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消防西分署問題

2020.05.26

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幸手消防西分署に関する市長報告

先日18日の議員全員協議会は、市長から西分署の存続協議の現状報告がありました。遅れ馳せながら皆さまにお知らせいたします。

【18日の市長報告】-趣旨要約-
❶これまでの経緯
東部消防組合は人口45万人の身体・生命、財産を守ることを目的にH24年近隣4市2町が調印、協定書で運営を計画。その後、H30.7.25、正副管理者会議で合理化案(4署所廃止を含む)の協議を開始。今日に至っている。
❷現在
H31年から合意を得たことから順次合理化案を予算に反映。西分署存続は私の公約。廃止は受け入れられない。市民の安心安全のために、市民の期待に応えなければならないと考えた。幸手市は組合の中で広域化のメリットの最大化を目指す。そのため、今年2月の正副管理者会議で「前に進む合理化協議」を求め、以下、3点を要望、確認した。
①幸手市の現状維持
②組合の合理化考慮した一歩前進した議論
③組合の全体像に照らし、根拠を把握した合理化案の協議推進

そして過日5月14日、正副管理者会議で「西救急ステーション化案」が提案され管理者からコメントを求められる。「幸手西分署存続の声は大きい。市民の声に耳を傾けつつ、適切に対応したい。議会へ報告し、考えをまとめたい」として案を持ち帰り。本日の報告に至る。

凡そこのような説明でした。私は請願の紹介議員として、理ある民意が市長を後押ししたと考えます。具体案の説明後、議員にも発言の機会あり。私は「市民請願の本意に鑑み、結果に100%満足ではない。が、廃止案の俎上にあった西分署について管理者間協議で改めて、署所存続自体を合意に導き、市民の最大の不安である救急体制の維持を実現させた木村市長の尽力を評価。私は7115名の民意が今回の結果を下支えしたと考える。加えて市長には、今後もさらに可能な限り市民のための交渉を継続いただくようお願いしたい」旨発言。議員間の温度差や意見の不一致さも見受けられましたが、今はまだいろいろな議論はあって当然です。

【その後の動き】
請願代表・後援者によると、市議会決議が組合に届けられた後もさらに署名活動を続け、去る5月20日、組合に対して、当初からの計画通り市内区長・在職者等63名の署名こをもって、市議会請願よりより広域化の視点を加えた要望を提出したとのこと。今日、住民にも自治会回覧でその報告がありました。コロナ緊急事態宣言等もあり、第二弾の署名取りまとめにはご苦労があったとの後日談も聞いています。地域の生活環境の維持向上に最後までご尽力されていること、本当にお疲れ様です。
報告に掲載された"組合議会傍聴記"を見ると、西分署の地盤沈下や訓練塔の利用不能などを問題とする、存続を否定するともとれるような質問もありその本意を察しかねるところですが、これには「全く支障ない」との組合答弁。安堵です。

【今後について】
今後の交渉を見て市長から然るべき時期に然るべき方法で住民の皆さまへの説明がなされることになるでしょう(コロナ三密回避等もあり方法はまだ未定です)。市議会議員としては、目標を持って頑張っている市長を支援するしか出来ませんが、市長には、唯一幸手市の交渉窓口として、組合全体を俯瞰し、幸手市民の安全安心確保に、今後もさらによりよい結果を得るべく最後まで粘り強く頑張っていただきたいと思います。

♥私たち幸手市民は東部消防組合の組合員です。組合は私たちの手の届かない行政ではありません。最後まで最善を尽くす。それあるのみです。
♥♥紹介議員として、請願代表からの住民報告に先んじてのお知らせを控えておりました。ご報告が遅くなりましたがご理解のほどお願いいたします。

6月議会一般質問

2020.05.23

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6月議会松田まさよ一般質問 質問項目

いよいよ6月議会が始まります。国の地方創生臨時交付金を含む大型コロナ対策などの議案の提出が予定されています。一般質問は、新型コロナウィルスの感染防止を考慮し、下記の事項を議員全員で確認。

【議運での確認事項】
1. 6月定例会の一般質問については「幸手市議会申し合わせ事項」にかかわらず、今回に限り、質問時間を30分以内とする。また、一般質問の項目は会派内での重複がないように調整するとともに、極力3項目以内となるよう努めるものとする。

【松田まさよ一般質問】
~以下の2項目を取り上げました~

1.防災対策の強化について
先日このブログでもお知らせした衝撃的なコメ泥棒被害を中心に、幸手市内全域の空き巣等も含めた侵入窃盗被害・検挙状況、市の対策強化をどう考えるかを確認するつもりです。防犯の最大の抑止は検挙です。地域を守る議論をしたいと思います。

2.防災対策の強化について
台風19号を受けて、避難所・避難場所開設マニュアルの作成が約束されていますが、未だ報告がないまま、また雨の時期を迎えます。マニュアルは作ってからがスタート。地域の自主防災組織や自治会や関係機関・者との連携には時間が必要です。さらに、新型コロナウィルス感染症の発生で、これまでの災害対応に加え、新たに感染拡大防止(三密状態)の回避等への備えが求められる状況に。対策について市の考えを確認する予定です。

♥「コロナ🦠の質問はしないの?」と思われるかも知れませんが、6月議会では、まず、議員全員協議会で市のコロナ対策の経過報告が予定され、また、4月から私は市に対して都度意見書を出してきました(市議会ルールに則り)が、その意見書への回答も予定されており、コロナ対策関連については、それらを聞いた上で、6月議会の議案審議の中でしっかり議論していくつもりです。

♥♥取り上げた2項目は、実は昨秋からの宿題であり、災害や防犯の綻びは市民や住民の日常生活の安全を脅かすもの。防災、防犯は安全な街づくりの根幹。次に起こらないための対策は必至。安全な地域を守るための2題です。

月曜日は全員協議会

2020.05.16

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5月18日は2つの議会会議が開催されます

久しぶりの集まりです。
❶9:30〜 幸手市議会新型コロナウイルス支援本部役員会
❷10:00〜 議員全員協議会

❶は、会派の代表(支援本部役員)によるコロナ関連の協議です。わが会派幸手市政クラブは武藤代表が出席。
❷は、市長から議会に何某か報告があるとのこと。詳細は18日以降、皆さまにご報告いたします。

6月議会は特別方式で

2020.05.11

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5月8日開催された議会運営委員会において 新型コロナウィルスの感染防止を考慮し、以下のことが確認されました

1. 6月定例会の一般質問については、「幸手市議会申し合わせ事項」にかかわらず、今回に限り、質問時間を30分以内とする。また、一般質問の項目は会派内での重複がないように調整するとともに、極力3項目以内となるよう努めるものとする。      以上     

本会議場は傍聴席も間隔を置いての座席となり、いつもよりご入場を制限することになるかと。また、答弁者の執行部についても質問に関係する部長のみが着座する方式となる予定です。密な状況を回避しつつ、できる限り通常機能を果たすべく開催される予定です。

コロナ災禍への緊急対応が最優先課題としながらも、中期・長期的に取り組まなければならない課題も山積です。目的は市民の皆さまの幸せの実現です。肝に銘じて取り組みたいと思います。まずはご報告まで。

6月議会に向けて

2020.05.06

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6月議会最大の決め事は

新型コロナによる緊急事態宣言で国民生活が自粛を求められる中、多くの皆さまのご協力があって、幸手市でも大きな混乱なくGWが過ぎようとしています。

まさに国民の団結力ですね。そして、早いもので新型コロナ感染が問題化してから半年が経過します。その間も地球は回り、季節は巡り、花は咲き。今、幸手市では田植えのシーズン真っ盛り。未知の感染症とはいえ、この間、いろいろな治験も積み重ねられているはず。後もう少し、頑張って参りましょう。

さて、議会も通常ならGW明けは6月議会の準備時期となりますが、今年の6月議会は恐らく通常通りとは行かない。「3密」を回避しながらどのように「正常な役割」を果たすか。連休明けの議会運営委員会でその辺の協議がなされる予定です。

さて6月議会がどのような運営となっても、6月議会の大きな決め事の一つは副市長人事だと私は思っています。ビックな事業から小さな事業まで。市の仕事は住民と共にあり、主人公の市民の幸せ実現が全てです。
しかし、5万人の住民の幸せの実現のためには複雑な方程式が必要で、その式を立てるのは大変な作業です。その中心にあって市長を補佐するのが副市長です。副市長が果たす役割はとても大きいのです。

事業執行に論理破綻はないか。解けない計算方法を選んでいないか。無理やり「チカラづく」解決は言語道断。エビデンスは論理的に組み立てられているか。市民にとって公平性は保たれているか、などなど…。市長と行政の間にあって、大所高所にチェックをし、事業を推進する潤滑油となるのが副市長です。

さらに今年は新型コロナ対策というイレギュラーで優先度の高い事業を執行しなければなりません。これまでとは全く違う方程式を早急に整えなければならない。このような重大局面を前に、市長を補佐する副市長がいない。市長も大変ですが、市民にとっても不幸です。市長が確実に事業を執行するためにも、副市長不在は早急に解決する課題だと断言します。

ではなぜ、副市長人事が就任から半年以上もずれ込んでいるのか。結果として言えるのは議会の承認を得るのが困難だったからです。いろいろな見方やウワサはあるでしょうが、市長も努力をして来られた。しかし、決まらなかった。

先にも述べたように、副市長とは市長の「懐刀」であり「相棒」であり女房役とも言われます(女房という言葉の意味は多様化していますが)。必要だから役職があり、皆さまの税金からお給料が支払われる(市民が雇う)。6月議会で是非決まって欲しいし決めなければならない重要案件です。

♥新たな情報はこのブログでもお知らせいたします。共有して参りましょう。

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