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「平成25年度幸手市予算編成および施策に関する要望書」提出
11月20日、会派「先進」としてまとめした上記要望書を市長に提出いたしました。
要望内容として、「幸手市総合振興計画」(市のまちづくり施策の骨格を決める計画で、前町田市長の在職時に策定されたもの)の項目に基づき、7分野63項目を掲げました。
会派「先進」として、これからの議会活動の中でしっかりと訴えていきたいものばかりです。
具体的(主なもの)なものとして、
・防災・災害対策の充実
・通学路の安心・安全確保
・保育所や学童保育の充実
・小児医療・救急医療体制の充実
・障害者・生活保護受給者の就労支援
・産業団地や幸手行西口地区土地区画整理事業の促進
・交通渋滞の緩和、生活道路の整備、ふれあい散策路の整備の推進
・生活の足を持たない交通弱者への対策
・いじめ・不登校問題、学校環境・学び環境の整備
・文化財の保護・活用
・青少年のスポーツ・文化活動支援の充実
・商工・農業振興対策の促進
・セクハラ・DV/ストーカー、虐待の対する対応強化
・財政健全化の更なる推進と新指針の策定
・市税徴収率向上
・市民との協働の推進
・職員の大量退職によるサービス低下の回避
など、どれも私たちの生活に密着したものばかりです。
市長室で提出を済ませた後、副市長も含めて少々懇談の時間がありました。その中で、私は、幸手市のおかれている状況をどう捉えているのか、市長に問いました。
その答えの中で市長からは「財政は厳しい。市税収入が上がらない中で、今後、大型事業や庁舎・道路橋梁などの耐震化工事などを行っていかなければならない。投資的経費を今以上に予算化するのは困難。幸手市は合併に失敗して元気を失った。経済は”気持ち”。気持ちを明るくするような、5万4千人だからできることをやって、人の気持ちを元気にしていく」(要旨)との発言が。
経済や財政に関する考えは同感ですが、投資的経費を投資しないというわけにもいかないでしょう。そしてです。合併に関しては、当時の合併をめぐる状況を覚えていらっしゃる方、どうですか。あの頃、現渡辺市長も合併をめぐるすったもんだの渦中で「市議会議員」として私たちとは違う行動をとっておられたわけですよ。あの頃の混乱を思い出すと、「合併できなかった=元気を失った」と簡単に総括してほしくない気持ちになってしまいましたね。
が、しかし、事実、私たちはまだこれからしばらくは5万4千人の市民で頑張って行かなければならないことは確かです。
最後に木村代表が「圏央道、産業団地、西口整備はプラス要因。これから勝機となる余地は十分ある。優先課題にしっかり取り組んでいきましょう」とのまとめの?発言をし、私たちは市長室を退室いたしました。
会派「先進」は、議員として一筋に、複雑化する私たち市民の生活の様々な問題にしっかり対応して参る所存です。みんなで心豊かな幸手市を築いていきましょう。皆さまにはこれからもご支援ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
また、何かお困りのこと、ご意見などを是非、お寄せくださいますようお願い申し上げます。