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12月議会 常任委員会の様子

2024.12.15

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幸手市議会 残すは閉会日のみに

早いもので12月議会も20日の閉会日を残すのみとなりました。政府の補正予算は13.6兆円とのことですが、幸手市の一般会計は、補正予算第6号(1億3646万円増)により、歳入歳出予算は192億3311万円となりました。補正予算の多くは民生費で予算の61%は国や県の支出金、市の一般会計からの支出は約28%です。

さて、閉会日には本会議場で議案採決が行われますが、今議会の各常任委員会では、市長提出議案のうち組織改編に関する条例案や使用料改定に関する条例案について、異例の否決が相次ぎました。以前から、私もこのブログで判断の難しい議案がたくさんあるとお知らせしていましたが、採決結果も含め、市民の皆さまのご理解の一助となるべく、本会議での採決前ですがまず、委員会の様子、私の見解、考え方などをお知らせし、議案の可否も具体的に掲載したいと思います。(議案番号は省略)

今議会の採決トピックスは、
①部設置条例 →否決
②手数料改定条例 →可決 使用料改定条例 →否決
③学校統廃合による東小中学校設置条例 →可決
④指定管理者更新 →可決
⑤請願採択 →採択  です。

①については、組織機構改編に伴う条例改正です。
組織機構改編のチェックポイントは、部や課とは組織の人と金を配分する受け皿であり、その受け皿が真に効率的で効果的な成果をあげる仕組みとなっているかです。例年と比して今回の改編は斬新な故か、委員の判断もばらつきました。私は、時代の変化に対応しようと試みる企図を総合判断し賛成としました。しかし、委員会では賛成少数となり原案は否決となりました。

因みに、今回の機構改編で争点となったのは、
1.「建設経済部」を「まちづくり推進部」に名称変更。同部に新たに「土地利用推進室」を設置し、重大事業を集約。今年度改編で設置した「事業推進担当」は発展的に解消。
2.総合政策部財政課に財産の管理に関することや庁舎など公共施設のアセットマネジメント部分を移管。同じく総合政策部に新設する地域振興課に現在の商工観光課を解体して商工業、観光に関することを移管する、など。

②については、
過去16年間改定して来なかった公共施設の使用料と証明事務などの手数料の改定議案です。自主財源である手数料や使用料は今、多くの自治体で見直しが行われています。見直し手順の丁寧さは其々の自治体でまちまちですが、幸手市の場合、残念ながら、今回の議案上程はあまりに議会や市民への説明に丁寧さを欠く性急なコトの運びであり、多くの議員がそれに苦言を呈し、使用料改定議案はことごとく否決されることになりました。
自治体の大切な財源である使用料は、「受益者負担」や「利用者と非利用者の負担の公平性」などの観点が強調されがちです。確かに、公共施設の維持管理に多額の費用がかかる現状、使用料で賄えない費用は非利用者の負担で賄うことになるというロジックにおいては、行政課題として見直しは必要とも言えますが、しかし、具体的な金額を論じる前に、もっと広角的な議論と丁寧な説明が必要でした。生煮えな議論での使用料改定では私たちも皆さまに説明できません。今回の改定は私もその性急さ故に見送りと判断。反対しました。
因みに、使用料で原価の費用を賄うという発想では、いくら使用料を上げても追いつかない中で、しかし、これまで500円だった集会施設の使用料が突然、50%の値上げが決まりましたからと750円になったり、公民館、ウエルスなどいろいろな館に設置されている調理室が館によって1時間390円、220円、300円、450円とバラツキがあるなどを見ても、使用料を算出する算式や条件はもっと検討が必要だと私は考えます。減価償却費を原価に含めるのもよくよく検証が必要です。物価や人件費高騰を吸収し切れない。どうしても改定が必要だというなら、十分な説明と共に仕切り直しを。
一方で、市民の皆さまにご理解頂かなければならないのは、使用料の見直しはいずれ必要な課題であるということです。よろしくお願いいたします。

③については、
東中学校区は東中学校と3つの小学校が統合され、幸手市で初めてとなる「義務教育学校」として再出発することに。新学校の名称は準備委員会さんによりたくさんの応募の中から「幸手東小中学校」に決定。令和9年4月開校に向け、さらに準備を進めるために学校設置条例を改正します。委員会では賛成多数で可決されました。

④については、
指定管理者制度の更新にあたり、市が評価した優先交渉者が承認されました。3件ともプロポーザル方式の随意契約で、プレゼンテーション審査の評価により候補者となった団体です。
放課後児童クラブは応募3社の中から、シダックス大新東ヒューマンサービス(株)さまが、幸手市立図書館は現在の指定管理者である(株)図書館流通センターさまが、平須賀南公園外4公園は昨年度までの管理者であるパークマネージメント3さまがそれぞれ承認されました。
今回は議会への資料提供として、募集要項や仕様書などとともに評価結果も公開されスムーズな審議となりました。

⑤請願については、文教厚生常任委員では採択との結果となったようです。私は当委員会の委員ではありませんが、復活には多額の費用とランニングコストを要することを踏まえると復活は難しいと考える半面、幸手市の中長期財政シュミレーションが3月に出されるタイミングとしては、まずは市民の要望の一つとして事業化の如何を改めて検討俎上に載せることはありかなとも。閉会日の文教厚生常任委員長の委員長報告を参考として最終決定をしたいと思います。

♥長くなってしまいました😆
各条例案と委員会採決結果は次号でお知らせいたします。ご関心のある皆さまにはお立ち寄りくださいますよう。よろしくお願いいたします。

政府補正予算審議入り

2024.12.11

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13.9兆円規模 半分は国債

国の2024年度補正予算案が9日、衆参両院の本会議で審議入り。家計支援として住民税非課税の低所得世帯向け給付金を含め、歳出の経済対策経費は13.9兆円に。

大きな金額です。支出は、来年1月以降も継続するガソリン料金への補助金1.3兆円、電気・ガス代補助に3千億円。能登半島の復興費に2700億円など。歳入は、税収の上振れ分や税外収入や剰余金を充当。不足する分6.7兆円は国債を発行して対応するとのこと。

衆議院本会議では、野党から「過大な財政支出ではないか」との指摘もあったとか。国民民主党は年収の壁の引き上げを手球に補正予算で駆け引き。財務相は「国民が安心と安全を感じられる未来を創る予算だ。一刻も早い成立を」と強調していると埼玉新聞。

♥世界のあちこちで新たな不安や不穏な争いが次々勃発する中、何が正しいのか判断がつかないことが増えています。国民としては日本の安心や安定は政府の舵取りに委ねるしかありませんが、国会の審議を見守りたいと思います。私たちも自らの生活防衛と、基礎自治体としてできること、やるべききとをしっかり判断して行かなければなりません。

総務常任委員会

2024.12.11

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今日から委員会が始まります

前回の更新が11月28日。今日はもう12月11日になってしまいました。いつものことながら更新が滞り申し訳ありません。

さて、議会は開会から一般質問、質疑が終わり、今日は総務常任委員会です。今議会はいろいろ懸案の案件が多く、判断の難しい議案があり。また、ご報告いたします。

♥11月28日にお知らせした消防フェスタの他にもいろいろなイベントが盛りだくさんに。写真は消防フェスタ、子育て応援まつりの様子です。消防フェスタは初めての試みながら、本当にたくさんの親子連れで賑わっていました。いろいろな体験コーナーもあり。子育て応援まつりは私もボランティアサークルの一員として参加。小さなお子様たちと楽しい一日を過ごしました。
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♥♥あちこちのイチョウや桜の葉っぱも落ちて寒さが増してきましたね。コロナの罹患も続いています。今年も後わずか。皆さまにはお身体に気をつけてお過ごし下さい。

消防フェスタ

2024.11.28

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埼玉東部消防組合からのお知らせです

埼玉東部消防組合議会議員に以下のお知らせがありましたのでご案内いたします。

消防フェスタ@久喜消防署 
 11月30日(土)10時〜15時

お時間とご関心のある方はぜひ、ご参加を。
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12月議会日程

2024.11.28

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いよいよ明日から12月議会です

明日から12月議会です。日程をお知らせいたします。今回の議案は条例関係など深慮しなければならない内容も多く、勉強や調査で胃の痛む毎日です。

11月29日(金) 開会
12月2日(月)〜4日(水) 一般質問
12月10日(火) 議案に対する質疑
12月11日(水) 総務常任委員会
12月12日(木) 文教厚生常任委員会
12月13日(金) 建設経済常任委員会
12月20日(金) 閉会

どの日程も午前10時からです。

♥寒さが増しています。皆さまにはお身体に気をつけてお過ごしください。

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      市役所から西の空を望む

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