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実地訓練の様子より
午前中、職員の避難場所開設訓練を見学して来ました。先のブログにも書きましたように今日は、地震想定の訓練で、8時に職員の安否確認メール送受信訓練(全職員)があり、その後、市の災害対策本部が幸手小学校を避難場所に決定。それをうけ、避難場所運営班の職員が徒歩で移動して来たところから私たちの見学は始まりました。途中から市長と副市長が合流。簡易ベッドやテント型のパーティション、簡易トイレなどの備品の組み立てや資材の確認が行われました。議員の見学者は私を含めて4人でした。
今日は避難場所運営班の全員が集合していましたので職員数は多かったですが、実際に災害時に避難場所に派遣される職員は2名?応援職員数名と決して多くはありません。大雨などが重なると冠水や排水ポンプの稼働などの別働班にも人員が割かれます。訓練最後、木村市長からも、市民と協力しての訓練の大切さが語られていました。
以下は今日の訓練の様子です。
♥断水、電気不通、ケータイも繋がらないという悪環境での避難生活は、いくら職員の練度が増してもなかなか厳しいと感じました。ガスの供給もストップするという被害想定では家にいても何もできませんが、簡易ベッドやテント型のパーテーション、簡易トイレも一定程度整ってはいても、やっぱり不自由なことやプライバシー保持の難しさは否めません。命の危機を感じたら迷いなく避難をする一方、「いざ、その時」の選択肢を広げるためには、普段から「避難しなくても良い環境作り」を心がけることも欠かせません。ぜひ、ご家族と避難行動について話し合ってみてください。