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防災訓練2

2021.06.29

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実地訓練の様子より

午前中、職員の避難場所開設訓練を見学して来ました。先のブログにも書きましたように今日は、地震想定の訓練で、8時に職員の安否確認メール送受信訓練(全職員)があり、その後、市の災害対策本部が幸手小学校を避難場所に決定。それをうけ、避難場所運営班の職員が徒歩で移動して来たところから私たちの見学は始まりました。途中から市長と副市長が合流。簡易ベッドやテント型のパーティション、簡易トイレなどの備品の組み立てや資材の確認が行われました。議員の見学者は私を含めて4人でした。

今日は避難場所運営班の全員が集合していましたので職員数は多かったですが、実際に災害時に避難場所に派遣される職員は2名?応援職員数名と決して多くはありません。大雨などが重なると冠水や排水ポンプの稼働などの別働班にも人員が割かれます。訓練最後、木村市長からも、市民と協力しての訓練の大切さが語られていました。

以下は今日の訓練の様子です。

8:38 徒歩組の職員続々到着 訓練開始
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市長、副市長合流 簡易ベッドの寝心地を確認する市長
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簡易トイレ 
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♥断水、電気不通、ケータイも繋がらないという悪環境での避難生活は、いくら職員の練度が増してもなかなか厳しいと感じました。ガスの供給もストップするという被害想定では家にいても何もできませんが、簡易ベッドやテント型のパーテーション、簡易トイレも一定程度整ってはいても、やっぱり不自由なことやプライバシー保持の難しさは否めません。命の危機を感じたら迷いなく避難をする一方、「いざ、その時」の選択肢を広げるためには、普段から「避難しなくても良い環境作り」を心がけることも欠かせません。ぜひ、ご家族と避難行動について話し合ってみてください。

防災訓練

2021.06.29

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避難場所開設訓練

沖縄地方で50年に一度の記録的な豪雨となっているとの報道が。関東圏も一昨年10月に利根川の水位上昇による「避難勧告」が発令されたことが記憶に新しい出来事です。

幸手市では一昨年の台風19号の避難場所開設にスムーズさを欠くなどの反省点、市民の皆さまからの多くのご指摘がありました。そして、この1年半、様々なマニュアルの整備や防災備蓄品の補充などに努めてきましたが、今日は職員による避難場所開設の実地訓練が行われます。

一般の市民の方のご参加は叶いませんが、私たち議員の見学が許されていることから、私はこの1年半の成果の確認を目的に見学をする予定です。詳細は後ほどお知らせいたします。

折しも今日は雨の予想です。一昨年の避難勧告発令以降、国の「避難のタイミング」が見直されています。自分は"その時"どう行動するか。皆さまにはご自身の行動や家族の安否確認などを今一度ご確認を。

【警戒レベルと避難のタイミング】
レベル1 早期注意情報 …災害への心構えを高める
レベル2 大雨・洪水・高潮注意報…自らの避難行動を確認
レベル3 高齢者等避難…避難高齢者らは危険な場所から避難
レベル4 避難指示…危険な場所から全員避難
レベル5 緊急安全確保…命の危険直ちに安全確保

※警戒レベル4までに必ず避難しましょう。

♥今日の訓練は地震想定です。