や金木犀、樫などの高木を切り、除草などの手もかけなくなって。まだ半年も経たないのに、建物は黒ずみ庭は荒れ…。"両親の夢の跡"の朽ちる姿を見るのは本当に忍びない思いです。

しかし、3月末には次の権利者さんによりその土地は新しい住宅として活用されていくとのこと。失うことについ感傷的になってしまいますが、寂しがってばかりはいられません。

beforeまだ少しは手入れがされていた庭
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昨日の姿🥲
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今日のお昼は少し贅沢に。にしん蕎麦を京都駅で。にしん蕎麦は京都の味。実家にいた頃も年越し蕎麦はにしん蕎麦でした。久しぶりに食べる懐かしい味です。
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3月議会一般質問は

2023.02.14

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3項目を質問します

2月17日から議会が始まります。ご報告が遅くなりましたが、先日、8日は一般質問通告書提出日でした。今回は、郷里の母が骨折入院ー手術ー発熱ー肺炎ー点滴ということがあり、よもやの帰省も想定して3日に提出。結果、2番目の提出となりました。

さて、今回の一般質問は3項目を選びました。
1.年末年始の医療体制、新型コロナウイルス感染症対応体制について
2.職員の最高のパフォーマンスを引き出す職場環境について
3.第2期「まち・ひと・しごと地方創生総合戦略」の成果について

1.については、前提として医療体制や感染症対策は、国や都道府県知事の所掌であり、一般の市区町村に裁量の余地は少ないです。ただ、年末年始の私のコロナ陽性経験と年末年始に発熱したという市内の複数の知人からの"年末年始は発熱外来や検査を受けてくれる医療機関が見つけにくかった"情報を総合し、私たちの地域にどんな医療資源があり体制が用意されていたのかを、改めて確認しておきたいと思います。5月にはいよいよ感染症法上の類型変更が予定されています。自己で判断することが増えることもあり、まずは年末年始体制と自分の行動や対応の検証です。

2.については、時代の変化が著しい昨今、特に若い人たちの仕事に対する認識が大きく変容しています。同じ会社で下積みしたり終身雇用や年功序列的な考え方に捉われず、転職をスキルアップの手段と考える風潮が目に見えて顕著になっている。そんな社会の波に洗われているのは民間だけでなく公務員も同じです。元気な職員こそ、最高の市民サービス提供者たり。そんな視点から時代に負けない職場環境を検証します。

3.については、合計特殊出生率と人口増減という側面から人口問題を議論したいと思っています。幸手市のいろいろな計画のうち、人口問題に焦点を当てた計画は「まち・ひと・しごと地方創生総合戦略」です。この計画は3年サイクルで今は2期目の計画が推進されていますが、人口問題はなかなか結果が出にくいテーマでもあります。中でも合計特殊出生率は自治体のみならず一国の存亡を左右する数字であり、岸田政権も異次元のこども子育て対策に予算を投入するとしていますが、幸手市としてやるべきことは何か。そんなことを執行部や皆さまと改めて共有できたらと考えます。
そして、もう一つ、自治体にとって大事な指標は人口動態です。中でも、転入者数と転出者数の差である社会増減は"増"を目指したいところですが、日本全体で人口が減少していく局面にあって、人口大幅増が見込める自治体はほんの一握りです。しかし、一人勝ちはできなくとも、万策尽きるまではギブアップできない死活的課題であり、その解決に秘策はありません。地道に粘り強く、住民の幸福感をアップ。そして、"住みやすさ"を実現。結果、住民満足度が向上する。選ばれる自治体となる…。この循環しかないのです。確実に、着実に一つずつの取り組みを進化、深化、新化して行く。これまで以上に大都市が補助金政策を打ち出す中、難しさは倍増していますが、5万人のまちの寄り添い力を発揮して、幸手市という自治体の"真価"をかけて、小さな取り組みを紡いで行く。そんな提案ができればと思っています。

♥ 母について。母はその後、小康状態で、介助いただきながら流動食を食べるまでに回復というか、小康状態を維持している状態です。家族との面会も遮断され、リハビリも遠のいているので心配ですが、ここは医療機関と母の自力に頼るしかありません。

バスに乗って

2023.02.11

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雪やこんこ

昨日は夕方から大雪情報が出ていましたが、小雪程度で難なく過ごせて良かったですね。皆さまは大丈夫でしたか?

私はご案内のように昨日はバスで市役所に。実は、西🅱️コースは幸手駅から先は未踏でしたが、南、慶作、幸手団地、上高野、市役所と巡り、改めてコース作りや運転手さんのご苦労が偲ばれました。

帰りは議会が長引き西🅰️コースの15時50分発に乗れず。17時05分発の西🅱️コースで帰りました。市役所から最寄りバス停まで12分。早いです。バス停から傘を差し重い荷物を持っての自宅までの道は大変でしたが、無事帰宅❄️❄️

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庁舎建替 市長の“青写真"示される

2023.02.11

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昨日の議員全員協議会で 幸手市新庁舎建設基本構想策定に向けた基本的な考え方(=青写真)が示されました

平成24年から耐震性などの観点から懸案となっていた市の庁舎の建替問題。少し計画が遅れ気味な中、市長が3月に示すとしていた“青写真"が昨日示され、来年度予算で基本構想策定が事業化されることが明らかにされました。

市庁舎なんてどうでもいいよとおっしゃるなかれ。建築から60年を経過する現庁舎は老朽化や耐震性だけでなく、機能をアップデートする時期に、いや、もう先送りできない時期になっています。その庁舎をどうアップデートするか。市民の皆さまと未来や夢を語りながら進める、完成までに8年、10年を要するビッグプロジェクトです。是非とも皆さまに関心を持っていただきたく、今回を皮切りに、これからもいろいろな情報を発信して行きたいと思いますのでお付き合いください。

さて、市長から示された“青写真“とは何かについて。青写真の言葉のイメージはいろいろあるかと思いますが、ここでいう青写真は、基本構想策定の前段として、基本コンセプトや基本的な考え方、検討すべき内容等を、基本理念を考える土台として、市長、行政がまとめたものです。

< 幸手市新庁舎建設基本構想策定に向けた基本的な考え方>
【基本コンセプト】
将来にわたり 人と環境にやさしい庁舎

【基本的な考え方】
1.安心・安全な庁舎
2.環境にやさしい庁舎
3.人にやさしい庁舎
4.幸手らしく親しまれる庁舎
5.将来の変化に対応できる庁舎

【検討内容】
1.について
⑴地震・水害などに強い庁舎
⑵市民サービスの拠点として、安心・安全に利用できる庁舎
⑶災害時における防災中枢拠点としての建物機能を備えた庁舎
2.について
⑴太陽光などの自然エネルギーの活用
⑵LED照明などの省エネルギー設備・機器の導入
⑶建物の長寿命化・維持管理費用の低減
3.について
⑴利用しやすい窓口配置やわかりやすい導線の確保
⑵ユニバーサルデザインに対応した庁舎
⑶機能的で効率的な執務環境
4.について
⑴まちづくりの拠点となる新たな公共空間の創設
⑵人が集い賑わいや交流を創出
⑶街の魅力を発信できるPRスペースの確保
5.について
⑴将来の変化に対応できる庁舎
⑵DXの推進・行政ニーズの変化に対応できる可変性、汎用性を備えた庁舎
⑶関連施設の集約化・複合化
⑶既存公共施設との連携

となっています。これは様々な内部検討を経てまとめられたものですが、これが最終形ではなく、今後はこの基本的な考え方をたたき台として、建設場所、規模、今後のスケジュールなどを、市民の皆さまや専門家を交えて、基本構想の中で決めて行くことになります。

私の感想としては、
1.2.については恐らくこれからの庁舎の標準となる考え方かと思います。3.についても今でも求められる課題ですが、幸手市の場合は老朽化故に機能を追加できていないエレベーター設置や手狭で過密な各課の配置などの解消が期待されます。
私が注目するのは4.と5.です。コロナ禍によって加速した社会の変化や幸手市らしさが反映される項目であり、集う、賑わい、交流をどうリメイクするか、モデルチェンジするか…。市民としっかり合意形成をして欲しい検討内容です。
また、5.については可変性や汎用性、施設の集約、複合、連携は重要な視点です。DXの進展で役所に行かなくてもオンラインでできることは増えてきます。どんな機会がオフラインとして残るのか。社会の動きや将来が不確実、不透明な状況だからこそ、幸手市というコミュニティに住む住民や関わる人たちの議論が尽くされることが大事です。

市長・執行部の説明の後、質疑応答の時間があり、多くの議員が指摘したのが財政についてでした。市長からは、財政が厳しい状況にあっても夢を実現するために市一丸となって進めていくとの決意と、財政担当部長からは起債残高を見極め、市民サービスとのバランスを図りながら進めるとの覚悟が示されました。

♥私も事業の工期についての考え方や幸手市公共施設個別施設計画との整合など、今、聞いておくべき数点を確認しました。

♥♥最後に、本当にこれから市役所に求められる機能とは何かを私ももっともっと考えていきたいと思います。平成、令和に生きる幸手市民の一世一代の大事業です。皆さまとも意見交換できたら嬉しいですね。地域の小さな勉強会なども開催して行けたらと考えています。その節は是非ともお付き合いください✨✨

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