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6月議会報告その4

2021.06.12

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会派の動き

6月10日、会派に動きがありました。
無所属だった枝久保議員が会派自民党に合流、会派名は「自民党市議団」に。会派代表は木村議員から藤沼議員に変更。
坂本議員を含め、4名の会派は幸手市議会では最大会派です。

この他、新政会も今議会から代表が小林英雄議員から本田議員に替わっています。

6月議会報告 その3

2021.06.12

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一般質問まとめ

少々日にちが空いてしまいましたが、一般質問2項目のまとめをご報告します。

【人口問題、移住・定住政策の推進について】
今回の質問で私が強調したのは、市の施策の遂行にはこれまで以上に市民生活に寄り添い、現状を深く分析する必要性があるということです。「なんと当たり前なことを」とお感じになる方もあるかと思います。

しかし、国が推定する2050年代日本の人口1億人以下、そして、幸手市が想定する2060年人口34,000人の社会とはどんな社会なのか。誰もその実体を完全にイメージすることができない中、市民の暮らしに変化の兆候を感じる機会が増えている昨今、市民生活の激変緩和と時代に合った構造的なまちづくりは自治体経営のもっとも重要な役割であり、時宜を逸せず施策を打っていくことが欠かせない。そして、施策のベースは人口動向の分析だとして、幾つかの事例を示して、早急に深く分析・検証するべしと訴えました。

「市政一新」「未来志向のまちづくり」を公約とする木村市長が誕生してからもうすぐ2年。就任初っ端の前市長の広島事件の後始末に始まり、幸手市初の避難勧告が発令された台風19号、紆余曲折を経た副市長任命、コロナ感染症対策など、課題を乗り越えながら、市民の安全安心生活が守られてきました。昨年は消防幸手西分署の救急ステーション化の成果も。
しかし、市民生活の変化は静かに、確かに進行しています。いち早くその変化に気づき、できる限り早急に必要な手立てを講じる。それにはさらに深い分析のできる体制を整えることと、合わせて、地域によって課題も人口密度も年齢構成も違う市域全体を一括りにするのではなく、地域ごとのエリアマネジメントをしっかり行っていくこと、そして、新たな移住、定住対策で地道に人口減少に歯止めをかけることを提案しました。

人口減少期の日本にあって幸手市だけがこれを免れることはできないかも知れませんが、しかし、東京圏にあって比較的災害の少ない幸手市の個性をもっと磨き上げて行く。「幸手市に住んで良かった」という市民をどうやって増やしていくか。選ばれる自治体になるには何が必要か。今回の議論を通して、この必要性と危機感を執行部と共有できたと私は感じています。

♥私もより研鑽し、より効果的な行政で市民生活が守られるよう市政のチェックに努めたいとの思いを深めた次第です。皆さまのお声を聞きながら進めてまいります。皆さまにには今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。