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自民55議席・公明13議席
昨日の参議院選挙投開票の結果が昨夜からテレビで、新聞朝刊で報じられています。
今朝の新聞各紙の一面は、
◆日本経済新聞
「与党、改選過半数」
改憲勢力2/3に迫る 民進苦戦、共闘及ばず
◆朝日新聞
「自公改選過半数」
改憲4党 2/3の勢い 民進・共産、伸び悩む
◆埼玉新聞
「関口、大野、西田氏当選」
参院選埼玉選挙区 自・民・公が議席維持 共産伊藤氏ら及ばず
と、ほぼ同調。
埼玉新聞は、県内投票率は前回より0.73%増の51.94%。国政選挙で初めてとなる「18歳選挙権」が導入されたが、大幅な押し上げにはつながらず。市町村別では、最高は町長選と同日選となった鳩山町が68.77%、東秩父市が65.80%、皆野町が62.79%。もっとも低かったのは、松伏町の44.98%、八潮市の47.46%と報じています。
幸手市選挙管理委員会(HP)によると、幸手市は有効投票22,228票で、投票率は51.05%。
県選出議員選挙の候補者では、
当 関口まさかず氏(自由民主党) 6,951票
当 西田まこと氏(公明党) 5,708票
当 大野もとひろ氏(民進党) 4,200票
伊藤岳氏(日本共産党) 2,924票
沢田良氏(おおさか維新の会) 1,454票
佐々木知子氏(日本のこころを大切にする会)899票
小島一郎氏(幸福実現党) 239票
朝日新聞社の出口調査(比例区)では、18・19歳の半数が自公に投票。その他、年代ごとにみると、若年層ほど与党に投票し、年代が上がるほど野党の割合が増える傾向があったということです。
一方、投票する際に重視した政策は、
①「景気・雇用」28%、②「社会保障」15%、
③「憲法」14%、④「子育て支援」13%、
⑤「消費税」11%、⑥「外交・安全保障」8%
今回の選挙では18・19歳の選挙権、「改憲・護憲派」論争などの話題のほか、都道府県単位の選挙区の「合区」が導入されました。鳥取と島根、徳島と高知が1つの選挙区になったワケです。私はちょっと疑問を感じます。それでも一票の格差は今回もまだ是正されていないとする弁護士グループが「選挙無効」を訴えているという事ですが、人数だけに注目して合区=格差是正とするのは正しいのでしょうか。鳥取も島根も高知も、東京より広い面積を有する県です。候補者が選挙区を隈なく地域を回るだけでも大変で、候補者の声を一度も聞かないまま投票する有権者が増える可能性はないのか。「一票の格差」を人口のみで考えるのは少し合理的過ぎるような気がしますが、皆さま、いかがでしょう。